動物絵本シリーズ<5>アフリカ
立派な角を持ったサイのお母さん。普段は小鳥が背中にとまっているような温和な性格だけれども、その気になればそうそうやられるものじゃないはずなのに、今日はどうも様子が違う。わき腹に流血の大きな傷が。一体何があったのでしょう。赤ちゃんも心配そうです。
動物同士のちょっとした勘違いから起きてしまった事故。しかし理由はどうであれ、動物は自分で生きていく道をさがさなくてはなりません。子供のためにも生きなくてはという母親サイの思いを感じると共に動物同士の助け合いの様子がほのぼのと伝わってきます。
年齢不問ですが、小学校低学年の子供たちに特にお勧めしたいと思います。