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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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10歳

6020件見つかりました

★4  浮遊感 投稿日:2011/04/06
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
カヌーの旅
カヌーの旅 作・絵: 伊藤 正道
出版社: ウオカーズカンパニー
 カヌーといえば川下りなのに、なんとカヌーで空中散歩をしてしまうお話です。この意外さが、新鮮でした。
 
 お話にぴったりな、不思議な浮遊感がある絵です。余白と影がきいているなと思いました。
 おもちゃのような建物や、いろいろな人たちの表情が楽しかったです。

 サーカスの場面がおもしろいです。空中からながめたサーカスって、どんな感じなんでしょう。見てみたいな、と思いました。
 空想が広がる絵本でした。
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★4  綱引き大会? 投稿日:2011/04/07
多夢さん 40代・ママ・兵庫県  女の子10歳
はなすもんかー!
はなすもんかー! 作・絵: 宮西 達也
出版社: 鈴木出版
つちがえるくんとあまがえるくんが、同時に珍しいひもを見つけます。
「ぼくのだー!はなせー!」
「ぼくのだよー!つちがえるくんこそはなせー!」
と、ひもの取り合いに。
そこへあかがえるくんがやってきて一緒にひっぱりあいっこを始めます。

「よいしょ、よいしょ。」
 ずるずる・・・「はなすもんかー!」

そうこうしているうちに、とのさまがえるくんがやってきて、
ひきがえるくんもやってきて、どんどんかえるが増えていって、
綱引き大会に。

単純な繰り返しに、テンポがよく読みやすい。
さて、結末は?

と、意外な展開にびっくりです。
まあ、勘がいい人はすぐわかったかもしれませんが。

子ども達には、きっと大うけすると思います。

裏表紙のつぶやきが、読み終わってからなら納得いきます。
「あ!今から読む人は、絶対裏を見ないように。」
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★4  歩くきのこ 投稿日:2011/04/07
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
まじかるきのこさん
まじかるきのこさん 作・絵: 本 秀康
出版社: イースト・プレス
 独特の色合いとシュールなお話にびっくりしました。
 きのこを使って自由自在に姿をかえる、きのこさん。毒きのこをうまく調合すれば、こんなこともできそう、、、。新種のきのこを探す、きのこさんのパワーに圧倒されます。

 森の中で「歩くきのこ」の大群にであったら、と考えたら怖すぎます。子どもは、歩くきのこは本当にあるのかもしれないな、と言っていました。

 ちょっと、きもこわい空想がひろがるお話でした。
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★5  海のかなた 投稿日:2011/04/06
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
ちいさなククル
ちいさなククル 作・絵: はんま けいこ
出版社: 大日本図書
 忙しいママから、なかなか離れられないクルル。でも、お父さんの言葉で、クルルは一人で出かけていきます。お父さんは、クルルの後をそっとついて行ってたのかもしれません。
 クルルが双眼鏡で、海のかなたをながめているのが印象的でした。森の中とは全然違う世界を、クルルはどう思ったのでしょう。

 カフェの常連さんたちみんなで、クルルを見守っている感じが、いいなと思いました。

 作者のはんまさんは、沖縄の島でカフェをひらいているそうです。絵本のようなお店なのでしょうか。コーヒーを飲みに行ってみたいなと思いました。
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★5  ひとり占めはやめてよね〜。 投稿日:2011/04/07
多夢さん 40代・ママ・兵庫県  女の子10歳
バムとケロのもりのこや
バムとケロのもりのこや 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
絵本を購入すると、いつもそっと娘の本棚に忍ばせておきます。
すると、必ずといっていいほど、すぐに見つけて読んでくれます。
気に入った絵本なら何度も読んで、私のところに持ってきます。
今回も、「読んで!」と持ってくるのを、今か今かと待っていたのですが、
なかなか持ってこない。痺れを切らして、「読んであげようか?」って言ったら、
「もう、2回も読んでもらったやん!」って…(−−;)
(私は読んでない!)と声を大にして言いたかったけど、
「一緒に読みたいな〜。」って誘って、ようやく読むことが出来ました。

我が家は、基本的に読みっぱなしです。
娘も、ほとんど感想を述べない子なんですが、
今回ほどおしゃべりしたのは珍しいくらい。
そうとうお気に入りの様子です。

まず、見返しのケロちゃんとおじいぎちゃんの糸電話の会話。
前の見返しで、ドーナツを想像しているケロちゃんですが、
後の見返しを見ると、浮き輪を想像しているおじぎちゃんがいます。
似てるけど、違うよね。
ページをめくると、おじぎちゃんの「?」。
だって、糸電話の糸が、ピンと張ってないじゃない。
これじゃあ、聞こえません!

