きうちかつさんと言えば、手作り工作の教室を開いたり、野菜や果物の断面図を描いて「これ なーんだ?」となぞかけする絵本で馴染みがあります。おそらくこの方が作った砂のオブジェを、写真家 梅田正明さんが撮ったのでしょう。ふと考えると自然写真家が砂場遊び(人工物)を撮るというのはミスマッチにも感じますが、出てくるものは砂場遊びの域を超えた大きなもので、人よりも大きな存在を感じる気さえしてきました。
息子は「これ なーんだ?」と聞かれて答えるも、正解はもっと大きなもので、大人の砂遊びといった雰囲気に、自分も「やってみたい!」という反応。近所の公園では砂が足りないだろうから、海にでも行って思う存分、真似して遊んでみたいですね。
親切に作り方まで載っていて、子供に限らず作ってみたくなると思います。
写真絵本というと、正直一度見ると飽きてしまうのでは、という先入観がありましたが、「これ なーんだ?」のなぞかけに、連日「読んで」と持ってくる息子の反応が、予想外で嬉しかったです。
まずは一番反応が良かった火山を「どかーん」と作ろうか?!