コップの牛乳を僕が飲めば,牛乳はなくなったように見えるけど,そうじゃなくて僕の体の中にいて,僕の体を作ってくれる.
本だって読んだら僕の頭の中に入って僕の心を作ってくれる.
言葉だって,言ってしまえばすぐに消えちゃうけど,うれしかった言葉,ショックだった言葉とか頭にしっかり残っていますよね.こういう言葉もその人自身を作っていく一つのものなんだろうなと思います.
私達の体や心はそうやっていろんなものからできているんだな〜ということを改めて考えさせられました.
そう思うといいものを選びたいし,私達の体や心として頑張ってくれるものなのだから無駄にしちゃいけない,大切にしなきゃいけないですね.誰かに何かを与えるときもそういうことを常に考えなきゃいけないなと思います.
いろいろと考えさせられる絵本でした.今度こどもと読みたいです.