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10歳

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★5  兄貴になる期待感 投稿日:2011/09/04
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
あかちゃんがやってくる
あかちゃんがやってくる 作: ジョン・バーニンガム
絵: ヘレン・オクセンバリー
訳: 谷川 俊太郎

出版社: イースト・プレス
ジョン・バーニンガムは好きな作家ですが、あの奔放な絵のイメージとは違和感を覚えたのです。
なんと夫婦共作だったのですね。
ヘレン・オクセンバリーは『きょうはみんなでクマがりだ』や『三びきのかわいいオオカミ』で、楽しい絵とちょっと観点を変えたもののとらえ方で気になっている作家でしたが、この初共作には驚きを感じました。
この作品は奥さんの絵でなんとも楽しいお話ですが、バーニンガムが絵を描いていたら印象は随分と違っていただろうなと思います。

「あかちゃんがくるのよ」とお母さんが坊やに話すところから話が始まります。
坊やにとっては未知の世界。
いろんな疑問や、想像がわいてきます。
次第におなかが大きくなっていくお母さんと坊やとのコミュニケーションが見事。
坊やの想像する世界も見事。
現実の世界と夢の世界の描き方にさりげない技巧を加えたオクセンバリーさんの描き方が、とても素晴らしいのです。

坊やは生まれてくる妹か弟にいろいろな夢を見ます。
楽しい夢、不安な夢…。
そして、いよいよ赤ちゃんが生まれるときには、おじいちゃんに得意そうに自分の見た夢を話します。

ところで、この絵本が見事なだけにちょっと不安を感じてしまいました。
お父さんの姿がどこにも見えてこないのです。
これってバーニンガムさんの世界ではないような気がします。
ストーリーには母子家庭だというメッセージが入っていないので、絵の中にお父さん自身かお父さんの存在感を描いても問題ないと思うのですが。
バーニンガムさんの『アボカド・ベイビー』を再読して、その違いを再確認。

父親としては、お父さんの印象があまりに薄いことに寂しさを覚えた次第です。
参考になりました。 2人

★5  森の命 投稿日:2011/09/04
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
森のみずなら
森のみずなら 作・絵: 高森 登志夫
出版社: 福音館書店
 緻密な絵に圧倒されます。はっぱの一枚一枚、樹皮の細かさ、動物の毛並みなど、見応えがあります。

 倒れたみすならのまわりに、たくさんの動物たちが集まっている場面が印象的でした。動物たちは何を感じているのでしょう。
 
 動物とか植物とか関係なく、森そのものがひとつの生き物ように思えてきます。
 森林のさわやかな風や匂いを感じられる絵本でした。
参考になりました。 0人

★5  未来を見つめて 投稿日:2011/09/03
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
ワンガリ・マータイさんとケニアの木々
ワンガリ・マータイさんとケニアの木々 作: ドナ・ジョー・ナポリ
絵: カディール・ネルソン
訳: 千葉 茂樹

出版社: 鈴木出版
 「平和のグリーンベルト」で国を変えた、マータイさんのお話です。

 迫力のある絵がすばらしいです。
 アフリカの民族衣装の独特の色使い、以前から気になっていたのですが、たっぷり楽しむことができました。
 絵のほとんどを、アフリカの布地で表現しているのです。色彩に力強さを感じます。

 マータイさんが植林をすすめた木が、何十種類もあることに驚きました。それぞれの木の特長を理解してるからこそできたんですね。

 最後のページ、誇りに満ちて、なお未来を見つめているマータイさんの顔が印象的でした
参考になりました。 0人

★5  女性らしいビジョン 投稿日:2011/09/03
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
その手に1本の苗木をーマータイさんのものがたりー
その手に1本の苗木をーマータイさんのものがたりー 作・絵: クレア・A・ニヴォラ
訳: 柳田邦男

出版社: 評論社
 ノーベル賞を受賞したマータイさんの名前は知っていましたが、具体的に何をした方なのか知らずにいました。
 女性らしい発想がすばらしいな、と思いました。目先のことや保身を考えないビジョンがあります。
 木が育つためには、時間がかかります。けれど、その先を見とおす力が大切なんだと、わかります。