やめぴが、きいちごで自分の名前を作っているのが可愛かった。

バムとケロが見つけた古い小屋。
ほんとにぼろぼろなのにはびっくり。
バムたちは、この小屋を秘密の小屋にしようと、
修理と掃除を始めるんだけど、ほんと、バムって掃除が好きなんだね〜。
綺麗好きって言ったほうがいい?
荒れ果てた小屋が綺麗になっていく様や美味しそうな食事のシーンは、
見ていて楽しい。
そして、なにより秘密基地は、子ども達にとっては特別な場所。
もう、それだけでわくわくしますよね。

修理が得意なソレちゃんが、ココアにおいしいパンを浸してる場面を見て、
「おかあさんと一緒だね〜。」と娘に言われてしまいました。
でも、ホント美味しいんだから!

ケロちゃんが、古いカビカビのドーナツやほこりまみれのクッキーを
拾って食べようとするところ・・・思わず「駄目でしょ!」って。

そして、またまたやってくれました!
かいちゃんの天然ボケ。
今回もおおいに笑わせてくれました!
「最高〜!かいちゃん!」

バムとケロの秘密の小屋。
でもいつの間にかともだちでいっぱい!
いつの間にばれた?
よくよく見ると(絵本の隅々まで見るとね〜)わかります。
さて、犯人は誰でしょうか?
探してみてください。

あと、私が感動したのは、森の葉や草の細かいこと。
一枚一枚丁寧に描かれていて、根気のいる作業だったろうな〜と
感服しました。
お陰で、素晴らしい森の仕上がりとなったと思います。

何度読んでも、まだまだ新しい発見がいっぱいあり飽きません。
もちろん、次回作も気長に待っています♪
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★4  ちひろワールド 投稿日:2011/04/05
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
しらゆきひめ
しらゆきひめ 作: 立原 えりか
絵: いわさき ちひろ

出版社: 講談社
『しらゆきひめ』はあまりにも有名な童話です。
それに、ディズニー映画のイメージが強すぎるので、いわさきさんの『しらゆきひめ』には少し違和感を覚えつつ手に取りました。
本当のお母さんのすがすがしさと、継母の醜さ、白雪姫の可憐さがとても素敵です。
ちひろさんの描く登場人物は、無色の使い方といい、筆のタッチといい、不思議な感じがします。
なぜって、白雪姫は総天然色ではっきりくっきりと思い描けるほど、自分の中でイメージが出来上がっているからなんですけど。
ちひろワールドだと思いました。

『しらゆきひめ』はあまりに有名な童話なのですが、いくつかの『しらゆきひめ』を読んでみると、グリム童話の原型が、作家によって様々にアレンジされていて、雰囲気を異にしていることを感じました。
この絵本は立原えりかワールド。
きわめてメルヘンタッチだと思います。

でも、白雪姫のお話って、心象風景、やり取りのディテールがもっと詳細に描かれと、とても奥深いお話になると思いました。
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★4  ブロキガ、何人? 投稿日:2011/04/04
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
リトルピンクとブロキガ いろのくに かずのくに
リトルピンクとブロキガ いろのくに かずのくに 文: カーリン・ヴィルセン
絵: スティーナ・ヴィルセン
訳: LiLiCo

出版社: 主婦の友社
 楽しそうなタイトルにひかれて、ページをめくりました。
最初はちょっとわかりにくかったのですが、だんだんおもしろくなってきました。
 色を楽しんだり、ブロキガの数を数えたり、いろいろな見方ができます。1から10までは単色なのに、最後はとてもカラフルなブロキガになったのがおもしろかったです。
 10人のむらさきブロキガが、のんびりしていてかわいいなと思いました。北欧らしいキャラだなとほほえましくなりました。

