第1作目の『どんぐりむらのぼうしやさん』が出版された翌春、息子は小学校に入学し、幼稚園で大の仲良しだったお友達と別れました。その時、いつもいつも仲良くおみせやさんごっこをしていた思い出にと本を送りました。
あれから4年経ち、新たに第4作目『どんぐりむらのどんぐりえん』が店頭に並んでいるのを見て懐かしくなり、思わず手にとって読んでしまいました。そこには、本当に生き生きとした幼稚園・保育園生活が描かれており素晴らしいなぁと思いました。どの遊びも、確かに息子もやっており、思わずほほえましかったです。
また、散歩に行くからとちゃんと帽子をかぶるところや、その帽子は首筋が日焼けしないようになっている今風であるところもさすがにチェックされているなぁと思いました。
どのページをとっても、本当に日常が描かれており、ストーリーに無理がなく、そこがとてもよかったです。また本当に、このどんぐりえんの先生のように、保育園や幼稚園の先生ってそっと見守っていてくれ、もしものことを考えて本当によく動いてくれていますよね。ありがたい限りです。
これから入園するのに不安をいただいている子や、卒園をする時に友達へのプレゼントとして是非活用するのがお勧めな本でした。
見返しのどのつぶのお迎えのあみだくじもとても面白かったです!