1915年生まれのアメリカの絵本編集者、絵本作家です。
兄弟が多い我が家、しかも男一人というゆーちゃんは、両親の目をひきたくて意地悪やいたずらをします。でも優しいお兄ちゃんなんです。ちゃんとわかってると とメッセージを送りたくてこの本を選びました。
ゾロトウの作品には大人が出てこないことが多いです。
でも大人が介入しなくても子供たちはちゃんと考えてうまく運んでくいくということ「子供の観察」がちゃんとされている絵本の一つです。
この本でもあの手この手を使ってにいさんは、いもうとにいじわるをします。
けれど、言うだけで本当に意地悪はしないということが最後には妹にもわかります。
編集者、作家と両方の立場から、しかも押し付けがましいことなく、子供にも大人にも栄養を与えてくれる本です。他に「ねえさんといもうと」もあります。
息子ゆーちゃんの感想
「これおもしろいよね、へびだすぞ、とかすてちゃうぞとか意地悪ばかり言うんだもん でもなんにもしないね」
娘ふーちゃんの感想
「おにいちゃん意地悪で、ゆーちゃんみたい でも最後は仲良くお絵描きしてるよね」