3歳10か月の子供に読み聞かせました。
息子は幼稚園ではなく、保育園に通っているので、「幼稚園」を全て「保育園」に読み替えて読んであげました。
今年の4月から年少さんになりましたが、あまり保育園は好きではないうちの息子。それに物心つく前から保育園児で、初登園のドキドキ感にはあまり共感しないかな?っと思っていましたが、どうしてどうして、すっかりお話に入り込んでました。
私が少しためらいながら「あ・そ・ぼ」と読む場面では、最初息を詰めて聞いていました。そして、その場面がお気に入りになり、何回も何回も読んでいました。何回も読むうちに、息子の口から出てきた言葉がタイトルの言葉です。保育園好きなんて初めて?聞いたかも(^^)。
何回もリクエストされ、何回も読んでいる中で、息子にふと質問してみました。
「何で、いつも『あそぼ』て言っても断られてるか、わかる?」
「・・・・・」
「その時みんな、何してる?」
「・・・・・」
「積木が出来上がってから、お話が終わってから、お歌が終わってから『あそぼ』って言ってたら、断られなかったかもしれないね」
「うん」
少々コミュニケーションに弱さをもつ息子に、説教くさくなく、「人に声をかけるにはタイミングも大事なんだよ」ということが少しでも伝わっていたらいいな。。。
集団の中で生活していく上でとても大事な、コミュニケーションをとる時のポイント。それを、それとなく子供に伝えることもできる絵本です。