面白い発想の妖怪「ガマ」が登場しました。
石が変化する付喪神的なものではなく、石の中に妖怪が住み着いたという感じですかね。
このガマが、みんなの生気や身体そのものを吸い込んで自分のエネルギーにしてしまおうとするとき、
「ずーずーずー」ってものをすするような音を立てるのですが、そこが、私はたまらなくよかったです。
ガマの口の中にいろんなものが吸い込まれていくところも、見ていてドキドキして面白かったです。
このシリーズの良いところは、最後は必ずおひさまが出てきて
「ぴ、かん かーん!」を、悪者を退治してくれ、大円団を迎え気持ちよく絵本を閉じることが出来るところです。
おススメです。