子供の頃に図書館で借りて母親に読んでもらった絵本です。何度も繰り返し読んでもらっていたわけではないのですが、不気味さや、ハラハラドキドキした雰囲気など、幼心に強烈に印象に残りました。怖いけど、大好きな絵本です。
大人になりすっかり忘れていましたが、偶然手に取り、読んでみると、当時の気持ちがよみがえり、「これ!読んだことある!好きだった本だ!」と、再会に感激してしまいました。
さっそくこどもたちに読み聞かせると、こどもたちもすぐに絵本の世界に入り込み、聞き入ってくれました。そして何度もリクエストされる、我が家の定番絵本になりました。
ことろのばんばにさらわれた兄を、妹が助けに行くというストーリーなのですが、ばんばがとにかく不気味で恐ろしい…。
でも私も、我が子たちも、この絵本が大好き。
人間って、本質的に怖いものに惹かれるのでしょうか。