真っ青な海と個性的な魚の表紙に惹かれて手に取りました。きらきらなうろこが自慢の魚は、はじめは調和よりも自己中心的なタイプでしたが、徐々にお友達とのやりとりや時間を楽しむようになります。
友達との付き合いって、案外何かを譲ることからはじまるのかもしれないなと思いました。モノじゃなくても、気持ち的に相手を認めて尊重する・・・そこから付き合いは始まるのかなと。
人付き合いが苦手な大人でも、何かヒントが隠れてる本ではないかと思います。楽しく人と付き合えたらそれが一番幸せな時間ですものね。
それに、きらきらのうろこだけでなく、絵がとっても綺麗でまだストーリーが分からない小さいお子さんでも楽しめそうです。
最初は絵を、少し大きくなったらストーリーもと長く楽しめそうな絵本です。