6年生に読みましたY 「ともだち」A
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投稿日:2010/02/12 |
あんぴかさん 40代・ママ・宮城県 女の子15歳、女の子8歳
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卒業式を1カ月後にひかえた6年生への読み聞かせの第6回目は,
「ちえちゃんの卒業式」と,
谷川俊太郎・和田誠コンビの,この「ともだち」を選びました。
今回のテーマは「ともだち」。
もうすぐ,6年間の小学校生活を終える6年生。
6年間一緒に育ってきた「ともだち」のことを,
もう一度見つめなおして欲しくて,この絵本を選びました。
レビューで皆さんがおっしゃっていますが,
谷川さんの簡潔な言葉が,すばらしいです。
まっすぐ直球で心に届きます。
「ともだちって みんながいっちゃったあとでもまっていてくれるひと」
の ページに,私はうんうんと頷いてしまいました。
靴を履くのに時間がかかって,あせって靴紐を結び終えて,顔を上げたら,
友達が,そこで待っていてくれたときの 嬉しい気持ち(っ´∀`c)キュン
そういうときの友達が、やっぱり一番の友達です。
こういう何気ないことを,細かに拾い上げて,説得力を持たせ
かつ,最後の方の「あったことがなくても」のような
広い視野に立った言葉を投げかけてくる谷川さんの言葉。
和田誠さんのシンプルな絵がベストマッチです。
子供たちは,「ひとりでは」の章の
卓球のところで,「なるほど〜」と 納得していました。
確かに一人では,卓球は,面白くないよねぇ(笑)
後ろの方のページの
「ともだちって すばらしい」の写真は
よく見ると義手の女の子と,健常の女の子が
ひとつのボールに泡だて器を入れて,
何かを一緒に作っているところです。
二人ともニコニコ笑顔で,とても仲が良さそうです。
少し写真がわかりにくいので,遠くの席の子供にもわかるように
義手の子の手を指差しました。
そしてもう一度「ともだちって すばらしい」
最後の詩を読み終えると,
子供たちは,また拍手をしてくれました。
友達と顔を見合わせながら,拍手をしている子もいます。
「ともだち」・・・いつまでも 大事にしてほしいです。
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なんだか消化不良
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投稿日:2010/02/08 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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アマゾンの植物「マニオカ」にまつわる話。
現地の人にとっては貴重な食べ物に違いないことはこの絵本からよくわかります。
ただ、話にはついていけない。
みんなと違う色で生まれて、あっという間に育ってあっという間に死んでしまったマニ。
マニが夢に現れるつど、埋葬されたマニの遺骸は別の場所に埋めなおされる。
よく考えると(よく考えなくても)不気味ですよ。
それと絵。
生々しくはないのだけれど、伝わってこない。
あまりなじみのないアマゾンの話だけに、何度か読み返してみたのですが、読み聞かせ候補から漏れました。
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これは読み方のせい?
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投稿日:2010/02/05 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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学校から帰ってきたばかりの娘に「ねぇ、ちょっと面白いから聞いて」と読んでみました。
読み終えた娘の感想は「う〜ん。面白いけど、これは読み方のせい?」と、笑ってました。
私は特別な読み方はしてませんよ。ただ、東北弁ぽいセリフのおばあちゃんが登場したので、東北弁ぽくしゃべってみただけです。
スズキコージさんが別の作家の話に絵を描くのはよく見ましたが、話だけ作って、別の画家に絵を描いてもらうのって、すごく珍しいですよね?
少なくとも、私は初めて読みました。
もしかしてお弟子さんなのかな?絵のタッチが少し似てる気がします。
なんにせよ、奇想天外な、楽しい話でした。
子どもは「この空のお母さんって、だれよ?」と、首をかしげていました。でも、誰だって、いいんです「空のお母さん」と書いてあったら、「空のお母さん」で。それで面白いんですから!
大畑いくのさんの絵、なかなかこだわりがあって、ゆっくりじっくり楽しめます。
ハッキリしていて見やすいので、大勢集まる場所での読み語りにも向いていると思います。
小学校低学年から中学校くらいにいかがでしょう?
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ゾウのこわいものって
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投稿日:2010/02/08 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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アフリカゾウにも怖いものがある。
意外にもそれは動物ではなくて、小さなサバクトビバッタの大群。
ひいおばあさんゾウの思い出は、15匹のゾウの群れが、サバクトビバッタの大群の嵐からのがれたとき、あかんぼうゾウだけではなく大人のゾウも減っていたこと。
食べ物を食いつくしてしまうバッタの群れに襲われた時、一番怖いのは飢えと呼吸ができないこと?
