イケメンのお坊さん
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投稿日:2011/03/17 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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「講師のお坊さんはイケメンがいいわ。だって、お坊さんにくぎづけになって、きちんと話を聞くでしょ。だから、イマイチのお坊さんは講師にしない方がいいと思うの」
えー?枕草子にこんなことが書かれていたなんて、とびっくりしました。平安の女子も、平成の女子も考えることは同じだなと、笑ってしまいました。
「春はあけぼの」だけでなく、こんなイケメンお坊さんのお話も、教科書に載っていれば、もっと興味をもてるのになと思いました。
10分くらいで読み切れるようになっているので、朝読書にもぴったりです。
「一番幸せなのは、誰かに愛されていることよ」
これも昔も今も同じですね。
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図書館員の醍醐味は
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投稿日:2011/03/18 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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北海道の大自然の中を走るBM。
まさに地域密着、利用者の喜びを肌で感じて、やりがいいきがいいっぱい。
こんな生活を夢見ていたんだよな〜。
BMを知らない人にはピンと来ないかもしれませんが、我が町ではまだ移動図書館は健在です。
たくさん本があるのが図書館ならば、コンビニ図書館。
それでも、職員と利用者のコミュニケーションは図書館よりも豊かだったりするのです。
クマおじさんとみっちゃんは少し羽目もはずしましたが、理解ある図書館長で良かった。
図書館では、理解ある図書館長が職員を育てるのです。
子どもへの解説ではなくなってしまいました。
ただ、私は本好きの子どもたちに、図書館をもっともっと知ってほしいだけなのですが、こんな世界もあるのだと伝えたいのでした。
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かわいい 継子の尻拭い
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投稿日:2011/03/19 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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「野の花」ということで、あまり知らない花が紹介されていました。
野の花の名前は、とてもおもしろいです。
萩のなかまの「荒地盗人萩」、
よもぎの仲間の「姫昔よもぎ」、
みぞそばの仲間の「継子の尻拭い」など、花とは思えないような名前です。でも、花は楚々としてかわいいのです。
食べることができる花、薬効のある花、染料になる花、など実用的です。
うちの近所では、野の花を見つけるのはむずかしそうです。この本には繊細な絵と、特長がくわしく紹介されているので、じっくり観察して見つけたいなと思いました
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この展開は、読めなかった
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投稿日:2011/03/18 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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タイトルから明らかに正月のお話なのですが、それだけで手にした私は、読んでみて内容も展開も想定外。
それだからこそ面白かったともいえるのですが…。
村のお金持ちが村人たちの初夢を買おうとします。
人の初夢で金持ちになろうと言うのです。
そのお金持ちが初夢長者かと思ったら全くはなしが違います。
初夢は人に話さなければかなうという、カバーの説明ですから、話してはいけないのでしょう。
初夢を見なかったという村人の中で、一人初夢を見たこぞうさんがいました。
そのこぞうさんの夢が冒険とロマンで楽しいのです。
願望のような夢。
鬼を相手に、宝を手に入れたり、二人の長者様の子どもになったり。
こんな夢を自分も見てみたいものです。
でも、ラストシーンを見ると、このこぞうさん、目を覚ましたらみんな忘れちゃっているのじゃないかな。
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200年たっても
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投稿日:2011/03/18 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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モーツァルトの曲は知らず知らずのうちに、たくさん聞いています。
どの曲も素敵だなと思います。
オルガンの音が町中に響くようなところで、生まれ育ったモーツァルト。天才がゆえの波乱万丈の生涯から、あんなにすばらしい曲がつくられたんですね。
当時の音楽家が
