立春も間近ですし、春のお話しを。
さむい あさ
たかい たかい そらの うえで
みずたちは ゆきに なりました。
雪に姿を変えた水の精たちは、ごきげんです。
でも、悲しいことが一つ。
積もることです。
雪になった水の精の気持ちが、よくわかります。
そうだろうな〜って、思っちゃいました。
積もっちゃうと身動きがとれないって言うのもわかります。
春の到来が待ち遠しいのも。
上へ上へと積もった雪(元は水)の精たちのアパートのようなページが好きです。
春がやって来たかを、伝令のように聞いていくのが可愛らしくて素敵でした。
積もった雪の一番上に住む精が、春に最初に出会えると思っていた私も、ラストでとっても温かく嬉しい気持ちになりました。
早く 春 来ないかな〜。