バッタの群れの中でいなくなったゾウを想像してしまいましたが、吉田さんの絵本は残酷な部分は描いていないのです。
また、ゾウであっても子どもは弱いということも教えてくれます。
ライオンに襲われたシマウマの話から始まりますが、守るものと守られるものがいて子どもは成長するのだと人間に置き換えて考えていた私でした。
この本の中ではゾウのアップが気に入っています。
今まで読んだ吉田さんのアフリカ絵本の中ではストーリー性が少し乏しいように思えたので☆を一つ減らしました。
淡々としている物語は自然そのものかも知れませんが、子どもには少し物足りなかったようです。
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6年生に読みましたY 「ともだち」@
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投稿日:2010/02/11 |
あんぴかさん 40代・ママ・宮城県 女の子15歳、女の子8歳
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卒業式を1カ月後にひかえた6年生への読み聞かせの第6回目は,
卒業近くなったら必ず読もうと決めていた,この「ちえちゃんの卒業式」と,
谷川俊太郎・和田誠コンビの「ともだち」を選びました。
今回のテーマは「ともだち」。
この絵本を初めて読んだ時,一番感動し涙したのは,
友達がちえちゃんのことを書いた作文です。
縄跳びの難しい技ができなくて,練習が嫌になってきている女の子,,,
のとなりで,不自由な体を一生懸命動かして,
8の字書き(縄跳びの簡単な技)を汗だくで練習しているちえちゃん。
「あー,もうできない!」と女の子が叫ぶと,
ちえちゃんがすかさず,「がんばってね!」と汗に光る顔をむけて
友達に声をかける。。。体全部が熱くなるほど,練習に打ち込む二人。
「けっきょく,わざはできなかったけれど,
ちえちゃんのおかげで,がんばる勇気をもつことができました。」
ここに障害の障壁はありません。
ただ一生懸命生きている友達を尊敬し,
自分も一生懸命生きようとする…
真の「友情」って,こういうことを言うのでしょうね。
この作文のページにある写真が,すごくいいんです。
ちえちゃんを入れた それぞれに個性的な4人の女の子が
(それも6年生の時期の女の子って,体格にすごく差があって,
まるで同じ学年に見えなかったりすることがあるんです)
ほんとにいい笑顔で,仲良く話をしている写真。
目の前にいる6年生の子供たちとダブって見えて
そして,遠い日の自分が,小学6年生だった時の友達の顔も
だぶって見えてくるような写真です。
写真絵本は,初めて持って行ったので,
子供たちは最初,物珍しさで見ていたようですが,
お話が進むにつれ,
自分と同じ年のちえちゃんに,気持ちを寄せていってくれたようです。
ちえちゃんがひとりぼっちで悲しむ場面では,眉根を寄せ,
笑っているちえちゃんを見て,にっこりとしてくれました。
後ろの方で担任の先生がいつも見ていてくださるのですが,
この本を読み終わったら,その先生が一番大きな拍手をしてくださいました。
その顔を見てみると,目が真っ赤!
後で聞いたら
「・・・泣きました・・・」
巣立つ子を見送る方が,涙は多いものですよね((T_T))
続けて,テーマそのもの「ともだち」を読みました。
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小学校高学年から70歳まで楽しめます
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投稿日:2010/02/06 |
アトレーユさん 30代・パパ・神奈川県 男の子4歳、女の子2歳
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人々のとってのあらゆる障害が取り除かれた社会。
ユートピアだと思って読み進めるうちに、
読者がその社会に潜む秘密に気づくしかけになっている。
主人公の少年、ジョナスも自分が住んでいるコミュニティの矛盾に
気付き、そこからの脱出を試みようとするのだが…
近未来を描いたSF小説。
そこに描かれる社会と現代の社会を比べて読むことで、
「本当の豊かさとは何か?」
「人々にとっての幸せとは?」
「自由が意味するものとは?」
「人間が生きる上で必要なものとは?」
など、人間の根本的な問題について考えさせられる名作。
小学校の高学年に薦めたい。
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親のいないとき
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投稿日:2010/02/05 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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後藤竜二さんの最初の絵本だそうです。
そう言われてみると、他の後藤さんの絵本ほどインパクトがないのですが、後の絵本につながる原型と新鮮さがあるようです。
北海道の漁村の生活。雪のころになると両親は「出稼ぎ」に行き、残されたものの生活になります。
両親が帰ってくる春を待ちわびるコウちゃんは、お母さんの編んでくれた草色のマフラーをいつも着けていました。
草色は春の色。風に飛ばされてしまって、探し歩いて見つけたマフラーの下に春を見つけました。
両親が帰ってくる春です。
とても抒情的なストーリー。
岡野さんの絵がとても素朴で、お話を包み込んでいます。
現在、単身赴任や共働きは多いかもしれません。
漁村のような共同生活と出稼ぎということを子どもたちに伝えたい絵本でした。
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中学生は真剣に・・・
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投稿日:2010/02/03 |
しいら☆さん 40代・ママ・宮城県 男の子18歳
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さとうめぐみ氏の絵が、とてもやさしくて
見入ってしまいます
日本のアンデルセンといわれるひろすけ童話は、私はとても大好き。
今日、昼休みの図書室で中学生対象に読んでみました。
紙芝居と聞いて、初めはなつかしいというより
あかちゃんっぽいと思ったのか
「え〜っ」
ところが、舞台を開けて「むくどりのゆめ」と読んだら
「あっ、知ってる」と男の子ひとり
「浜田ひろすけ 『ないたあかおに』とか書いた山形出身の方の作品です」と言うと、また、小さい声で「あ〜っ」の声がちらほら
読み進んでいくと、もう、真剣!!
