ご縁があって、作者の原画展のお手伝いをしたことがあります。
素晴らしい多くの原画に触れると同時に、本田哲也氏の素朴で広い心の
一端をみせていただきました。本田氏が語る北海道のお話には、その土地を愛する気持ちがあふれていました。「どさんこうまのふゆ」「どさんこうまのはる」ともに迫力のある絵の力と、大自然を生きぬくエネルギーを感じます。どさんこうまの鼻息や、大地を揺るがす蹄の音までもが聞こえてくるような・・・素晴らしい絵本だと思います。
小学校で何度か読みましたが、こども達もシーンとなって見入っていました。このような絵本が版を重ねていくことを願っています。