 安全でエコで公平で、地球にも人にもやさしい
 「木を植えること」。
 日本は、水にも木にも恵まれていますが、もっと大事にしたいなと思いました
参考になりました。 1人

★5  「三枚のおふだ」ですが 投稿日:2011/09/03
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
日本みんわ絵本のシリーズ にげだしたおにばんば
日本みんわ絵本のシリーズ にげだしたおにばんば 作: 中村博
絵: 石倉 欣二

出版社: ほるぷ出版
読んでみるとお話はまさに「三枚のおふだ」ですが、石倉欣二さんの羽目を外した絵が思い切り楽しいと思います。
そしてこのタイトルの「にげだしたおにばんば」。
三枚のお札の効用で助かった小僧さんでしたが、寺まで追ってきたおにばんばが実は和尚さんの機転でにげだしたのだという最後の盛り上がりでナットクです。
何冊もある「三枚のおふだ」の絵本ですが、昔話の共通性と絵本の味わいの違いを感じるのも絵本探しの楽しみだと感じる一冊です。
参考になりました。 0人

★5  わかりやすい進化論! 投稿日:2011/09/03
きゃべつさん 40代・ママ・埼玉県  男の子10歳、男の子7歳
かしこい さかなは かんがえた
かしこい さかなは かんがえた 作・絵: クリス・ウォーメル
訳: 吉上 恭太

出版社: 徳間書店
綺麗な表紙目に留まりましたが、書名に惹かれました。
魚はどんなことを考えたのかと興味をもちました。

「おんがくネズミジェラルディン」のような哲学的な内容かなと思ったら、
なんと、進化論のお話でした。

魚がどうして海から出たくなったのか、とても子供にわかりやすく説明してるのではないかと思います。
実際、最初に陸に出ようとした生物はどんなものか、今となっては想像もつきませんが
こうして考えると進化の壮大な歴史がなんとなく身近に感じられました。

最近はすっかり絵本を卒業してきた長男ですが、理科好きというのもあって
この本は一緒に夢中で読めました。
参考になりました。 0人

★5  道成寺の縁起物語 投稿日:2011/09/02
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
かみながひめ
かみながひめ 作: 有吉 佐和子
絵: 秋野 不矩

出版社: ポプラ社
ふと手にした絵本の文章は有吉佐和子。
大家の多分唯一の手掛けた絵本作品でしょうか。
人間描写に深みと艶のある小説を手掛ける作家にして、自分流の文章をそぎ落としていくとともに、自分の文体を失わない作業は大変だろうと思いつつ、非常になじみやすい物語だと思いました。

生まれながらに髪の生えない女の子。
女にとって「髪は命」なのですね。
我が子の頭を不憫に思った母親が、自分の因業に報いるためと、漁を妨げる「ひかりもの」を取りにと荒海に一人飛び込みます。
ひかりものは金の観音様でした。
海の荒れは治まりましたが、母は死んでしまいます。
それから娘の髪は伸びはじめ身の丈以上になっていきます…。

その娘が髪が縁で京に上り天皇家に迎え入れられ、文武天皇の妃になり聖武天皇の母となります。
歴史小説をものとする有吉さんを考えると、ひょっとして「かみながひめ」を題材とした長編小説があるのでしょうか、歴史の重さにそったお話でした。
秋野不矩さんの絵も日本画家の大家として、寺社縁起にたがわない趣と落ち着きのある絵で物語に気品を加えています。

先に読んだ『道成寺』にまつわる伝奇に加え、道成寺の縁起ということで紀伊の名刹の知識が増えました。

余談ですが、この本を手にしたのは図書室で『ラプンツェル』のそばに配架されていたから。
『ラプンツェル』の日本版と勘違いしてしまいました。
「かみながひめ」が塔に閉じ込められていたら、天皇家は途絶えていたのですね。
関係者各位、神聖な名作に対して、不謹慎な動機で申し訳ありません。
参考になりました。 0人

★5  家族で口癖になるほどハマりました 投稿日:2011/09/01
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
おっと合点承知之助
おっと合点承知之助 作: 齋藤 孝
絵: つちだ のぶこ