 散文のような文章が、ちょっと読みにくいなと感じました。
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★5  怖面白いリズム感 投稿日:2011/04/02
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
ティーニイタイニイちいちゃいおばちゃん
ティーニイタイニイちいちゃいおばちゃん 作: ジル・ベネット
絵: トミー・デ・パオラ
訳: ゆあさ ふみえ

出版社: 偕成社
小さい子にはチョッピリ怖いお話かもしれません。
しかし、このボンゴを叩くようなリズム感の響きは何でしょうか?
チョッピリ怖いお話だけど、思いきり笑えるお話。
お話というよりも詩として語ると、リズムで印象づけられるお話です。
お散歩に出かけたおばあちゃんが、お墓で見つけた小さな骨を持ち帰ると、お化けたちが骨を返せと呼びかけます。
お話自体がナンセンスなのですが、ナンセンスだから良いのです。
ナンセンスだからリズムが響きます。
私はどうしても詩の朗読口調で読みたくなります。
それが子どもたちには耳に響きやすいかもしれません。
怖いお話ですが、これで良いのでしょうか。
読んでいて楽しいので、こわ〜く読むのは難しいかも。
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★5  天下一品のばかばかしさ 投稿日:2011/04/02
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
でっこりぼっこり
でっこりぼっこり 作: 高畠 那生
出版社: 絵本館
巨人がマラソンを始めます。
足跡がくぼんでプールになります。
だれも驚いていないのが不思議ですが、そんなかたい頭にはとてもついていけない馬鹿馬鹿しさ。
高畠ワールドのものすごさです。
ぼっこりがあればでっこりもある…。
何となく了解です。
海をわたって地球の反対側までやってきました…、ヘッ?
ぼっこりがぺったりになります。
苦しいけれど了解です。
巨人がつまずいて、体が地面に埋もれました。
それから先は、「了解するしかないでしょ!!

馬鹿馬鹿しいのですが、いい加減じゃないところがすごい。
子どもは「アリエナイ」とか言いながら、笑い転げながら、頭はフル回転しているようです。
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★4  感受性を育てます 投稿日:2011/04/04
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
くんくん、いいにおい
くんくん、いいにおい 絵: たしろ ちさと
出版社: グランまま社
 昔に比べて、このごろは無臭になっていますね。
 生活臭は、ときにうっとうしく感じることもあります。でも匂いって人間にとって大切なものなんだなと、あらためて思いました。

 鉄棒のあの独特の匂いも、いい匂いではありませんが、なんともなつかしい気持ちになります。いろいろな匂いが、子どもの感受性を育てているんだなと思いました。

 いい匂いにはリラックス効果があります。嗅覚って不思議です。
 土や潮の匂いを、深呼吸したくなりました。
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★5  ふしぎなぼうし 投稿日:2011/04/04
すぅたん★さん 10代以下・その他の方・愛知県  
タンタンのぼうし
タンタンのぼうし 作・絵: いわむら かずお
出版社: 偕成社
タンタンが、ぼうしを高く投げて
上から落ちてくるぼうしを
タンタンがかぶると、帽子の中に
鳥や栗、いろんな物が
出てきてすごかったです。
皆も、ぜひ読んでみてください。
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★4  木が語るアンネの日記 投稿日:2011/04/02
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都  男の子12歳、男の子6歳
アンネの木
アンネの木 作: イレーヌ・コーエン=ジャンカ
絵: マウリツィオ・A.C・クゥアレーロ
訳: 石津 ちひろ

出版社: くもん出版
2009年初版のフランス絵本。

原題の木は、アンネ・フランクが第二次世界大戦中の隠家の窓から見えたマロニエの木。
「アンネの日記」にも登場しています。

この木は、アンネ・フランクにとって自由の象徴であり、こうした記録は風化させないという意味合いから、木が語るというのは、有効な手法だったと思います。
2010年8月にこの木は、倒壊してしまうのですが、その苗木が広島県福山市のホロコースト記念館に寄贈されており、館長が訳者である石津ちひろさんであることは、物語を読み進める背景として知っておきたいものです。

