新しい世界に感動
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投稿日:2010/08/04 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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ありときりん。
大きさのまったく違うもの同士が出会って、
それぞれ自分の知っている世界とは違う世界を見つけます。
きりんが見つけたのは、足元に咲く赤い小さな花。
今まで気付くこともなかったのでしょうね。
きりんは、その花を、一瞬「ゆうひのしずく」と思ったようです。
それだけ、感動が大きかったのでしょう。
(えほんのタイトルになるくらいですから)
新しい世界を知ることの大切さ、
感動することの素晴らしさ、
新しい友達と心を通わせる関係が素敵です。
作者は、あまんきみこさん。
あまんきみこさんのことばの表現が素晴らしいえほんだと思います。
私は、あまんきみこさんの作品は好きなんですが、
娘は、今ひとつ(「ゆうひのしずく」が・・・)わからなかったようです。
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落語の楽しみは・・・
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投稿日:2010/08/04 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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らくご絵本なので、少しおおげさに(落語家っぽく)、
テンポよく読んだら、面白そう。
「うえ」「かみ」「あがる」が好きで、
縁起を担ぐだんなさん。
「した」や「しも」「さがる」は、大嫌い。
そんなだんなさんの前で喋るときは、とても気を使います。
でも、これを逆手にとって、ざるうりのもきちは、
だんなさんのご機嫌をとって、おこづかいをもらっていきます。
しかし、これは落語。
必ず、最後には「おち」があります。
さて、どんな失敗をしてしまうのでしょうか?
梶山俊夫さんの力が抜けそうな絵と、
桂文我さんの話がうまくかみ合って、とても面白い絵本に仕上がっています。
どんどんエスカレートしていくはなしに、
ぐいぐいとひっぱられ、最後まで飽きることなく引き上げられ、
最後のオチで落とされる・・・この快感が楽しい。
落語は、最後の「オチ」が命。
これがわかる小学生のお子さんにおすすめ。
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なごみま〜す☆
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投稿日:2010/08/04 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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『こっそりうふっ!と、ほほえんでくださいませ。』と出版社の紹介のとおり、
ほんとに、「うふっ。」です。
出てくるキャラすべてが可愛くて、
ほんとに、可愛くて和みます。
「かくれんぼ」では、ぺんぎんとあざらしの
友達同士のたのしいあそび。
「おもちゃガガガ」と「おもちゃトントントン」は、
あるある!と思わず叫んでしまいそうになりました。
「ほんよんで」は、ゴリラの親子の微笑ましい読み聞かせ。
可愛いです。
娘が一番気に入ったのは、「はな」。
花の上に虫が遊んでいるのだけど、
ちょうどその位置が、花の表情に見えるんです。
虫が移動するたびに、花がいろんな顔をになるのが面白かったようです。
他にもいっぱい紹介したい4ページえほん。
是非、自分の目で見て楽しんでほしいと思います。
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子どもと親で感じ方が違う絵本かも
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投稿日:2010/08/02 |
さふぁいあ。さん 30代・ママ・愛知県 女の子9歳、男の子7歳
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王様お妃様はどうしても子どもが欲しくて
魔法使いのところへお願いに行きます。
そして子どもを授かることができるのですが
王様が欲を出したばっかりに、ロバの子どもが生まれます。
どうしても欲しいと思っていた子どもなのに
ロバとして生まれた子どもを愛せない王とお妃。
王子の服を着たロバを笑う周りの人々。
ロバの王子は城を出ます・・・
娘はお話を気に行ったようです。
最後はハッピーエンドですし、バーバラ・クーニーさんの絵が素敵!
シンデレラの様な昔話。
私はロバの王子の実の親が最後まで
王子を迎えにこなかった事が悲しかったです。
旅のリュート弾きとの出会いが王子の転機でした。
辛い環境でもまっすぐ育った王子が素敵です。
子どもの方にちゃんと気持ちが向いているかなって
自分に問いかけた絵本でした。
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へんてこなプレゼント。
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投稿日:2010/08/04 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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今日は、カタツムリのたんじょうび。
森の仲間が、プレゼントをもって、お祝いにやってきました。
まず、色鮮やかな絵に惹き付けられました。
みどりのカタツムリに、あかいリスなどとても個性的。
手足の長いかえるは、とってもハンサム(?)