出版社: ほるぷ出版
この本を読んだのは息子が10歳の時。
小学校の読み聞かせでも、みんなで声を出したら大うけした絵本です。
意味は知らなくても(あまり意味はないかもしれないけれど)どこか聞きなれた言葉と、聞いたことなくても口に出してみるとビシッと決まるリズム感。
言葉遊びの楽しさをこれほど表現している絵本も珍しいと思いました。
齋藤孝さんの乗りに乗った声に出す路線の大ヒット作だと認めます。
登場人物のキャラクターもさりながら、おじいさんの大活躍で年寄の存在感も見事に伝えてくれました。
我が家で読み聞かせした後、しばらく親子して口癖のように連呼しておりました。
参考になりました。 1人

★5  口あんぐり 投稿日:2011/09/01
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
シロナガスクジラより 大きいものって いるの?
シロナガスクジラより 大きいものって いるの? 作・絵: ロバート・E・ウェルズ
訳: せな あいこ

出版社: 評論社
ロバート・E・ウェルズは何者なのでしょうか?
紹介文をさがしたけれど見当たらないので、この本のスケールの大きさは学者としての発想なのか、趣味の世界なのか、どちらにしても口をあんぐりあけてしまうような知識絵本です。
シロナガスクジラの大きさそのものがピントは来ていないのですが、それより大きなものをさがしながら比較していきます。
比較の仕方が半端じゃない。
シロナガスクジラを大きなビンに100匹ずついれる?
エベレスト山を積み上げる?
地球を100個袋に詰める?
話は宇宙の無限の世界へと広がっていきます。
これだけの発想ができることがすごい。
宇宙の大きさと自分の小ささを体験するような科学の本でした。
参考になりました。 1人

★5  大事にしたい日本の風景 投稿日:2011/09/01
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~
新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~ 作・絵: コマヤスカン
出版社: 講談社
あの大災害直後に出された絵本として特筆すべき絵本です。
なにしろ、絵本は出版されたけれど、はるかちゃんの乗ろうと思った新幹線は動いていなかったのですから。
あの大災害で失われた自然があります。
絵本の中の日本は鳥瞰された地形で描かれていますが、あの大津波を引き起こした地形を際立たせることになってしまいました。
そんなことで、妙に内容とは別のところで象徴的になってしまった絵本ですが(そうでなければ手に取らなかったかも)、とても素晴らしい構成です。

単なる乗り物絵本ではなく、青森から鹿児島までのはるかちゃんの新幹線旅行を車内と上空からとらえているところが特徴。
角度を変えると日本はこんな風に見えるのだと、地図帳だけの日本イメージから国土そのものに視点を与えています。
多少デフォルメされた感じと、名所を選ぶ作者の嗜好にかたよりはあるものの、代表的な観光地のあり場所と、いかに日本が変化に富んだ国土なのかを知ることができます。
見方を変えてみるという素朴な行為でこれほど日本が立体的に意識できるのかと、感心しました。

車内風景も見事です。
新幹線はいろいろな人を乗せて走ります。
そこに多少の人間関係が生まれることもあるでしょう。
長旅ならば、乗る人降りる人で雰囲気も変わります。
考えれば、乗っている本人も服を脱いだり来たり、寝たり起きたり、食べたり遊んだり…。
新幹線の長旅は同じ空間がずっと続くこと。

コマヤスカンさんの視点の素晴らしさは、大人としても楽しめました。
参考になりました。 4人

★5  ヤカちゃんよかったね 投稿日:2011/09/01
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
番ねずみのヤカちゃん
番ねずみのヤカちゃん 作: R・ウィルバー
絵: 大社 玲子
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
4人兄弟の4番目のヤカちゃん。
どうしても声が大きくなってしまいます。
それがドドさんの家でひっそりと暮らしているネズミたちには困りもの。
それでもその大声が功を奏して、ドド家の番をすることになりました。
ネズミ取りの罠やネコの大敵に対して、その大声で撃退してしまいます。
おまけに大声で泥棒を退散させて、ドドさんにも気に入られてしまいました。
良かったねヤカちゃん。
それもお母さんの言いつけえを聞いていたからですよ。
(大声をのぞいては)。

ほのぼのとしてクスリと笑えるお話です。
参考になりました。 0人

★5  ウルフの優しさがたまりません 投稿日:2011/08/30
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
おねえちゃんは天使
おねえちゃんは天使 作: ウルフ・スタルク
絵: アンナ・ヘグルンド
訳: 菱木 晃子