「100年たっても、モーツァルトのような天才はでない」といったそうですが、200年たった今でもいないような気がします。
繊細な切り絵が、今にも動き出しそうで見応えがあります。
今回は立ち読みでしたが、CDを聴きながら読んでみたいです
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自分の夢をかなえる力
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投稿日:2011/03/16 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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トミー・デ・パオラの自伝的絵本です。
4歳の頃には絵本作家になりたいと思っていたトミー。
そのトミーがいかにして夢をかなえたか。
与えられたものに満足せずいかに積極的だったか。
人それぞれに、好きなことがあり夢があるけれど、積極的になること、自分から道を開いていくことについて、あまり夢中にならない子が多い中で、とても含みのある絵本です。
まっていてはいけないんだよ。
自分史を絵本にできるのってうらやましいな、と思いました。
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微妙な感情の違い
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投稿日:2011/03/16 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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感受性の強い年頃のリズが感じていることと、大人のお父さん。微妙な感情が繊細に描かれています。
写真のように見える絵から、二人の気持ちが伝わってきます。
「私はときどき怖いの」というリズ。
「人間もわざとじゃないけど、悪いことをしていまう」というお父さんの言葉が印象に残りました。
天敵のカラスを傷つけずに、森に返したリズの笑顔がすがすがしいです。
カラス笛がどんなものか、吹いてみたいなと、子どもが言っていました。あまり気持ちがいい音ではないようですが。
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働き者のアルバート
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投稿日:2011/03/12 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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動物たちのニッコリ谷小学校のPTA主催の感謝祭のお話です。
仕切り屋のブタのパトシーPTA会長が働き者のアヒルのアルバートに次々と用事を頼みます。
テーブルを作ったり、七面鳥の折り紙を作ったり、掃除をしたり…、一つ終わるごとに次のことづけが届きます。
アルバートは器用に次々と片づけていくのです。
アルバートが可哀そう、なんと自分勝手なPTA会長。
仕事を終えた夜、「野菜の収穫はどうするのでしょうか?」と、今度はアルバートからパトシー会長にお手紙。
会長からの要件が手書きなのに、アルバートが送った手紙はタイプライター(昔のワープロだよ)。
なんと律義なアルバートでしょう。
これにはパトシー会長もびっくり。
みんなで野菜を収穫して、無事に感謝祭は終了…。
と思ったら、パトシー会長は次の計画を思いついたようです。
この絵本、「風来坊シリーズ」や「落語絵本シリーズ」の川端誠さんが訳しているのがとても印象的。
裏表紙にはアルバート特性のカボチャパイの作り方が丁寧に描かれています。(アルバートは手伝いに来ないそうです)
面白みたっぷりの絵本ですが、PTA役員経験者としてはひとつ言っておきたいことがあります。
こんなPTA会長いませんよ(自己弁護)。
次々と用事を片づけていくアルバートは小学校の用務員さんのようです。
ひょっとして、パトシーさんを校長先生とした方が良かったのでは?(校長先生ごめんなさい)
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さらりと飛び越えて
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投稿日:2011/03/13 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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町をしきる柵。その長さに複雑な気持ちになりました。人種問題の根深さはなんとなく知っていても、私などはなかなかわからないことです。
この長い長い柵を、大人たちはどんな気持ちでつくったのでしょう。
この長い長い柵を、子どもたちは、さらりと飛び越えてしまいます。
著者紹介にもあるように、「深みと美しさを兼ね備えた写実的な絵」がとても見応えがあります。女の子たちの気持ちが、よく伝わってきます。
すっきりとした日本語訳も、お話にぴったりでした。
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どろぼうのやさしさ
