低学年向けの児童書で「にんきものの本」シリーズ2作目です。
前作「にんきもののひけつ」で、主人公けいたが付きまとった、クラスの人気者「こまつくん」がこちらの本の主人公。
いや〜さすが、森絵都さん。「にんきもの」ゆへの悩みがすご〜く伝わってきました。
友達が気軽に読んでくれる「あだ名」がほしいなんて、「あだ名」で呼ばれてみたいなんて…。こまつくんは健気で、いい子です。
「にんきもの」とタイアップして作られているので、やはり続けて読むと、さらに楽しく読めると思います。
我が家では、この巻は下の子より、上の子の方がウケていて、こまつくん自らつけた「キンキン」というあだ名にハマって、笑い転げていました。