外に出ることを許されない環境下にあって、彼女は、この木で四季を感じ、生への希望を見出していたのでしょう。
「雪に閉ざされる寒い冬のあとには、
 命のはじける春がかならずやってくるのだと、
 心の底から信じていたのです」
心の琴線に触れる一文です。
色調を押さえた絵は、この内容、文に似つかわしいもので、心情に通じるような雰囲気を醸し出していて、好感が持てました。

「アンネの日記」とともに、小学校高学年以上に読んで欲しい作品です。
参考になりました。 0人

★5  「ありがとうございました。」 投稿日:2011/04/06
にゃにゃこパーチクさん 40代・ママ・滋賀県  
ぼくと おおはしくん
ぼくと おおはしくん 作・絵: くせ さなえ
出版社: 講談社
子供の頃の感情や空気、景色などがそのまま重なって
映し出されたような絵本でした。

リアルな絵でありながら、
懐かしさと優しさがいっぱい詰まっていました。

友達思いの「おおはしくん」だからこその決断だったのですね。
おわりかたも安心出来ました。

子供の頃、年上の友達に優しくされたり、仲間と基地作りに真面目に取り組んだり、その頃育まれた友情や様々な感情、思い出は一生もの。

あらためてそう思い知らされたことに、お礼を言いたくなりました。

「ありがとうございました。」
参考になりました。 1人

★5  おいしいおもち 投稿日:2011/04/04
すぅたん★さん 10代以下・その他の方・愛知県  
おもちのきもち
おもちのきもち 作: かがくい ひろし
出版社: 講談社
人間にお餅が食べられそうだったので、
そのおもちは逃げ出しました。
そしたらお餅はお腹がすいてしまったので、
自分のことを食べる事にしました。
自分を食べてみたら、おいしかったみたいです。
お餅は、人間に食べられるのを
いやがっていたのに、自分で食べてしまった所が
おもしろかったです。
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★5  本当に泣けます 投稿日:2011/04/01
えみりん12さん 30代・ママ・東京都  女の子3歳
講談社青い鳥文庫 クレヨン王国月のたまご PART8
講談社青い鳥文庫 クレヨン王国月のたまご PART8 作: 福永令三
絵: 三木由記子

出版社: 講談社
シリーズとおして読むと本当に泣ける、そして感動する素敵な素晴らしい作品です。子供心に胸の琴線に触れ、お年玉で買い揃えた作品です。小学生のときに私は、琴線とか可及的すみやかとか、いろんな言葉遣いをこの本で覚えました。詩を書くこと、人を愛すること、いろんな思いもこれで知ることができました。

その作品の最終巻です。最後にみんな幸せになるのでやはり子供心に泣けました。

この作品を読んで、自分にもいつか命をかけて良いと思える運命の相手が現れるかしら?自分もそれまでに素敵な人になりたいな、と思えたので、とてもおすすめできます。今は素敵な人と出会って結婚し可愛い子供までできたのですが、人間には希望が必要なもの。子供のうちにグレないようにこれをぜひ読んで欲しいです。娘も小学校に入ったら自分でぜひ読んで欲しいと思います。
参考になりました。 0人

★4  10匹、見つけよう 投稿日:2011/04/01
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子10歳
ねずみきょうだいのだいかくれんぼたいかい
ねずみきょうだいのだいかくれんぼたいかい 作・絵: まつもと しゅんすけ
出版社: 教育画劇
 アニメのような絵がいきいきしています。10匹のねずみくんたちのキャラがおもしろいなと思いました。

 それぞれの部屋の中が、こまかく描かれています。すみずみまで、じっくりねずみくんたちを探すのはクイズのようです。まだ字が読めない小さな子でも、楽しめるなと思いました。

