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えりこぷたー

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えりこぷたーさんの声

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自信を持っておすすめしたい パワフルおばあちゃん  投稿日:2007/08/09
やねの上にさいた花
やねの上にさいた花 作: インギビョルグ・シーグルザルドッティル
絵: ブライアン・ピルキントン
訳: はじあきこ

出版社: さ・え・ら書房
牧歌的な雰囲気漂う村で、やねに芝生が生えた可愛らしい家に住んでいる
グンニョーナおばあちゃんが、いなかから都会に移り住む物語。
最初は慣れない都会に少しテンションが下がってしまったおばあちゃんですが、
アパートを自分流にアレンジしたり、隣に住む男の子とプールや
博物館に行ったりと、次々自分で楽しみを見つけ出します。
このパワフルさ、見習わなきゃ!
「毎日を楽しくするか、つまらなくするかは自分次第よ」って
グンニョーナおばあちゃんに言われている気がしてきます。

珍しいアイスランドの絵本です。
物語冒頭のイラストが、全然予備知識がない私にアイスランドの田舎の
風景を見せてくれて嬉しかったです。
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なかなかよいと思う 色の成り立ち  投稿日:2007/08/07
はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ
はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ 作・絵: ロジャー・デュボアザン
訳: やましたはるお

出版社: BL出版
古い家を買った4人家族が、家をきれいに修繕し、壁を自分たちで塗り上げる
までのストーリー。
お父さん、お母さん、男の子、女の子みんな、塗りたい色はまちまち。
ペンキ屋さんへ行って必要な色が足りなかったとき、お父さんは
色と色を混ぜると、新しい色が出来ることを子どもたちに見せてあげます。
色の成り立ちを分かりやすく教えてくれるお話です。

小学生の頃に絵の具を混ぜてきれいな色が出来たら、
「すごい発見をした!」なんて気持ちになったことを
懐かしく思い出しました。
自分の子どもが(まだいませんが)お絵かきにハマったら、
読んであげたいな。
さて、家はいったい何色に塗られたのでしょうか?意外な結末が待っています。
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自信を持っておすすめしたい 臨場感  投稿日:2007/08/02
ゆらゆらばしのうえで
ゆらゆらばしのうえで 作: きむら ゆういち
絵: はた こうしろう

出版社: 福音館書店
逃げるうさぎと、追いかけるきつね。
丸太の橋をわたろうとしたとき、土手がくずれて、
橋はゆらゆら揺れだしました!
橋が揺れるシーンははたこうしろうさんのイラストに臨場感があって良かったです。

橋のすみとすみにしがみついたまま、きつねもうさぎもどうすることもできず
そのまま日が暮れて・・・(><)
2ひきは助かるかな?とドキドキしながら読み進めました。

ラストにきつねの粋なはからいが待っていて、
じんわり温かい気持ちになれますよ!
きむらゆういちさんのお話って、素敵な友情が描かれたものが多いですね♪
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自信を持っておすすめしたい 男らしい!  投稿日:2007/08/02
おじいちゃんのいちばんきびしいふゆ
おじいちゃんのいちばんきびしいふゆ 作: デボラ・ハートレイ
絵: リディア・ダーコヴィッチ
訳: ひらいけかずこ

出版社: 新世界
家族のために、苦労はいとわない。そんな男の生き様を見せてくれる一冊です。
父親が息子に、自分の父親(つまりおじいさんですね)の
思い出を語るという形式で物語がすすみます。

食べるものにも困るほど暮らしがきびしかった冬。
ある日、おじいさんが遅くまで働いたため、家に帰るための
汽車に乗り損ねてしまいました。
遠い道のりを歩かなければならなくなったおじいさんは、
なんと凍った湖の上を歩いて帰ることに!
”いちばんきびしいふゆ”というタイトルから、「湖の氷が割れて
おじいさんが落ちてしまうんじゃ・・・」などと縁起でもない想像を
めぐらせてしまいました。
でも、凍った湖には、私が想像したのとは違う展開が待っていましたよ。

文章の端々に、おじいさんの強さ、たくましさがあらわれていて
なんだかほれぼれしてしまいました。
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自信を持っておすすめしたい おだやかな幸福感  投稿日:2007/07/29
あっ おちてくる ふってくる
あっ おちてくる ふってくる 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: まさき るりこ

出版社: あすなろ書房
私たちが日ごろ気にもとめていない、落ちてくるもの、ふってくるもの。
テーブルの花瓶に生けた花から花びらが落ちる。
公園の噴水から水が落ちる。
どのページを開いても、珍しくはない光景ばかりなのですが
控えめな文章とともにイラストを眺めていると
なんともいえないおだやかな幸福感に満ちていて、優しい気持ちになれます。
(特に最後のページ!)

