欲張りな猫が友だちのオウムをぺろりと飲み込んだのを皮切りに、道行く人たちをどんどん飲み込んでいきます。
あんまりたくさん飲み込んでパンパンに膨らんだお腹を、最後に飲み込んだ二匹のかにが・・・。この先は想像がつきますよね。
ぞうの行列まで飲み込んでしまう欲張り猫のスケールの大きさや、道行く人たちに対して切る啖呵(というのかな?)がとっても偉そうなところがなかなか笑えます。
子ども達は、何度も繰り返される猫の暴挙に腹をたてながらも、次はギャフンと言うかもしれないぞという期待感で、先を楽しみにしながら聞いています。
似たようなお話が他にもありますので、どこかで聞いたような気がするところが、「この話、知ってるかも」と耳を傾けさせる一つの要因にもなっています。子どもって結構知っている話を聞くのが好きですから。
園児から小学生まで幅広く楽しめるお話です。