河童もので、さかなぶえが出てくるお話を以前読んだことがあって、さかなぶえのことが記憶に残っており、タイトルを見たとたん、すぐに手にとりました。
さかなぶえの名人のおじいちゃんが病に倒れ、孫かっぱが、さかなぶえづくりを引き継ぐ話でした。
絵はちょっとごちゃごちゃしていて、わかりにくい(背景の処理がみづらい?)気もしますが、味がある絵です。
巻末のさかなぶえのつくりかたは、ものづくり大好きな息子にせがまれましたが、材料:いしねんど。…これだけで、素人の私には手に負えず、「そんな簡単じゃなさそうだよー」と、逃げてしまいましたが…(どこで手に入るかもよくわからない。)
読み物としては、すごく面白かったです。
難しいものの、工程がわかるだけでも、興味が増しますから。