出版社: ほるぷ出版
生まれてくる前に死んでしまったお姉さんのことを思う主人公ウルフ。
ウルフの突拍子のない言動に、周りの人は怒ったり笑ったり心配したり。
周りから見るとおかしな行動にしか見えないのです。
この世に生まれることができなかった兄弟への思いやりということには、ただ驚きと称賛を感じます。
まだ見たことのない姉が、ウルフに乗り移りました。
ウルフはその姉に自分の仲間たちを紹介したくて、女装して出かけます。
お姉さんのためなら何でもできるのです。
この優しさはちょっと理解を超えています。
それだけにウルフ・スタルクの感性に感動してしまいました。
ユーモアたっぷりなのにどうしで切ないのでしょう。
素晴らしい作品です。
参考になりました。 0人

★4  水口さんの記録の集大成 投稿日:2011/08/30
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
ノチョとヘイリ
ノチョとヘイリ 写真・文: 水口 博也
出版社: シータス
15年もの間、水口さんはバハマの海に生活するタイセイヨウマダライルカを追い続けました。
自分からするとイルカはみな同じに見えるのですが、ノチョと名付けられたメスのイルカを、バハマを訪れる都度探し出すのは大変なことでしょう。
このノチョは、ヘイリという赤ちゃんを産みました。
ヘイリを産んでから8年の間にノチョはほかに2頭のイルカを産みます。
イルカの成長によって変わる模様のこと、母子はいつまでも仲の良いことをマリンブルーの世界の中で語り続けてくれました。
物語性は少ないのですが、イルカの生活を知るためには良い写真絵本です。
日頃穏やかで人懐っこいイルカが、獲物を捕獲するときの厳しい表情を知ったことも収穫です。
『マッコウの歌』では、老人と少年というキャストに物語をかたらせましたが、この絵本はドキュメンタリータッチ。
イルカの成長を紹介することを優先させたのでしょうか。
参考になりました。 0人

★5  スケールが大きくてユーモラス 投稿日:2011/08/29
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
せかいいち大きな女の子のものがたり
せかいいち大きな女の子のものがたり 作: アン・アイザックス
絵: ポール O.ゼリンスキー
訳: 落合 恵子

出版社: 冨山房
アメリカに生まれた世界一大きな女の子。
力自慢で優しくて愛嬌たっぷりのアンジェリカが大熊を相手に大活劇。
ゼリンスキーも木目の紙を使って絵本を作りたいとのこだわりの上でできた作品です。
木目の上に描かれた絵の木のぬくもりと、アンジェリカのぬくもりが溶け合ったような柔らかな絵でスモーキーな作品です。
星座や竜巻やスケールの大きさに圧倒されるのですが、アンジェリカが素朴な女の子であるところに親近感が持てます。

楽しめる絵本なのですが、アイザックスもゼリンスキーも他に邦訳絵本に巡り合えないのが残念です。
参考になりました。 0人

★4  絵を見ながら、やってみよう 投稿日:2011/09/01
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
あやとり いととり 1
あやとり いととり 1 作: 斎藤 たま
絵: 辻村益朗

出版社: 福音館書店
 表紙をみたとたん、なつかしさで「わぁ」と思いました。今の子供たちにもあやとりで遊んでほしいなと思います。

 私は、あやとりそんなに上手じゃなかったけど、いくつかは覚えていました。体で覚えたことって、わすれないものですね。

 子どもは、絵を見ただけでは、なにがなんだかわからない感じでした。大きな絵でくわしく描かれているので、実際にやりながら見るといいです。

 手を使うので脳トレになるし、形が決まるとかっこいいです。
参考になりました。 0人

★3  話と絵がミスマッチ 投稿日:2011/08/29
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
金をつむぐこびと ルンペルシュティルツヒェン
金をつむぐこびと    ルンペルシュティルツヒェン 作: グリム
絵: バーナデット・ワッツ
訳: ささき たづこ

