4歳3ヶ月の息子に読んでやりました。いつもいろんな人にかわいがってもらっているライオンは、ある日檻の外にでることができてしまいました。いつもかわいがってもらっている人たちに自ら会いに行こうとしますが、大変なことに。凶暴なライオンが逃げ出した、と道行くひとは恐れますし、いつもかわいがってくれる人さえ逃げ出す始末。檻の中と外での扱いがこれほど違うのかと驚くばかり。そんな中、ひとりだけ助けてくれました。人間の二面性というか、状況によって態度が変わってくることがわかってしまうこの絵本。息子にはどう映ったでしょうか。いい意味でそういうことがあるんだ、と理解してくれればいいのですが。