息子の3ヶ月健診の際に何気なく保健所に置かれていたこの本を手に取り読みました。
パッと見、桃の子なのか赤ちゃんなのか不思議な可愛らしい「ももんちゃん」がひたすらどんどこどんどこ走り続け、邪魔されてもこけても走り続け…。その走っている理由に最後はなんだかじーんと感動して、泣きそうになってしまいました。
言葉は少ないのに、その流れと絵の力でなんだか気持ちの奥があったかくなるような絵本です。
絵本といえば自分が昔見ていた名作が一番と思っていたけれど、最近のものにもいっぱい素晴らしいものがあるんだなあと発見させてくれました。
早速、4ヶ月の息子を膝に乗せて「どんどこ」と揺らしながら読み聞かせていたところ、半年くらいからこの本がお気に入りになり、そのうち何度も繰り返し読むようにせがむほどになりました。かれこれ10回以上よまされたことも何回も…。
1歳になった今でもお気に入りで、「どちん」とももんちゃんがこけるところでは、自分も頭を押さえております。
絵だけではなく、ストーリーで楽しめる最初の絵本という感じでした。