読後、小学生時代の自分に返って読んでいたと気づきました。
そうかぁ〜、あの頃って、こんなかわいい悩みを悩みとして真剣に考えていたんだろうなって思いました。
主人公は、こまつ なおはるくん。
彼にはあだ名がありません。
いつも名字のこまつ″くんで呼ばれます。
思い起こせば、保育園の頃からこまつ″くん。
親密そうにあだ名で呼びあう同級生を見るにつけ、友だちとのこころの距離を一人感じちゃったり、こまつ″くん悩んでいます。
友だちが作ってしまっている人気者ゆえのポジショニング。
彼自身、人気者なんて思っていないのに。
友だちは、まさか彼がこんなことで悩んでいるなんて思ってもいないでしょうね。
そしてついに4年生になった春。
彼は一大決心をして、・・・・・・。
この後も彼の望みとは違う方向へお話は進み、私もダメかな〜?って思ったところで、こまつ″くんついにやりました。
よかったねぇ〜♪
パタリと本を閉じると、裏表紙の絵にもう一度笑っちゃいました。