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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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こりえ♪

ママ・50代・神奈川県、女の子18歳

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自己紹介
6歳のおてんばな娘と楽しい毎日を過ごしています。
自分が絵本好きな子供だったので、娘にもいろいろな絵本を読んであげたいと思っています。
大人になっても忘れない、大切な絵本とたくさんめぐり合ってくれることを願います。
ひとこと
最近は娘の読み聞かせ以外にも、自分のために絵本を読むことも多くなりました。
絵本を読んで感じるたくさんのことを、いつまでも大切に心に留めておきたいです。
こちらのレビューも大変参考になります。
同じ本を読んでも感想は様々。自分とは違った感想などは特に、新しい発見としてとても興味深く読ませてもらっています。

こりえ♪さんの声

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自信を持っておすすめしたい 愉快な「き」のオンパレード  投稿日:2009/05/10
へいきへいき
へいきへいき 作: 内田 麟太郎
絵: 竹内 通雅

出版社: 講談社
どこからか聞こえたしゃがれごえ。
その声に挑発され、オオカミとイタチは山へ怖い「木」を見に行きます。
言葉遊びの楽しさ、竹内さんのダイナミックな絵に、とても愉快になれる絵本です。

それにしても次から次へと出てくる「き」。
あまりに面白くて、次はなんだ?と期待が膨らんでしまいます。
子供と他の「き」探しするのも楽しいかもしれませんね。

ところで、最初のしゃがれごえの主は一体誰だったのでしょう?
もしかして「木の精」? じゃなくて「気のせい」?
なーんて、お粗末さまでした。笑
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ふつうだと思う 度を超えたイタズラ  投稿日:2009/05/10
アッホ夫婦
アッホ夫婦 作: ロアルド・ダール
絵: クェンティン・ブレイク
訳: 柳瀬尚紀

出版社: 評論社
不潔で性格も悪いアッホ夫婦。
このアッホ夫婦に無理な訓練をさせられているサルの親子は、プティング鳥の力を借りて仕返しを試みます。

この夫婦のやりとりは、なんとも気分が悪く、う~んと眉をひそめてしまいます。
お互いが騙しあいをするのですが、そのいたずらはどれも度を超え、たちが悪い。
素直に笑うことができませんでした。

そんな夫婦だからこそ、仕返しをされて怖い目に遭うことが痛快に思えるのかもしれませんね。
仕返しされている夫婦には特にかわいそうだという感情はわいてきません。
でも、仕返しをするサルたちにも何故か恐怖を感じてしまった私です。
やっきになって夫婦を落としいれようとする姿は、何だかアッホ夫婦と変わらないように見えて・・・
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自信を持っておすすめしたい 母の感情  投稿日:2009/05/10
ウェン王子とトラ
ウェン王子とトラ 作・絵: チェン・ジャンホン
訳: 平岡 敦

出版社: 徳間書店
ちょっと大きい絵本。この大きさがトラの迫力を何倍にもしています。
また、時折でてくる映画のようなコマ割りに、感動がふくらみます。

子供の命を人間に奪われた母トラのお話です。
トラはその国の王子ウェンによって、再び母親としての優しく温かい感情を取り戻していきます。
トラの微妙な心の揺れ、ウェン王子のけな気さひたむきさが見事に描かれています。

このトラがウェン王子を受け入れることができたのは、我が子と重なる部分があったから。
でも、それだけではないですよね。
その理由はお話を最後まで読むと何だかわかってくるようです。

トラの口に抱きすがる王子の姿が印象的な表紙。
このお話が作られるきっかけとなった青銅器がモチーフとなっています。
ここからこんな壮大な温かいお話ができたのかと思うと、作者の素晴らしい創造力に拍手を送りたくなります。
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自信を持っておすすめしたい 子供のけな気さ、素直さ  投稿日:2009/05/09
皇帝にもらった花のたね
皇帝にもらった花のたね 作・絵: デミ
訳: 武本 佳奈絵

出版社: 徳間書店
絵本を読み終えたとき、自分と娘が同じ立場になったらどうするだろう、と深く考えてしまいました。

皇帝がお世継ぎ選びのために、国中のこどもたちに花の種を与えます。
種を大切に育て、1年後見せに来るようにとのことです。
懸命に育てようと頑張った男の子ピンの種は、1年経っても芽を出すことがありませんでした。

子供のけな気さ、素直さが胸にしみるお話です。
素朴な印象の絵も心を落ち着かせ、お花でいっぱいの国の様子は幸せな雰囲気がいっぱいです。

勇気を持って行動したピンの姿がとても光って見えたのと反対に、
周りの子供たちのピンに対する態度が少し悲しく思えました。
ピンの困っている理由分かっていたはずなのに、それを馬鹿にするなんて・・・
子供に伝えたいことがたくさん詰まった絵本だと感じました。


さて、冒頭の悩みですが、こうやって思い返して感想を書いているうちにハッキリと答えを見つけました。
子供にはやっぱり素直な気持ちを持ち続けてもらいたいものです。
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なかなかよいと思う みんなが夢中になる占い  投稿日:2009/05/09
怪談レストラン24 占いレストラン
怪談レストラン24 占いレストラン 責任編集: 松谷 みよ子
編: 怪談レストラン編集委員会
絵: かとうくみこ

出版社: 童心社
怪談レストランシリーズ。
この本では「占い」にまつわる怖い話が収録されています。

占いというと、楽しいものからちょっと怖いものまであり、子供から大人まで夢中になるものです。
でもちょっとはまりすぎたり、変な方法を使ったりすると、後悔に繋がることもあります。