次々と人が集まって来て
静かに見て、終わると拍手してくれました
とっても難しい思春期
勉強や、部活や、友達関係でも悩む微妙な時期ではありますが
ほんの少しの時間でも、しんみり、やさしい気持ちを皆と共有できたようです。
年齢を重ねても、親しめる内容だと思います。
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野獣世界の「かんちがい」
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投稿日:2010/02/03 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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タイトルは「かんちがい」だけど、野生の世界ではかんちがいでは済まされない怖さをもっているのだと思いました。
いろんな動物が生息する野生王国では、弱肉強食であったり、肉食草食の違いであったり、動物の生態系の違いと、共存することの緊迫感がいつもあります。
サイのお母さんの傷の原因を探っていく構成ですが、まさか「かんちがい」が発端だなんて。
野生王国では、単純に順位付けできるような比較はできないのですね。
ゾウはやさしい動物だと思っていましたが、子どもを守るためには母親も闘争心をむき出しにするのでした。
「かんちがい」が生じたのは共通の言葉がないからでしょう。
といっても、言葉がある人間社会でも「かんちがい」が心を傷つけたり、いがみ合ったり。
何となく共存していて、わかりあっていない点は、サイとゾウの関係とあまり変わらないのかもしれないなどとも思いました。
この本でもう一つ学んだのは、自然界でけがを治すのは、医者や薬ではなくて動物社会ならではの治療構造があるということ。鳥や虫、ダニまでもがさいを助けてくれました。
そして、吉田さんの絵の素晴らしさに感服です。
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中学生に・・・
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投稿日:2010/02/02 |
しいら☆さん 40代・ママ・宮城県 男の子18歳
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評判通り!!
中学1年生の男の子達に読む機会がありました(^_^)v
表紙を見て「えんま?」
表紙を開いて、「百鬼夜行」の絵に、びっくりしている様子
そのリアクションが素直過ぎて
私の方がびっくり
おっかさんだと勝手にえんまさんがイメージしているおばあさんの胸が気になって仕方がない様子(^^ゞ
最後の絵に、「へぇ〜」
「意外なおはなしでした」だそうです
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表紙の写真に呑み込まれてしまいました
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投稿日:2010/02/02 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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表紙の写真のインパクトの強さに呑み込まれてしまいました。
筆を持っているのが左手。しかも力強く筆を運んでいる。そして、右手。体の後にある! この姿勢で文字を書くのは大変だ!
表紙の写真と、乾千恵さんを知ることからこの絵本の素晴らしさを感じることができると思います。
脳性マヒで、左手しか使えないという乾さんは、車イスの使用者だそうです。それでいて、あちこちの図書館等で書を通じての発表を続けているとのこと。
絵本の中の書は、乾さんの積極的な生き方そのものを表現しているのでした。
自分は書について門外漢ですが、一つ一つの書が表紙のあの姿勢で書かれたことを想像すると、とてもエネルギーを感じる文字ばかりです。
そして、最後の「人」という文字とならんだ乾さんの後ろ姿。
この絵本は乾さん自身だと感じました。
谷川さんの文も川島さんの他の写真も、正直申せば左ページの文字をみると存在感が弱くなってしまいました。
この絵本。乾さんを知ることから始まる絵本だと思います。
そして、乾さんから学ぶことが重要だと思いました。
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歯車がくるっていく感じ、わかる!
