この本はボードブックで、「9ヶ月から3歳までおすすめ」
の表示があったので、一度9ヶ月のころに図書館で借りていますが、
その時には全くといって良く反応がありませんでした。
牛、犬、猫、あひるが、泣いている赤ちゃんをなんとか泣き止まそうと
するのですが、まだ動物を理解していなかったためでしょうか。
個人差はあるかと思いますが、息子には早かったようです。
1歳になり再度借りる機会があり、読み聞かせたところ、
犬や猫に反応して指をさしたり、泣いている赤ちゃんを不思議そうに
見ていました。
イラストの色使いがやさしいのに、はっきりしたコントラストで見やすく、
線もやさしく、動物や赤ちゃんがほほえましく描かれています。
また、動物が泣き止まそうとするアイテムが(食べ物とか)細かく描き込まれていて、
「これなぁに?」などといったコミュニケーションがとれるし、
文章も適度に長くて、子供が自分で読めるようになってからも楽しめそうで長く愛読できそうだなと思いました。