2歳10ヶ月の息子は最近けっこう長いストーリーの絵本を好むようになり、また日本の昔話をよく選ぶようになりました。
私の個人的な趣味で、ふだん創作絵本は海外のものを読むことの方が多いのですが、日本の昔話を読むと、やはりなんだかほっとしますね。特に赤羽末吉さんの描かれたものは、古くさくなく昔っぽさが表現されていて、本当にしっくりきます。
息子も赤羽末吉さんの描かれたものは見分けることができるようで、「あ、これ『こぶじいさま』(福音館書店)のおじいさん?」などと言います。
ねずみのすもうのかけ声「でんかしょ」は、1回読んで聞かせただけですぐに覚えてしまって、ブロック遊びをしながらも「でんかしょ!でんかしょ!」とかけ声をかけたりしていました。
『ねずみのすもう』はたくさんの絵本が出ているようで、まだ読み比べてはいませんが、読み比べたとしても、結局これが一番気に入るのではないかなと予想しています。