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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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あやぱたこ

ママ・50代・京都府、男の子10歳

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あやぱたこさんの声

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ふつうだと思う 不思議な魅力  投稿日:2017/01/10
しょうぼうしのトトフ
しょうぼうしのトトフ 作・絵: リオネル・コクラン
訳: 石津 ちひろ

出版社: ゴブリン書房
働く車大好きな息子にと選びました。
フランスのイラストレーターさんが描いた、ヘタウマな絵です。
日本の放水車とはちょっと違う形の消防車が、消火活動をしたり、猫の救助に出たりします。
いつも置いてけぼりの主人公のトトフが、最後には大活躍…というお話。
真っ黒な煙や黄色い炎が描かれていて、火事の恐ろしさを伝えます。

親としては、消防士のお仕事を伝えようと思って読みました。
それ以上ではなかったのですが、息子にはなぜか大受け。
なん度も繰り返し読み聞かせをねだります。
ちっちゃなトトフになりきって、活躍を楽しんでいるのかもしれません。

子供の目線って面白いな、と気づかせてくれる作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 長く楽しめる  投稿日:2016/12/12
ひいばあのチンチンでんしゃ
ひいばあのチンチンでんしゃ 作・絵: さくらい ともか
出版社: 岩崎書店
たくさんの本が並んだ本棚の中から、子供自身が引っ張り出してきました。
背に小さな電車が描いてあるから、というジャケ借りでした。

私は内容を見ず、子供と一緒に読み進めました。
子供はもちろん電車が走る様子を楽しみに読み(見)始めたのですが、
自動車やバイク、タクシー、飛行機、ヘリコプターや船にボート、
そして救急車まで、いろいろな乗り物が出てきます。
こちらも「バイクだねー」「ピーポ(救急車)が隠れているよ。どこかな?」
など、隅々まで絵を見て楽しめました。

また、乗り物以外にも、商店街やお花見、お祭りなど
人間の営みが暖かいタッチで細かく描かれていて、洛中洛外図のような楽しさがあります。
同時に、猫やコクマルガラスがどこかに描かれているので、「ウォーリーを探せ」のように探しながら読むのもまたよし。
読むたびにさまざまな楽しみ方ができます。

肝心の電車の方は、運転方法や「チンチン」の鳴らし方、
電車用の踏切信号の読み方から電気を取る仕組みまで簡単に解説してあります。
1歳の子供には難しいのですが、それでもこの絵本を読んだ後は
踏切を見かけると「あ!」と言って、信号を探すようになりました。

お話は、「ひいばあ」が実は戦争中に運転士だった、というもの。
戦争って何?とか、男性が出征で不在だったから…とかいった説明は一切ありません。
そういった背景の説明は、親にゆだねられています。
きっと10歳くらいまで読める、奥の深い作りになっています。

丁寧に描かれた絵、過不足のない文章、奥の深いテーマと、
作り手の思いを何重にも感じられる、とても良い絵本でした。
1歳児がジャケ借りするくらいですから、訴求力も抜群(笑)
参考になりました。 0人

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