眠れない人のもとへやってきて、「ネムレナイノカ」といってあらわれたおばけの名前は、「ウデマクラー」。
名前のとおり枕になっている腕をかしてあげるやさしい?おばけ。でも、「イッショニネテヤル」とちょっとえらそう。
それに、彼のいびきがうるさくてみんな余計に眠れない。
ある日、ひとりでさびしそうなおばあさんを見つけます。どうやら眠れない様子。
さあ、おばけの出番です。
さびしかったおばあさんは、大喜び。
おばあさんは、おばけのおおいびきでも、とても気持ちよくねむったのです。
おばけは、うれしくなって、次の日も次の日も、おばあさんのところに現れます。
そして、ある日・・・
意外な展開をむかえます。
最後は、心温まるお話で終わります。
とても、すてきだなあと思いました。
娘は、「ウデマクラー」にはまっています。
「一緒に寝たいから、ウデマクラーこないかな。」
私は、毎日主人のシャツをウデマクラーに見立てて、娘を寝かしつけています。