翻訳は江國香織さんです。
いつも思うのです。江國さんが選んでくる絵本って、いかにも
江國さんっぽいなあって。当たり前のことなんだけど、今回もまた
読みながら「ああ、てろんてろん・・なんてくったりした感じも
江國さんっぽいよなあ」ってしみじみ江國節?に浸っていたのです。
途中にはちょっと不安になる場面もあって。
娘は怖がりですから結構怯えていたと思います。
てろんてろんちゃんが無事に戻ってくることができてよかった。
(ちょっと『こんとあき』を思い出してしまいました)。
挿絵は『わすれられないおくりもの』のスーザン・バーレイさん。
そうかあ。そうだったのかあ。そろそろあちらの絵本も読もうかなあ。
でもまだちょっと娘には早いかなあ。
だけど読んだら「てろんてろんちゃんの人だよね?」って言ってくれる
かな?(娘のそういう気づきもいつも楽しみにしているのです)。
てろんてろんちゃんは二度とひとりで森には行きませんでした。
「でもきっとほんとは行きたいって思ってるよね?」と娘。
怖い目にあいそうになっても、そう思える強さを、娘は持ち始めて
くれてるかな?(それとも単に無謀な子かな?笑)