わが子が、図書館で選んできた本です。
色鮮やかな絵が目に留まったのかもしれません。
これがハッチンス作品との出会いとなりました。
こぶたと、こひつじと、こうしと、こうまで畑へお散歩に行きます。
送り出すお母さんたちは「ごはんまでにはかえるのよ。かえりみちをわすれないで。」
りんご畑→干し草の山→かぶ畑→池
お腹が空いて帰ろうとするけど、あったはずの目印、かぶ、干し草、りんごが見つからない。
動物のこどもたちが通った後、後を追うように農場のトラクターが。
一部分しか描かれていないけど、収穫していったと推測できます。
描かれていない部分に想像力を働かせることができます。
おうちにたどり着けず、怖くなって途方に暮れていたみんなを迎えたのは、やっぱりお母さんたちの笑顔でした。
そんな温かさを感じながら読みました。
わが子には後から収穫している様子が、ちょっと難しかったようです。
でも、何が気に入ったのか、何度も読んでと催促されましたよ。