タイトルの「みるなのくら」
人は見るなと言われたらよけいに見たくなる この心理を描いた昔話ですね
赤羽末吉さんの絵 すばらしいです!
日本画のすばらしさ
倉を開いた陰の描き方 見事です
1〜11の倉は1月お正月・まめまき・ももの せっく・・・・四季がきれいに描かれていますから、言葉はひと言で再話されています
ここもいいですね
どの絵も見事で 生活感も感じられ、人々の暮らしが見えます
9の倉は おおあらし 台風ですね
そして あけるなと言われた12の倉 見るなと言われると みたくてみたくて どうにも我慢ができず あけてしまうのですが・・・
この人間の心理 分かる気がします
12の倉の絵もきれいです オチの「いきが ぽーんと さけた。」おもしろい表現です