楽しい声。はずむ音がいっぱい。
でも、ぼくには、大きな音になって響くんだ。
主人公のぼくは自閉症で、うまくまわりと関わることができません。
それでも、自分の存在に気付いてほしいと願う。
きっかけは、一枚の紙。
紙飛行機を飛ばすことによって、みんなに見つけてもらいます。
自閉症の子のことを、理解するのは難しい。
特に、子どもならなおさら。
平気で相手を傷つけたりしてしまう。
とっても難しいことだけど、
その子に寄り添って、共有することが大切だと、
教えてくれています。
まわりに、ちょっとみんなと違う子がいても、
それは、ひとつの個性として理解し、寄り添っていけたらいいですね。