アメリカに奴隷制度があったおはなしは、いろいろな絵本や児童書でもよく取り上げられるテーマの1つですね。
この本はそんな奴隷の一人【ハリエット】という女性が主人公で、
彼女はアメリカの各地で奴隷として生活していた人たちを自由の国へ逃亡させた実在の人物です。
絵本では、なぜ【ハリエット】が一人で逃亡したかなにも描かれず、神さまの声を頼りに1人逃げ出すところから始まるので、
残された家族が痛い目にあったら…とか、考えなかったのかな?と気になってしまい、今いち物語に入り込めませんでした。(残念)
「後書き」を読んで、やっとハリエットがなぜ一人で逃げ出したか納得いきました。
(この説明はできたら後書きより、前書きで読みたかったです)
良い話ですが、奴隷制度やその当時の背景がわかっていないと、ただの自己中な女の逃亡物語に感じてしまうかもしれません。
この本はこれだけで読み聞かせに使うより、
ブックトークで奴隷制度やアメリカの歴史、家族や信仰心などのテーマに
小学校高学年より中学生。高校生などに読んでみたいです。