「ロックウッド徐霊探偵局」
このシリーズの最新刊
著:ジョナサン・ストラウド 訳:金原 瑞人 松山 美保 出版社:小学館 ISBN:9784092906075
税込価格: ¥1,540
満足度100%のエンタテインメント
墓から盗まれた鏡は、見た者の命を奪うという恐ろしい<人骨鏡>だった。ロックウッドたちは、ライバル探偵社を出し抜こうと、鏡の行方とその謎を追う。ガラスびんの〈頭蓋骨の霊〉がその秘密を知っているのか?
ロックウッド、ルーシー、ジョージの三人は、ビッカースタッフがかつて住んでいた家に行き、〈頭蓋骨の霊〉が言った通りの場所で、ある文書を見つける。そこには「人骨鏡の作り方」が図解されているようだった。この「人骨鏡」に真実に導く鍵が隠されているに違いないとにらんだ三人は、夜になると、フィッテス社にある黒図書館にしのびこみ、調べ物を始めた。人骨鏡は物を映す鏡ではなく、死後の世界が見える窓のようなものらしい。さらに、人骨鏡は、見たものの命を奪ってしまうという恐ろしい鏡だ。
ビッカースタッフの墓から盗まれた鏡は、人骨鏡だったのだ。そんなとき、浮浪者のフローから人骨鏡が、極秘オークションにかけられるという情報を得る。早くしないと、人骨鏡を、また闇の中に見失ってしまう。
極秘オークションが開かれる晩、人骨鏡を奪い返すことを計画する。窓から忍びこんだロックウッドとルーシーは、無事に人骨鏡を取り戻し、その謎を解明することができるのか?
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