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投稿日:2011/03/13 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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寂しさも悲しさも知らずに盗みをつづけていた泥棒の心に芽生えたやさしさは、一つの鉢のおかげでした。
盗みだしたものが、ただの鉢だと知った泥棒はがっかりしたのですが、ある日鉢から草の芽が出ているのを見て、草を慈しむ心が芽生えました。
草花を慈しむ心が野菜を育てる生きがいを作りました。
そして、人々と喜びを共有するようになるのです。
戦争が人々を襲います。
踏みにじられた畑を見て初めて大声で泣いたどろぼう。
心に響く話。
ふくだじゅんこさんの絵がとてもいい。
泥棒がどうみても悪人には見えません。
もともといい人だったのです。
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ショパンを聴きながら
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投稿日:2011/03/11 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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ショパンの曲は聴いたことはあります。でも曲名がわからないので、CDを聴きながら、というのはいい企画だなと思います。
「ポロネーズ」や「マズルカ」などの音楽用語の意味がわかりました。
即興曲の楽譜は4曲しか残っていないそうです。今はもう聴けない幻の即興曲はどんな曲だったのか、聴いてみたいなと思いました。
お話にぴったりの切り絵も、緻密でみごたえがありました。
ショパンのこと、ポーランドの歴史など、とてもわかりやすく書かれていますが、少し長めのお話なので、高学年くらいからがいいかなと思います。
今回は、立ち読みでしたが、今度はリアル本でCDを聴きながら楽しみたいです
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さくらこちゃん来年の春また遊ぼうね
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投稿日:2011/03/12 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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姪っ子が一番最初に買ったのがはらぺこあおむし、二番目がいもとようこ先生の絵本でした。いもとようこ先生の優しい色つかいの絵には姪っ子大好きで特徴のある絵で選んでこれ読んでと図書館でよく読まされました。あまんきみこ先生は、子どもにこびることなくしっかり物語を書いているのあまんきみこ先生の話だよといったら姪っ子喜んで読むと言いました。
さて物語ですが、ともだちのいないうさぎのぴょんこが桜の咲くころ一人で遊んでいるとさくらこがやってきて一緒に遊びます。またくまのくうたもさくらこと遊びます。さくらこを中心にして二人がであったのはなるほどうまくお話をつくっていると思いました。
さくらこは消えましたが、来年の春また逢えると思います。
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のどかな江戸めぐり
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投稿日:2011/03/10 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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過去が覗けるという機械で江戸の風景探索。
絵が、ぬくもりのある版画で素朴に表現されているのでとてものどかな感じがしました。
自分のルーツと江戸時代が結びつくという志向も緊迫感がなくて和めます。
江戸は深川付近。
今ではすっかり様変わりしてしまいました。
そんな場所に設定したのも印象を深くしました。
物語としてはさして心に残る作品ではありませんが、子どもと一緒に過去巡りするというのは父親の醍醐味かもしれません。
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回せますか?
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投稿日:2011/03/09 |
ねこなさん 30代・その他の方・埼玉県
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私、びゅんびゅんゴマを同時に6つ回せます。
子供たちの間では、ちょっとしたヒーロー(ヒロイン?)です。
そもそも、回すきっかけになったのがこの本「びゅんびゅんごまがまわったら」。
小学生の頃に通っていた親子読書の会で、この本が取り上げられ、「みんなで回してみましょう」と、びゅんびゅんごまをつくり、回してみたのがきっかけです。
こんな校長先生はいませんでしたが、親子読書の会に参加されていた大人の方が2個3個と回すのを見て、「よーし、私も!」とチャレンジしたら…できちゃったのです。
この本には、そんなびゅんびゅんごま回し以外にも、いろんな遊びが出てきます。家の中で遊ぶことが多くなってしまった、今の小学生たちにも、この本を読んで、外で遊ぶことを思い出してほしい。そんな思いにさせる一冊です。
そして・・・こんな校長先生がいたら、最高に楽しい学校生活になるとおもうんですけれど!
