「ピーター」のシリーズとはまた違ったキーツの描く子どもたちの世界のお話でした。
ちょっと年上の子どもたちが、町の一角で人形芝居を行うところから始まります。
これって、町とか慈善団体のチャリティー事業の一環でしょうか?アメリカの下町ならではの光景かなぁと、思いました。
このお話の主人公は人形芝居をしていた子どもたちでも、その舞台に登場したネズミの人形でもなく、芝居を見に来ていたルイという男の子でした。
ルイはちょっと想像力豊かな淋しがり屋さんのようです。
全体ルイの気持ちを反映しているのか、重い空気が続きますが、最後がとってもハッピーな感じに終わってホッとしました。
自分をうまく表現できない、はにかみ屋さんのお子さんたちに特におすすめです。