たくさん雪が降る予感のする空って、本当に絵本のようなはいいろのそらなんですよね。
こどもと犬は、ひとひら、またひとひらまいおりてくる雪に心が躍ります。でも、すれちがうおとなは「こんなのふっているうちにははいらない」って・・・
さいしょは、本当にどこに雪が?と、絵の中の雪をさがしましたが、だんだん増えて、積もっていく様子がとっても素敵なんです。
これは初雪でしょうか?ゆき景色の前で、おとこのこと仲間が踊るシーンはほんとうに楽しげです。
最後は町が真っ白になってはいいろだった空は青空に!この美しさの表現がさすがユリ・シュルヴィッツです。
心が静かに躍る・・・とっても心地のいい絵本です。