絵全体に、躍動感があって、わくわく感が伝わってきます。
さて、みんなが持って来たプレゼントは、なんだか変?
カタツムリも、嬉しかったけど、ほしいものとは違う。
でも・・・実は!?
おともだちの粋な計らいに、とってもハッピーな気分になりました。
ともだちっていいね。
とっても可愛らしいキャラたち。
この素敵なメンバーで、次回作が出来たらいいのにな〜と思いました。
コクヨのえほん・・・海外絵本シリーズCのおはなしです。
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小学3年生に読みました
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投稿日:2010/08/01 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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小学3年生に読み語りしました。
「石でスープを作る」という、サギのような話で、類話をいろいろ見かけるお話です。
スープを作る主役も様々で、どれも味わいがあるのですが、今回はこのお話がしっくりと来ました。
戦争が終って家に帰る途中の3人の兵士達は、空腹で泊まるあてもありません。
立寄った村人たちは、兵士達を受け容れるだけの心のゆとりはありません。
そんな中で、兵士達は石のスープを作るという怪しげな事を始めます。
次第に村人達と食材、調味料が集まり始めます。
しまいには村人達と兵士達で大宴会が始まり、兵士達は寝場所も与えられ、感謝さえされるのです。
これは、ハッキリ言ってサギです。
でも、戦争による喪失感をうるおいに変えてくれたとしたら、素晴らしいことではないかと思います。
読み終えて、児童たちと話をしました。
こんなスープは飲めないとか、インチキだとか意見が出ましたが、村人達の満足感は伝わったように思います。
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ぞうに感情移入して、怒りました。
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投稿日:2010/07/30 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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私は面白かったのですが、うちの下の子は、変なところに過敏で「ぞうがかわいそうで面白くなかった」そうです。
登場人物(キャラクター)に感情移入してしまうタイプのお子さんに読んであげるときは、気をつけてください。
さるの可愛いいたずらに、怒りだすやもしれません。
ぞうのお尻に顔を描くなんて、とっぴで楽しい発想なんですけどね。
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知らない野菜が登場しても大丈夫かな?
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投稿日:2010/07/30 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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小さい子用のお話会に使おうかと思って、探してきました。
石津ちひろさんお得意の「言葉遊び」を生かした、可愛いお野菜たちの「マラソン大会」読み手の方も楽しかったです。
山村浩二さんのイラストが石津さんの文章にとても合っていて、
ちょっぴりおどけた顔や、その野菜の特徴を少々強調した体格やさりげないポーズが、笑いを誘いました。
わたしが個人的に面白かったのは、
『りっぱなパセリはつっぱしる』
『きゅうりはきゅうにとまれない』
『まってまってとトマトのおとうと』のシーンと文章かな〜。
0〜2歳くらいのお話会に持っていこうと、思っていたのですが、文字が少なく楽しい絵の割に、低年齢すぎると知らないだろう野菜たちも登場するので、ちょっと悩んでいます。
知らない野菜が登場しても、絵本に同調して子どもたちは楽しめるかな〜?
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すずめいろどき
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投稿日:2010/07/24 |
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県 男の子、男の子
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すずめいろどきとは、日暮れ前のちょっと不思議な時間のことだそうで、この物語の始まりです
最近ヴァイオリンのレッスンに疲れ気味の女の子、どうしても楽しくできなくなって・・・
こんなことを感じて着かれている小学生はたくさんいるのでは・・・?
たまには子供たちだって、現実世界から抜け出して、ファンダジーの世界にどっぷりとつかってみたいですよね!
