misei

せんせい・40代・大分県

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自己紹介
絵本好きな、小説読み人です。
絵本はイラストの方を先に好きになり、次にその絵本を好きになります。
小説の場合は中身重視です。
好きなもの
クラシックとロックとライブ。。。
あと、時々...フットサル!
ひとこと
読み聞かせの名人になりたい、この頃。

miseiさんの声

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自信を持っておすすめしたい 人生が詰まったマッチ箱  投稿日:2014/06/12
マッチ箱日記
マッチ箱日記 文: ポール・フライシュマン
絵: バグラム・イバトゥリーン
訳: 島式子・島玲子

出版社: BL出版
絵本といっても...
この本は小学校6年〜中学生向きですね。
今の時代、これはマッチ箱だよといわれても分らない子供がいるかも?
(公共の場にて喫煙を禁止してる場所も増えたし、飲食店での喫煙コーナーもかなり見掛けるようになった。)

絵本の内容は、
骨董屋さんの曾お祖父ちゃんのお店へ、遊びに来た孫娘。
曾お祖父ちゃんが言った“この部屋で一番好きなものを持って来ておいで、その話をしてあげよう”
孫娘が持ってきたのは、曾お祖父ちゃんの大切な“マッチ箱”が入っているきれいな葉巻の箱でした。
アメリカへと家族で移民したイタリア人の曾祖父ちゃんの人生が詰まった奇麗な絵柄の葉巻の箱...

イタリアからの移民が多かったのは1800年後半〜1900年初頭...
その時期はアメリカでも葉巻産業は絶頂期にあったはず。
葉巻のラベルに絵や風景などが用いられる事が多かったのは、文字を読み書きできる人が当時、人口の半分ほどしかいなかったからとか?

沢山のマッチ箱の一つ一つには曾お祖父ちゃんが小さな頃から書いている“日記”が入っていました。

書くだけでは感動や思い出は少ないかもしれない...
古くなっても昔の懐かしい物が残ってるのって、素敵だなぁ。

最後の女の子の秘かな楽しみ...分かる気がしました。
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自信を持っておすすめしたい 図書館でのひみつ  投稿日:2014/06/10
ふたり
ふたり 作: 福田 隆浩
出版社: 講談社
たまたま偶然、共通の作家を好きな事に気が付いた、
小学生6年生で同じクラスの准(じゅん)君と佳純(かすみ)さん。
クラスの中ではおとなしくて目立たない准君。
転校してきたばかりで女の子たちの意地悪の標的にされている様子の佳純さん。
6年生最後のシーズン...
多感な気持ちで、誰も必死で自分自身を守ろうとしている同級生たち。
同級生とは少し(気持ち)離れてクラスに居るような2人のお話です。

青春ミステリとはちょっと違うけど...
共通の作家の秘密を二人で探るって事なんで軽いコージー・ミステリっぽいです。
二人の少し大人びた感情は...
彼らの家庭環境としては何だか(大人として)分かる気がします。
また二人のほのかな感情?恋愛?も気になるところですが...
そこは何故かスゴク(考えすぎるからか)子供っぽい...

でも遠くから見守ってあげたい気がします。

読んだ後に、同級の本好きな子供たちに読ませて感想を聞きたいなぁ〜と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 顔が見える絵本  投稿日:2014/05/30
ちくわのわーさん
ちくわのわーさん 作: 岡田 よしたか
出版社: ブロンズ新社
どんな絵本にだって(そんな事はないかもしれませんが)感情たっぷりの顔のイラストが描かれていますよね!
でもこの絵本には・・・
顔のイラストは全く描かれていません。
主人公のちくわのわーさんは見たままの”ちくわ”です。
それなのに読んでいくと、わーさんやその他の登場人物(?)にも何故か顔が浮かんで来ます。
とりあえず、出演者の演技がまず上手!という感じです。

結構、のんきなちくわのわーさんは子供たちに人気でした。
最後の出番ですぐに感づかれてしましましたが...

読み聞かせしたのは春だったので・・・
もう一度、寒い冬に読み聞かせをしてみたいです!
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児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

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