 このお話、絵本で見ると楽しいですが、もし我が家で留守中にこんなことになっていたら、、、と考えるとちょっとこわかったです。
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★5  月のたまごの続編 投稿日:2011/04/01
えみりん12さん 30代・ママ・東京都  女の子3歳
講談社青い鳥文庫 クレヨン王国道草物語
講談社青い鳥文庫 クレヨン王国道草物語 作: 福永令三
絵: 三木由記子

出版社: 講談社
10歳のときにまとめて読んだシリーズ。月のたまごの続編。

ダガーとクラッカーが脱獄し、ブランカ美少女隊を連れたアラエッサとストンストンがその行方を追います。途中で、サードとまゆみの娘が生まれて、最後にストンストンについに恋人ができて、ちょっと嬉しくなってしまう一冊です。ダガーがちょっとかわいそうに思える話なので、月のたまごのあとにはぜひ読んで欲しい一冊です。
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★4  いちおしです 投稿日:2011/04/01
あづりんさん 40代・ママ・北海道  女の子10歳、男の子8歳
当世落語風絵本 孝行手首
当世落語風絵本 孝行手首 作・絵: 大島 妙子
出版社: 理論社
小4のみんなに朝読書で読み聞かせをしているメンバーで学年末にスペシャルをしました。
松吉、おみつ、手のすけとナレーター。役割をふっての本番。正味30分くらいの長丁場でしたが、笑うところはしっかり笑い、じんとくるところはしっかり心に響いた時間でした。
表紙を開いていきなりお話が始まり、次のページで孝行手首の題名。いいねえなんか劇画調!いつもの読み聞かせに比べると早いテンポでおはなしを進めましたが、しっかりついてきた子供たち。よく聞いてくれるようになったなあ。と感激しながら私は松吉になりきり、てやんでえ!と話して行ったのでした。
子を思う親。そして親を思う子。思春期にさしかかっているこの子たちはこの前に10歳を振り返って私たちに感謝の気持ちを表してくれていたのでまるでお返しをしたような感すらありました。
話の内容はおとなも楽しめるもので、本を共に楽しむにはもってこい。
本屋さんで表紙を見たとたんに手にとらざるを得ない気持ちになり、立ち読みしてそのままレジに進ませるほど楽しく、深い本です。
長いお話ですが、がんばって大勢のお子さんに親の立場でよんであげてほしいです。
ちなみにある子供さんのこの時の感想は一番おもしろかったということでした。
参考になりました。 0人

★5  もうすぐ終わる、、、クライマックス! 投稿日:2011/03/31
えみりん12さん 30代・ママ・東京都  女の子3歳
講談社青い鳥文庫 クレヨン王国月のたまご PART7
講談社青い鳥文庫 クレヨン王国月のたまご PART7 作: 福永令三
絵: 三木由記子

出版社: 講談社
少し前から出てきているキラップがいい味を出しています。少し前の本でもありましたが落馬して「一度でこりるやつには進歩がない」とニヤリと笑い、また落馬して「二度でこりないやつを馬鹿と言う」とやめるところとか、、、、今回も青ころりを偽装したニセ患者を大奮闘して捕まえます。キラップの大ファンになっちゃいます。

シリーズ終わりのクライマックス部分なので、早く次が読みたくなりますよ。

私が10歳のときはまった本ですが、全く古くささを感じない、素晴らしいシリーズです。
参考になりました。 0人

★4  ポップコーンは意外に奥深い 投稿日:2011/03/31
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
ポップコーンを つくろうよ
ポップコーンを つくろうよ 作・絵: トミー・デ・パオラ
訳: 福本友美子

出版社: 光村教育図書
ポップコーンって、映画やお祭りやスーパーなんかの自販機では子どもたちの人気者だけど、温かさが命なだけに、妙に距離感のある食べ物です。
そのポップコーンが、アメリカでは先住民族や古い時代にさかのぼって、歴史ある食べ物であることを知って、とてもあなどれない食べ物だと知りました。
距離感があっただけに、このウンチクはとてもお得情報です。

ひたすらポップコーンについて調べるティニーと、ポップコーンを作ろうとしているトニー。
二人の対比が面白いのですが、最後にポップコーンにまみれるところが、さすがにポップコーンと思いました。
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