ススキコージさんらしい絵本だったなと、思いました。
主人公の女の子の名前が「はなめんちゃん」という、とても奇抜で印象的でした。
大人になると対したことではないと思えるのに、子供のときは、とても大きな壁であったり、なんとかして成し遂げてみたい「小さな夢」みたいなものって、ありますよね?
この絵本は、そんな子供の頃の小さなチャレンジ物語でした。
はなめんちゃんが、裏庭の(といっても絵を見るとまるで奥深い森の中です)小川を飛び越えようとすると、森の動物達が声をかけてきて、邪魔したり、声援してくれたりしてくれます。
そして、はなめんちゃんはなんとか小川を飛び越えることに成功するのです。
私的には小川の中から声援してくれた「ふな」達が面白かったです。