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どっちに入ろうかな
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投稿日:2011/03/09 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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動物の言葉遊びです。いろいろな言い回しに、おもわずふきだしてしまいました。これだけ発想できるのが、すごいなと思いました。
こどもは「えらいおん」」と「けらいおん」が、いちばん気にいっています。私は「きりんご」、リンゴ模様のきりんがかわいいです。
自分でも楽しい動物を考えて、絵を描いたらおもしろいなと思いました。
上野動物園としたのどうぶつえん、どちらに入ろうか迷ってしまいそうです。
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本当は怖いお話
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投稿日:2011/03/10 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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息子が小学校5年の時、第五福竜丸展示館で目にした絵本です。
その時は、展示資料のものすごさ、周りに置かれた絵本や書籍類の表紙の生々しさの中でちょっと異質に思えていた物語でしたが、改めて手に取ってみるとひしひしと水爆の怖ろしさが染み込んできました。
実際に第五福竜丸に乗っていた人の話ではありません。
しかし、水爆は環境破壊であり、地球に大きな被害をもたらしたのです。
空から降ってきた白いものは、放射能におかされたサンゴのかけらだったと記憶しています。
海の中に生きるものも被害者だったのです。
いぬいさんはトビウオの親子に、その悲惨さを語らせました。
お父さんは水爆の直接の被害者になりました。
トビウオの坊やは放射能の二次被害者となりました。
お母さんは子どもを思いやりますが、解決策は見つかりません。
優しいようで、とても怖いお話です。
事前の説明と解説が必要かと思います。
息子は「この本、第五福竜丸の展示館にあったね」と思い出してくれました。
実際に展示館に足を運んだことも無駄ではなかったようです。
1954年3月1日が第五福竜丸の運命の日でした。
あれから67年、大人にも広島原爆よりも遠い昔のお話になってしまったのでしょうか。
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期待しすぎたようです
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投稿日:2011/03/08 |
モーティさん 40代・せんせい・愛知県
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オレンジ屋根のきれいな絵が気になって 読んでみたのですが、一度読んだきりです。
テーマの扱いが子供には難しい。難しいテーマは独りよがりの解釈でなく、誰にでもわかるように書いてほしかったです。
期待しすぎたのか 少し残念です。
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似たような話はあるけれど
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投稿日:2011/03/02 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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『つるのおんがえし』を筆頭に似たような話はあるけれど、あまんさんの語りといしくらさんの絵でとても澄んだ世界になっています。
漁師の男が海で遭難して、気付いたらうつくしい娘に介抱されていたのです。
あっさりと結婚してしまうのだけれど、実は娘は竜でした。
出産する際の小屋作り、分かれる際に乳房を切って置いていくところ、母の子を思う心、出産に大変さを描いてあるように思いました。
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黒人と白人の垣根
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投稿日:2011/03/07 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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短めのお話ですが、ストレートに伝わってくるお話と絵。
黒人の女の子と白人の女の子の住む家の間には柵があって、その向こうには入ってはいけないと親から言われているのです。
白人の女の子は、こちら側で遊んでいるなわとびに入れてもらいたいのですが、入れてあげるわけにはいきません。
この柵は大人が作ったもので、子どもにとってはとても大きな柵です。
黒人の女の子は白人の女の子が気になってなりません。
二人は名前を知りました。
「柵に腰掛けてはいけないとは言われていない」と同じ柵に腰掛け話をするようになります。
そして、柵を越えて遊ぶようになるのです。
遊び疲れたみんなは一緒に柵に腰掛けます。
みんなの表情は、柵に対する疑問に包まれているようです。
後は読み手に任されているようです。
「きっと誰かが柵を取り壊すよね」
それは誰なのでしょうか。
大人の作った差別。
子どもたちの感覚で互いを見つめること。
多くを語らず、子どもと共有したい空間がありました。
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みんなで楽しい夢を
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投稿日:2011/03/08 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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おそろいの腹巻をして、こぶたくんたちがベッドにはいります。今夜はどんな夢をみようか、と提案しています。みんなの大きな夢が、ほほえましいです。こんな夢が見れたらいいですね。
おもちゃやインテリアなどの雑貨が、とてもおもしろくてかわいいので見飽きません。夢の中にでてくるものが、部屋の中にもあるので、それを探すのもおもしろかったです。
兄弟がいっぱいいるのは、楽しそうだなとうらやましくなりました。
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