そんな女の子にお勧めの本です
字も大きく読みやすいので、小学校中学年なら充分楽しめます
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夏には氷
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投稿日:2010/07/27 |
すぅたん★さん 10代以下・その他の方・愛知県
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ばばばあちゃんが、
「今日は暑いから涼しくなる方法はないかね。」
と言いました。だから、みんなで氷のおかしを
作ることにしました。ばばばあちゃんは、
「何でも持っておいで。」と言ったので、
みんないろんなお菓子を持ってきました。
ばばばあちゃんは、紅茶を持ってきて
こおらせました。
ミニカーやお人形を持ってきて、
こおらせている子もいました。
ばばばあちゃんは、花を持ってきて
こおらせていたのが、きれいでした。
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「ヤカンじゃないよ。」
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投稿日:2010/07/23 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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一目瞭然!
もう、「ずばり!」そのものです。
なんて素敵な(?)題名をつけるのでしょう!
思わず手にとってしまいました。
うちのおかんは、おこってばかり。まるで、ヤカンやがな。
うちのおとんは、ねてばかり。 まるで、フトンやがな。
「ぼく」から見た両親の姿。
あまりにも可笑しくて、アハアハ笑ってしまいました。
でも、ぼくは・・・
子供の心の声に耳を傾けて。
おかんもおとんも、自分の悪いところに気がついてちゃんと反省する。
そして、子供にちゃんと謝る。
素晴らしい!
コテコテの関西弁で、ユーモラスでちょっとほのぼの。
親子で一緒に楽しんでください。
読み終わって、「おかあさんは、ヤカンやね。」って言ったら、
「ヤカンじゃないよ。」と言ってくれた娘。
娘の優しさに感謝です。
あまり怒らないようにしようっと。
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波が生きています
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投稿日:2010/07/21 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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初めて海に来た男の子が、波と友だちになって家に連れ帰ります。
発想の奇抜さと、イラストの素晴らしさ。
お父さんの表情まで楽しませてもらいました。
理屈ではなく、子ども心のようにのびのびとふるまう波を見ていると、映像にしてみたいように思いました。
でも、やっぱり波は海にいた方が良かったのですね。
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むかしばなし?
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投稿日:2010/07/23 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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「昔話を読んでほしい。」ということで、選んだのがこのえほん。
主人公は、関西弁のたこやはちべえさん。
はちべえさんだけかと思ったら、皆、関西弁でしゃべっていました。
おとひめさままで・・・ちょっと笑ってしまいました。
さて、このはちべえさん、ただ者じゃありません。
とっても欲深。
そのために、海の中に入るはめに。
そして、そこで竜宮城までいくことになるのだけど。
どこにいても、はちべえさんの欲深さに、あきれてしまいます。
でも、そこがまた、なかなか面白い。
「うらしまたろう」の続きのはなし?みたいな感じです。
正当な(?)昔話というよりも、創作昔話みたいな気がします。
昔、はちべえさんが、九州から大阪へいく船での旅の途中の出来事で、
なんとか最後に行き着いたのが大阪。
でも、どこか変!?
どうやら現代の大阪に飛ばされてしまったようです。
最後の最後まで、欲深なはちべえさんでした。
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騙し絵のようだよ〜。
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投稿日:2010/07/22 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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とっても面白い、「騙し絵」絵本でした。
最近「騙し絵ギャラリー」がまたブームになっているみたいですが、
この絵本は、単純な1本が木の絵が、左からみると、アヒルの顔に見え、右からみるとうさぎの顔に見えるという化かされているような気分になる絵本です。
そこが面白いんですけど…。
語り手は、どこか少し遠くから望遠鏡か何かで覗いているらしく、
一人は何が何でも「アヒルに見える」と言い張り、
もう一人は「どう見てもウサギだ」と言い張ります。
読み手はこの二人のセリフを見て、「うんうん、確かに」と、そんな気になっていくのです。
ちなみにうちの上の子は、「首が細いからアヒルに見える」で、
私は、どっちかというとウサギに見えてしまいました。
主人は「パッと見アヒルかな〜」といってました。
下の子はどっちとも答えずにいました。
みなさんはどっちに見えますか?