出版社: 西村書店
水車小屋のあるじはほら吹きあるじ。
娘は藁で金つむぐそうな。
王様だまして娘を城に。
こんなリズム感のある展開のバーナデット・ワッツの絵。
でも気弱そうな王様、純真な娘、人のよさそうな小人を登場させては話とかみ合いません。
同時に読んだガルドンの描く『ルンペルシュテヒルツヘン』と比べてしまうと、存在感の薄い絵本になってしまいました。
わらを金に変えるという娘を城に連れてこさせた王様は下心ありで威厳がなければいけません。
この絵本にある娘ならば、わらを金に変えてくれた小人に対する感謝の気持ちを失わないでしょう。
この小人ならば、執拗に子どもを取り上げようとしないでしょう。
困った挙句に小人がいなくなってくれたのならば、この物語では王様とお妃様は小人を供養しながら幸せに暮らしていきそうなのです。
参考になりました。 1人

★5  イルカもいろいろ  投稿日:2011/08/30
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
ぼくら地球のなかまたち イルカ
ぼくら地球のなかまたち イルカ 文・写真: 水口 博也
出版社: アリス館
イルカにもいろいろな種類があります。
生活圏もいろいろです。
この本は、いろいろなイルカの種類、生態についての解説書になっています。
イルカ好きの子どもにはとても楽しいシーンが掲げられています。
大人にとっては、イルカに関するうんちく話になっています。
どちらにしても、写真をメインに置いた写真絵本ですので、夏にはうってつけの一冊です。

いろいろな種類のイルカが紹介されているのですが、タイセイヨウマダライルカの写真が一番多いようです。
先に水口さんの『ノチョとヘイリ』を見ました。
この写真絵本では、そのノチョとヘイリの写真も取り込まれているようです。
さがしていると、観察しているような気になりました。
参考になりました。 0人

★5  細菌ってなに? 投稿日:2011/09/01
セイウチの歯さん 40代・パパ・千葉県  男の子10歳、女の子8歳
細菌ペーチカ 上
細菌ペーチカ 上 作: グリゴリー・オステル
出版社: 東宣出版
細菌の男の子が主人公の童話です。
一話完結のショートストーリーが全12話で構成されているので(全体としてのストーリーもあります)、読み聞かせに最適でした。
初めは細菌がピンとこなくて難しそうな感じの印象でしたが、最後まで読むと、細菌の住む世界に意外性があり、とくに学者とのやりとりが面白かったらしく、兄弟で真似をしたりしています。
大きな目にパンツ一枚というかわいらしいペーチカの挿絵も、読む人の心をとらえます。
参考になりました。 0人

★5  父と息子の共和国 投稿日:2011/08/28
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく
子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく 作: 灰谷 健次郎
絵: 坪谷 令子

出版社: あかね書房
子どもになりたいパパは、充分に子どもっぽい。
ママからしたら子どもに見えるかもしれないですね。
大人になりたいぼくは、一生懸命背伸びしたい年頃。
大人になればあれもこれもできるし、お説教されなくて済むのに…。
ママは子どもになりたいとは思わない生き物のようです。

箇条書きのように、僕が子どもになりたいわけが書かれています。
どれもこれも微笑ましいエピソード。
パパとぼくは親子でありながら、友だちで、仲間で二人の共和国を持っている。
男同士の世界のです。
やがて僕は大人になるけれど、パパは子どもになりたいけれど大人の自覚もしっかり持ったようです。

息子に慕われるパパは、いつまでも父親でいられるでしょう。
私自身の理想像ですが、子どもとはいつか大人通しとしてほんとのビールで宴会をしたいと思うのです。
子どもには大人になってほしいパパでした。
参考になりました。 3人

★4  イルカに嫉妬? 投稿日:2011/08/30
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
おれは サメ
おれは サメ 作: 片平 直樹
絵: 山口 マオ

出版社: フレーベル館
 人気者のイルカをうらやましがるサメ。サメがそんなことを思っているなんて、、、想像するだけでもおかしいです。
 人気者になるために、足、をつけてしまうのもおかしいです。
「なんで足?」という感じです。
 案の定、足のあるサメは余計にこわがられるハメに。

 サメのいる、サメ肌寿司もおもしろかったです。こんなお寿司やさんに、並んでも行ってみたいなと、子どもが言っていました。

 ナンセンスなお話が楽しかったです。
 かすれた色の絵が、いい感じでした。
参考になりました。 1人

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