初夏の風を感じるさわやかな1冊です。
まきちゃんの幼稚園は園バスでも自転車でもなく、「園船」で登園です。
紹介のページに出ていた空を飛ぶシーンに、ファンタジーなのかな?と思って読み始めたら・・「ああ、子供の視点だったんだな」と気がつきました。
お話をより幻想的に、不思議な感じに、仕上げているのはふんわりとした感じの絵の効果でしょうか・・。
ストーリーも、身近なようでちょっと違う感じ。絵も、リアルに細かな部分もあり、ふんわりフォーカスが効いている部分もあり、色々な感覚が押し寄せます。
とびうお号が空を飛ぶシーンでは、胸が高鳴りました。
夏が始まる頃に読むと、より雰囲気を深く味わえると思います。