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投稿日:2010/02/02 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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小学校を卒業ばかりの私(トモミ)と、弟のテツが主人公です。
本は小学校高学年からお薦めしてありますが、私は中学生以上、高校生くらいのお子さんにお薦めしたいです。
有名な「夏の庭」に続いて、作者の第2作目だそうですが、とてもまだ駆け出しの作家さんの文章とは思えませんでした。
「猫の死体」をテツが探すシーンとか、夢の中でトモミがみんなに嫌われ者の怪物になっているシーンとか、まるで自分の身に起こっているような気部になるほどリアルで、ある意味ちょっと気持ち悪かったです。
それでかな?うちの上の子の朝読用に用意したのですが、「今いちだった」と言われてしまいました。
上の子は極端に暗い話はあまり好きでないようです。
うちの子のように、好き嫌いは多様でる作品だと思いますが、
思春期の子どもの心理状態、複雑な家庭状況。
ちょっとしたことで歯車がくるっていって、否応なしに巻き込まれていく子どもの選択肢のなさなどが、「あー。わかる!」という感じで表現されている素晴らしい作品でした。
ナビへの評価は、子どもと私の間を取りました。
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スポーツっていいな
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投稿日:2010/01/30 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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チーム「あした」の続編でシリーズ3作目。
今回の新キャプテンは「広海」。広海の1年の成長のお話です。
広海が転校してくる前後の話や双子の兄とのからみなど出てきて「あした」を読んでいると面白さは増すと思います。
ずっとダブルスを主として描いていた卓球の話なのに「ひとり」??と思ったのですが、いつも一緒の人がいた双子だったからか広海の性格は知らずに相手に依存してしまう。
信頼と依存の違いやダブルスや団体での試合をするのにはまず自分がしっかりしていないといけないことなどスポーツする基本のこころ構えが
お話を通じてよく分かりました。
夢中になるものがあるから悩みもするし、成長もする。
スポーツっていいなぁって思いました。
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無償の愛って
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投稿日:2010/02/01 |
みゆぴちさん 30代・ママ・岡山県 男の子14歳、男の子12歳
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子どもが今より少し小さいときに読みました。
木の愛について考えさせられました。
木=親、子ども=子ども、と重ねてみました。
私はこの木のようになれているのだろうか
子どものために何かできているのだろうかと・・・。
子どもが大人になったら、また読んで欲しいと思います。
今より違った感じ方ができるほんだとおもいます。
愛ってなんだろう?
口では簡単にあらわせないですね。
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戦争を考える
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投稿日:2010/01/31 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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小さな子どもが戦争に出かける。少し衝撃的なテーマのようですが、話は非常にシンプル。絵もシンプル。戦争の怖さ、悲惨さなどは強調されていません。
高学年には少し物足りないかも知れません。
しかし、戦争って何なのか本質を明快に表現しているので、この絵本を基にいろいろと考える材料を与えてくれています。
自分達が勝ったとしても多くの犠牲が出るのだと言うこと。
どれだけ悲惨か、怖いかは人によって違うかも知れない。怖さに直面しない人もいるかも知れない。
戦争に正当な意味づけをする人もいるかも知れない。
だけど、戦争はこんなことなんだ。
この絵本は簡潔にして絶妙です。
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ずーと続く「あした」
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投稿日:2010/01/30 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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課題図書だったので娘と読みました。どうやら2作目らしいのですが、
この本だけでも十分楽しめます。
新キャプテンとなった6年生の純くん。6年生はたった一人。
自分がなんでもしなきゃいけない。そんな時顧問の先生が倒れたりとハプニングが次々と起こり・・とぐいぐいと読めてしまいました。
純くんのこころの成長が大きいです。この年の子どもたちってどれだけ大きくなるんだろう・・って感動させられる事ありますよね。
そんな子どもの成長が気持ちよく描かれていました。
卓球部のお話ですがスポーツをしている子どもには共感できるところいっぱいじゃないでしょうか?