「水にうつった顔」は、占いで水に将来の夫が現れるというお話。
何となくオチがよめてくるのですが、ラストはそれを上回る怖さ。
ゾーッとしてしまいます。

「すごい手相」は、評判の占い師に素晴らしい手相だと言われ喜ぶ女の人のお話。
まさかのどんでん返しに、ただ唖然。
これはもう占い師さんに見てもらう勇気なくなりそうです。

中にはユーモアたっぷりの笑えるお話もあります。
怖い話も多いのですが、全体的に楽しいイラストが多いので、中和されている感じです。
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自信を持っておすすめしたい 一緒にダンス  投稿日:2009/05/09
ダンスダンスタッタッタ
ダンスダンスタッタッタ 作: かどの えいこ
絵: ボコヤマ クリタ

出版社: ポプラ社
さるやねずみ、くまなどが次々と登場しては、女の子と一緒に、

ダンスダンスタッタッタ

一緒にダンスをします。

動物たちとのほのぼのとした光景と、繰り返しのリズムが心地よく、赤ちゃんから楽しむことができます。
ダンスダンスタッタッタのリズムに合わせて本を踊らせると、雰囲気もより盛り上がります。

2歳の娘もとっても気に入ったよう。
ぞうさんと踊る場面では「わぁ~ー」とこえをあげていました。
そして、自分もやりたいとアピール。

最後のダンスは一緒にできます。
これをやっているとき、娘はこの女の子と同じようにとびっきりの笑顔を見せてくれます。
踊るのってやっぱり楽しいものです。
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自信を持っておすすめしたい オニのような私  投稿日:2009/05/09
ソメコとオニ
ソメコとオニ 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
今まで気にはなっていたものの、手にする機会がなかったこの絵本。
図書室にあったので自分で読む用に借りようとしたら、娘が「これみる!」。
その場で一緒に読むことにしました。

遊びざかりのソメコがオニにさらわれるお話です。
私が読んでいる横で、「おにー!」「おにー!」とオニ好きな娘は少々テンション高め。
「これなんだ?」「ほら、おによー!」
読むのになかなか集中できず、それはソメコに手を焼いてなかなか脅迫状を書けないオニのよう。笑
オニの手紙を読んでいるうちに、あまりにも困ったオニの様子と自分の姿も重なり、無性におかしくなって笑いながら読んでいました。
するとそれを見た娘もまたニタニタと笑っています。

はたから見たらかなり怪しい親子だったでしょう。
借りてきて家で読めばよかった・・・・笑

兎にも角にも、オニとソメコの逆転劇が痛快です。
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自信を持っておすすめしたい うん、似ているかも。笑  投稿日:2009/05/09
イスとイヌの見分け方
イスとイヌの見分け方 作・絵: きたやまようこ
出版社: 理論社
イスとイヌ。
カタカナで見るととってもよく似ているものの、全く別のもの。
そんな考えも、この本を読むとなんだか変化が・・・
やだ・・・意外と共通点だらけ。笑
犬を飼っているので犬関連の本はどうしても贔屓目に見てしまいますが、それを抜いてもやっぱりこれは面白い!
最初から最後まで楽しく読みました。

イスとイヌを、初級中級上級にわけ、様々な角度から見分けます。
ここまで詳しくあれこれ比べることに驚くのですが、その内容には感心してしまいます。
そして、ところどころにさりげなく表れる作者のイヌへの愛情には、とても温かい気持ちにさせられます。

イスとイヌを見分けることができないのか、時々うちの犬にまたがる2歳の娘。
もう少し大きくなったら、この本を読んであげたいです。
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なかなかよいと思う ドタバタ劇  投稿日:2009/05/09
びんぼう神とばけもの芝居
びんぼう神とばけもの芝居 作: 岩崎 京子
絵: 長谷川 義史

出版社: 文溪堂
江戸の長屋、すすはらいのときにおはなちゃんとびんぼう神が出会うところから、このお話が始まります。
あれやこれやのドタバタ劇で、どこが目的地なのか見失いがちな展開。
それでも長谷川さんの楽しい絵と、次々登場する愉快なキャラクターたちに、いっきに読みきってしまいました。

ばけものが集まるので当然なのですが、個性が強いキャラクターが多数登場する中、人間の女の子おはなちゃんの素朴さや優しさにホッと心が落ち着きます。
びんぼう神に親切にする場面などには、特にそれを痛感。

最後には表紙のように、ばけものの芝居小屋ができるわけですが、その傍らでびんぼう神にもまた新しい居場所ができます。
親切にしてくれたおはなちゃんに、びんぼう神がお礼にと与えたものは・・・
なるほど!と手を打ちたくなるような気持ちのいいラストでした。
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自信を持っておすすめしたい 娘にすりすり  投稿日:2009/05/08
すりすり ももんちゃん
すりすり ももんちゃん 作: とよた かずひこ
出版社: 童心社
ももんちゃんシリーズ。
この絵本では”すりすり”と、子供とスキンシップもできる楽しいお話になっています。

みんながももんちゃんに寄ってきては”すりすり”。
そのたびに私も娘のほっぺにすりすりしていました。
何だかちょっと照れくさそうな娘。

ところがももんちゃんはサボテンさんにすりすりされて・・・
ももんちゃんの涙をこらえる姿。
そしてその我慢の糸が切れた場所は、そうそうここですよね。
娘も同じようなことがあります。
そして私自身も子供の頃こんなことがあったのを思い出しました。

こどものけな気さ、かわいらしさがとてもよく現れている絵本だと感じました。
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