年齢に関係なく楽しめるので、ぜひ!家族で読んでみてください。
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人間のオモチャという言葉が胸にささった
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投稿日:2010/07/21 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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桂三枝先生の落語絵本シリーズは環境をテーマにしていて、小さい子供さんはわかりにくいのじゃないかなと思います。読ますから環境がそろそろわかってきた9歳、10歳の子どもたちがいいんじゃないかなと思います。
舞台は閉鎖される前の動物園、情報仕入れ係りのチンパンジーがゴリラの関西弁で話かけてきてきます。深刻な話なのだけど、2頭が関西弁で話すので少しは場を和らげる効果はあったのでしょう。チンパンジーとゴリラの会話はむねをちくちくさします。そして決定的なのが、大文字に書かれている「人間のオモチャみたいじゃないですか」確かに私たちは動物の考えが言葉ではわかりません。動物園にいるのは他の国で捕獲した動物を飼育しています。もともとは野生だったものを研究のため子供に喜ばすためとつれてきています。
「人間のオモチャ」となっていますね。でもそれをどうすることもできないのですよね。
どうしたらいいでしょう。今後何回か姪っ子とお話して回答ができたいいなと思います。
シリアスな絵本だったけど、最後のおちもぴりりと効いているものの笑えます。
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どこかでじぶんの木があればさびしくないね
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投稿日:2010/07/19 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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むねにじーんとくるお話ですね。人には老いがきて病気になって死んでいく。それを絵本にすればこんなふうになっていくのですね。わたるのひいじいちゃんの伝じいも自然の摂理にはかなわない。でもじぶんの木というのがあれば、なんらかの救いがある気がしました。伝じいとわたるのような関係があったなら、親子で惨殺といったおぞましい事件がなくなるのにね。わたしもじぶんの木は一生探せないかもしれないけど、じぶんの木にまけないように頑張りたいです。
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おちならずに綺麗な川にしたいです
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投稿日:2010/07/18 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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題名は美しく青きドナウをもじってつけられたものですね。この道頓堀川には阪神が優勝したときには人間がふってくるわ白い服をきたファーストフードのおじさんはふってくるは自転車は川底に沈んでいるわで、汚れた川のイメージしかありません。そこにカメがすんでいていろいろ環境批判や皮肉をいうのですが、最後には川が綺麗になっているのですよね。その前に大きなおちがあります。私たちはこの大きなおちになることなく、いろいろな魚やかめが普通にすめる川にしたいですね。
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卵が割れちゃうけど「しんぱいごむよう!」
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投稿日:2010/07/16 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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小さい子向けのお話会に出そうかと、家で下の子とその友達に読んでみました。
単純な小さい子向けの絵本ですが、5年生の彼女たちにもなかなか好評でした。
卵が落ちて割れちゃうところにドキッとしますが、
「しんぱいごむよう!」です。
楽しい絵本です。低年齢から、高学年までお薦めできます。
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デパートは楽しいところ
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投稿日:2010/07/16 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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なんでも好奇心をもっているせとうちたいこさん今回はデパートにやってきました。○○たーい○○たーい。たいこさん探すのは姪っ子と同じぐらいでしたが、一度読み終わってから黄色のシャツきて、緑のずぼんをはいている男の子はどこと聞いたら、姪っ子すばやく探してくれました。さすが小学4年生小さい頃と違って探すのも早いねといったら、得意そうに笑っていました。他にもいろいろ探しあいっこをしてたのしみました。
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はらぺこカメレオン。
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投稿日:2010/07/16 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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カメレオンは、周りの色に同化できるように、
自分の色を変えることができます。
この変化を、このえほんでは、「色を塗る」という行為で表しています。
色を変えるのは、やはり獲物を捕まえるため。
カメレオンは、移動するたび、必死に自分の身体の色を塗り直します。
(その必死さに、大変だな〜と思ってしまいました。)
とにかく、このカメレオンは腹ペコ。
お腹がなるたび、美味しそうな虫たちが飛んで逃げていってしまうんです。
それが可笑しいのって。
可哀想だけど、笑えます。
それも、1度だけじゃなくて、2度までも。
えんぴつを削る姿に、「ごくろうさま」って言いたくなりました。
カメレオンの容姿や行為が可愛いです。
娘も気に入ったのか、拍手をもらえました。
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