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家族のよさ
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投稿日:2010/01/30 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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一人暮らしで満足していたはずのおばあちゃんですが、「ねこ」を置いていかれて、ずっと暮らしていくうちになくてはならない存在になっていた事に気がつく。なんともホッとするお話でした。
おばあちゃんが望んだとおりのパーフェクトな「ねこ」の出現でなんにもできないねこは自分がいらない子にはならないかしら?心配してしまうのがとても可愛いです。
でもパーフェクトがいいとは限らないんですね。
お互いが必要とされていて周りの人からはわからないけど毎日の積み重ねがある家族っていいな・・って思いました。
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日本語って面白い
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投稿日:2010/01/30 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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うーん、むずかしい話ですね。が読んですぐの子どもたちの感想です。
ぜつぼうのぜを作る濁点がじぶんがいるから絶望がいつも悲しんでいるのだと気づく。確かに絶望と切望では意味が違ってきますね。
そして、「゙」が自らはなれていく・・
日本語の面白さがじわじわと感じられるお話でした。
おおきな「おせわ」 ・・・(このネーミングでもすごく笑えましたが)のおかげで「゙」も自分の行くべき道を見つけることが出来たことが本当によかったです。
読めば読むほどなるほどなぁ・・と感動してきます。
高学年の子におすすめのように思います。
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奥の深い野生王国の実写絵本
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投稿日:2010/01/29 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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吉田さんの「絵本 アフリカのどうぶつたち」シリーズは、絵の素晴らしさといい実際の話に基づいていることといい、解説に走らず見るものに委ねるようなストーリーといい、とにかく凄さを感じています。
主役はゾウですが、ゾウの一群が主題。絵本の中はひたすらゾウの集団の行動と、行進の遠景。手前側に、ライオンがいたりジャッカルがいたり、それぞれのドラマを重ねながら実写さながらですが、映像以上に奥の深さと説得力を感じました。
ゾウは集団で行動するのでしょう。思いやりのある動物なのでしょう。仲間の死を思いやることは、野生動物には想像できないことですが、この絵本はゾウを擬人化した物語ではありません。
助け合って生きていくゾウの習性、一列に隊列を作って行動すること、事実に裏付けらた話だから淡々とした物語ではありますが、絵の中に思いを込めた象徴性を感じます。(たとえば、傷ついたゾウの描き方、ほとんど見落としてしまいそうな遠景の中のゾウの骨、小さな虫の中を進むゾウの躍動感と白いだけに見える風景の中の虫の実存感。)
キバのある骨と、キバのない骨。傷ついたゾウ。
象牙のためにゾウ狩りをするハンターたちは姿を見せないし、解説もないけれど、何度もこの絵本を読み返すうちにたどりつくだろうという奥深さです。
読み聞かせというより、親子で野生王国を勉強というよりも体感できる絵本です。
なんとなく、シリーズを全部読んでみたくなりました。
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6年生に読みましたX『すき・きらい』@
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投稿日:2010/01/28 |
あんぴかさん 40代・ママ・宮城県 女の子15歳、女の子8歳
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6年生への読み聞かせの5回目は,
ずっと読みたくて温めていた 2冊の絵本を持っていきました。
この「あのとき すきになったよ」と長谷川集平さんの「はせがわくん きらいや」。
2冊とも友達への思いやりの気持ちについて
深く考えさせられる内容です。
そして偶然ですが,題が対照的な「好き」と「きらい」という言葉。
これをセットにして読むと,子供たちは
どんな反応を返してくれるのか?
期待半分・不安半分で持って行きました。
飯野和好さんの描く子どもの表情はすごいです。
はっきり言って,可愛くないです(←失礼)
でも,見れば見るほど,
「あぁ こんな表情した子どもって いるよね…」と思えてきます。
たとえば,おこったような顔を いつもしてる しっこさんの顔,
怒りを爆発させるときの ゆいこちゃんの顔…
可愛くないけど,なぜか目が離せません(←重ね重ね 失礼)
聞き手の子供たちは,
「しっこのしっこたれ!ぶたぶたのぶう!・・・」
のところでニヤニヤ。
読み手がはりきって,外にも届くほどの声でやったものだから,
朝の眠気も吹っ飛んじゃったようです。
話が進んで,ゆいこちゃんがおしっこをもらしてしまう場面。
「くつしたが ぬれてく うわばきが ぬれてく・・・」
声を落として,読んでいると
「ア〜ァ」と真ん中あたりの席の女の子が,
ため息をつきました。
・・・気持ち,わかるよね。
まりかちゃんの行動の意味は,
さすが6年生。
みんなわかってくれたようです。
「まりかちゃんは わるくない」のところで
子供たちの真剣な目が,頷いています。
最後のページを閉じた時,
教室の空気は,しみじみと二人の女の子の気持ちを
味わうように,しっとりとしていました。
余韻を残すように,ゆっくりと表紙をもう一度見せ
「あのとき すきに なったよ」
可愛くないと思っていた二人の女の子が
すごく,可愛く見えてきました。
女の子同士の友情と思いやりの物語に続けて
男の子のちょっと乱暴で,だけど深々と暖かい思いやりの,
「はせがわくん きらいや」を読みました。
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6人
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