最近の絵本かと思っていたのですが、2005年に発売していたんですね。(う〜、今まで知りませんでした)
たまたま図書館でこのインパクトのあるふよこちゃんの表紙絵を見て、「なんだこれ?」と思って、借りてきました。
大きな盛り上がりはありませんが、淡々とした野山の風景がのどかで心地よかったです。
また、ふよこちゃんのおならで花が咲くシーン、可愛くて好きです。
偶然昨日見ていたテレビで、震災で起きた原発事故の避難区域の映像が流れていました。(今はあの震災から約半年がたとうとしています)
テレビでは、許可をもらったタレントと専門家が避難区域に入り、放射能の測定などをしていました。
「今は、大気中の空気はだいぶきれいになり、地面に落ちた粉じんが舞い散らなければ、それほど危険はありません。
その分、大地や草が放射能を吸ってくれているので、枯葉などがたまっている場所などは放射能度が高くて危険です」と、その現場を訪れたタレントと、専門家の人が話していました。
人は自然を簡単に破壊してしまうけれど、
大地や自然界のものは、私たちの知らないうちに文句も言わず「生き物に有害な物質」を取り込んで、空気をクリアーにしてくれている。
自然の力ってすごいな〜と、たまたま『ふよこちゃん』の絵本をタイミグよく読んだので、改めて考えさせられました。