この本を読んだ後は、
当たり前に目にしている「落ちてくる」「ふってくる」ものを、
ちょっと嬉しくなったり感動したり、少し特別な気持ちで
受け止めることができそう。
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自信を持っておすすめしたい さすがベンジー!  投稿日:2007/07/29
ベンジーとおうむのティリー
ベンジーとおうむのティリー 作・絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ てつた

出版社: アリス館
耳が長くてしっぽが短い茶色の犬、可愛いベンジーが活躍するシリーズの1冊。

ベンジーはお父さんお母さん、ふたりの子どもと仲良く暮らしています。
でもある日、サラおばさんがおうむのティリーをつれて遊びに来て、
ベンジーは嫌な気持ちになってしまいます。
家族がみんなティリーをちやほやして、ベンジーをかまってくれなくなるからです。
ああ、ベンジー可哀想に!私がなでなでしてあげるよ!って
思ってしまう私です(^^;)

ベンジーがティリーのかごをゴミ箱に捨てようとしたら、
かごが開いてティリーは逃げ出してしまいました(>_<)
サラおばさんは塞ぎこんでしまいます・・・
でもベンジーはただいじけているだけじゃなくって、
そんなおばさんの姿を見て「悪いことしたな」って反省できる
おりこうさんの犬!
そしてちゃんと自分で事態を収拾しちゃうんです♪

マーガレット・ブロイ・グレアムさんの作品は、イラストを眺めるだけでも
優しい気持ちになれる魅力があると思います。
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なかなかよいと思う まるやしかくや・・・  投稿日:2007/07/29
まるいね まるいぬ
まるいね まるいぬ 作: ケビン・ヘンクス
絵: ダン・ヤッカリーノ
訳: 灰島 かり

出版社: BL出版
しかくい家に住んでいる、2匹の犬のおはなし。
丸くなってねむるから、”まるいぬ”です。
家族と仲良く遊んだり、美味しいおやつに舌鼓をうったり、
まるいぬの平穏な日常が描かれています。

まるやしかくが効果的に使われて、見た目にも楽しいイラスト。
色使いもおしゃれです。
中のページを切り取って、ポスターとして飾りたい感じ!
リズム感のある文章で、読みきかせも楽しくできそうです。
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なかなかよいと思う 楽しそう〜  投稿日:2007/07/29
ミルカちゃんと はちみつおためしかい
ミルカちゃんと はちみつおためしかい 作: 令丈 ヒロ子
絵: 高林 麻里

出版社: 講談社
ミルカちゃんという女の子がちょっぴり不思議な体験をする物語です。
タイトルが美味しそうだったので思わず手にとってしまいました(笑)

いいお天気の日に散歩していたミルカちゃんは、1匹のみつばちに出会います。
みつばちは、今年できたみつを味見する、おためしかいを開いている
というのです。
お願いして仲間に入れてもらったミルカちゃんは、みつばちたちに
甘くておいしいみつを味見させてもらうのですが
いい大人の私でも「楽しそう〜!こんなお試し会があったら行ってみたい!」
と思ってしまいました(^^)

ピンクに黄色、水色に緑・・・たくさんの色を惜しみなく使った
カラフルなイラストにわくわくします。
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なかなかよいと思う たまには素直にならなくちゃ  投稿日:2007/07/29
シチューはさめたけど…
シチューはさめたけど… 作: きむら ゆういち
絵: 黒田 征太郎

出版社: フレーベル館
仲良く暮らすくまとうさぎ。
喧嘩が原因で家出したうさぎを心配しておいかけるくまの奮闘記、という
感じです。
さまざまな障害を乗り越えて、やっとうさぎを見つけたくまが照れ隠しっぽく
「なにやってんだ。シチューがさめちゃうぞ。」というと
「べつにさめたっていいよ。あんたのシチューなら、ぼくだいすきだから・・・」って
うさぎが答えるシーンが微笑ましくて好きです。
たまにはこうして、意地をはらずに素直な気持ちを伝えることが
大事ですね!

怒りや不安、照れなどの感情がイラストに素直に表現されていて
面白いですよ。
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なかなかよいと思う 幸せなロバ  投稿日:2007/07/14
ロバの子シュシュ
ロバの子シュシュ 作・絵: フランソワーズ
訳: ないとうりえこ

出版社: 徳間書店
フランソワーズさんの絵本の魅力はなんといっても、
古さを感じさせない、可愛い色使いのイラスト!
もう40年以上前に亡くなられている方が書いたものだとは
思えません。

毎日背中にミルクをのせて、農場から町まで運ぶのが
ロバの子シュシュの役目。
シュシュはそんな生活にうんざりしてしまいました。
でもある日、カメラマンの若者がシュシュを買い取ったので、
人生(ロバ生?)は一変します!
人間のお客さんと一緒に写真を撮るモデルになったのです。
シュシュはお客さんに大人気で幸せな日々を過ごしますが、
思わぬトラブルが襲ってきます(>_<)
でも大丈夫。シュシュを大好きな子どもたちが救ってくれるのです♪

可愛らしいシュシュに、ついつい感情移入して読んでしまいました。
イラストを眺めるだけでも楽しいですよ〜。
参考になりました。 0人

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