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みやび

ママ・40代・宮城県、女7歳

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みやびさんの声

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自信を持っておすすめしたい 心が震える本でした  投稿日:2003/09/23
彼の手は語りつぐ
彼の手は語りつぐ 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
図書館で目にして手に取りました。
涙があふれてどうしようもありませんでした。
米国南北戦争中に出会った2人の北軍兵士。字を覚え本を読み、リンカーンの理想に共鳴する元奴隷、黒人少年ビンク。「リンカーンと握手した手」を持つことが唯一の誇りの、貧しく無学な白人少年セイ。負傷したセイをビンクが見つけ、母の隠れ潜む家に連れて行きます。愛情深い母モーモーベイに匿われ、2人は束の間穏やかな暮らしを送ります。けれど南軍の兵士たちがやって来て、彼らは見つかってしまうのです。
収容所で引き離される時、ビンクは言います。「もう一度その手に触れさせてくれ、セイ。リンカーンと握手したその手に。」
セイは生き延びます。北軍が勝利し、収容所から解放されました。けれどビンクは解放されることはありませんでした。セイと引き離されて数時間後には、既に殺されていたのです。
セイは大人になり、結婚し子供をもうけます。そして彼は語るのです。自分を救ってくれたビンクのことを。なぜなら、ビンクには、語り継いでくれる子孫も、誰も、いないから。
このような内容の絵本もあるのですね。
「ほたる」(太平洋戦争末期の特攻隊員の話)などもそうですが、ある程度大きくなった子供に、是非読んで、知り、そして感じてほしいと思います。
心が震え、痛みを残す本でしたが、読んで良かったです。
私の子供にも、いつか読んで欲しいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 思いやりにあふれた、やさしい世界  投稿日:2003/09/21
バルボンさんのおでかけ
バルボンさんのおでかけ 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
我が家の一押し、「癒し系絵本作家」のとよたかずひこさん。バルボンさんシリーズを皮切りに、ほのぼのとして深い世界にどっぷりとはまりました。娘も字が読めないころから大好きで、添い寝の友として何度読んでやったことでしょう。字が読めるようになった今は、一人で、バルボンさんシリーズを繰り返し読んでいます。
私にとって、バルボンさんシリーズの一番の魅力は、(話の筋や展開の面白さももちろんですが)その温かい世界観、他者に対する優しいまなざしです。バルボンさんは「ワニとして」動物園にお勤めし、地域社会の一員として暮らしています。バスに乗り込むのに時間がかかるバルボンさん(何せワニですから足が短いのです)に、運転士さんは「ゆっくりどうぞ」と声をかけてくれます。バルボンさんは、バスの中でこっくりこっくりしてしまっても大丈夫なのです。皆が行き先を知っていて、声をかけてくれます。分けへだてない、思いやりにあふれた優しい世界。読む度に、とてもやさしくて穏やかな気持ちになれます。
ところで、とよたさんは宮城県出身です。数年前原画展があった時に、「バルボンさん」「でんしゃにのって」などの原画が展示されていたのですが、コメントに「バルボンさんは八木山動物園に勤めています‥‥」(仙台市に実在の動物園。)とあるのに、ビックリ。い、言われてみれば、確かに入り口(門)のあたりとか、八木山動物園によく似てる‥‥。そーか、そうだったのか! 地域受けで申し訳ありませんが、バルボンさんの世界をより身近に感じてしまったのでした。
因みに、仙台市の公共図書館の紙芝居袋やしおりなどには、バルボンさんがプリントされています。見るとついほのぼのしてしまいます。
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自信を持っておすすめしたい 読み聞かせに最適!  投稿日:2003/09/20
でんしゃにのって
でんしゃにのって 作: とよた かずひこ
出版社: アリス館
我が家の一押し、「癒し系絵本作家」のとよたかずひこさん。初めて知ったのはバルボンさんシリーズですが、ほのぼのとして深い世界にどっぷりとはまりました。分けへだてなく、思いやりとほほえみにあふれたやさしい世界。とよたさんワールドに入ると、とてもやさしくて穏やかな気持ちになれます。
特にこの「でんしゃにのって」は、我が子への読み聞かせはもちろん、多人数への読み聞かせにも最適です。何度でも読んでほしがります。かなり大きい子でもOKでした。話の筋のおもしろさ、次を予測できそうに思わせておきながら意表をつく展開も読み聞かせ向きですし、文も絵も、じっくりと「読める」せいもあるでしょう。裏表紙までお話が続いているのもいいですね。気がついた時は、おまけでも付いていたような、何か特をした気分になりました。
とよたさんは宮城県出身です。数年前原画展があった時に「バルボンさん」「でんしゃにのって」などの原画が展示されていたのですが、ついていたコメントに「うららちゃんは小牛田(こごた と読む。宮城県北部の町。)のおばあちゃんのうちに‥‥」という記述があり、ビックリ。「ここだ」駅って「こごた」駅のもじりだったのか! 地域受けで申し訳ありませんが、うららちゃんの世界をより身近に感じてしまったのでした。
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