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学研プラス(Gakken)が生み出す、数々の個性的で魅力的な商品・サービス。その背景にあるのはクリエイターたちの情熱だ。学研プラス公式ブログでは、ヒットメーカーたちのモノづくりに挑む姿を、「インサイド・ストーリー」として紹介してきました。今回は、『学研の図鑑LIVE 昆虫』の8年ぶりの大幅リニューアルを手がける、担当編集者の牧野嘉文です。
出版社からの内容紹介
シリーズ累計200万部!「学研の図鑑LIVE 昆虫 DVDつき」に新版が登場!
昆虫は約2,800種を生きた状態で新規撮影!標本では伝わらない「生きた色と形」で掲載。
総勢50名の研究者による最新・正確な情報で3歳から大人までずっと使える本格図鑑。
DVDは新版に合わせて新たに製作した完全オリジナル。バラエティに富んだ企画を多数収録。
さらに全動画スマホ・タブレット等でも視聴可能!いつでもどこでも動画が楽しめる。
【本誌 進化した10のポイント】
■全ての昆虫を生きた状態で新規撮影。標本では伝わらない「生きた色と形」
■収録種数は2,800種で類書中NO.1!近年発見され、他の図鑑には掲載されていない新種を多数掲載
■昆虫新版の制作に総勢50名の研究者が参加!最新・正確な情報と専門性の高いコラムでずっと使える
■雄雌の見分け方、卵から成虫になるまでの育ち方、飛び方、捕食について等、昆虫の生態がよくわかる。
■コラムページ「くらべてみよう」を新設。比較することで「なぜ違うのか?」まで踏み込んだ科学的な内容
□本誌の角を丸くカットする加工を実施。小さい子でも安全に使えるデザイン。
□LIVE専用開発により紙の軽量化を実現。従来比89%。
□ユニバーサルデザインフォントを採用。あらゆる人が読みやすさを追求。
★おうちのどこでも貼れる!B3サイズのひらがな学習ポスター
★3DARが進化!人気のカブトムシもリアルになって動く
【動画 進化した5のポイント】
●新版に合わせて新たに制作した完全オリジナル動画
●類書史上初!DVDに加えて、スマホやタブレット等でも視聴可能。
●数多くの子ども向け人気番組を手掛ける映像制作会社DIRECTIONSと共同制作
●昆虫の驚きの映像やバトル、クイズなどバラエティに富んだ企画を多数収録
●動画の長さは最大10分程度。ちょっとした時間にも見やすく、見すぎ防止にも役立つ。
<動画の目次>
1.ケタはずれ!昆虫たちのジャンプ力
2.瞬殺!昆虫たちのハンティング
3.昆虫ってなんだ?!(体のつくりの解説)
4.昆虫バトル
5.麗しき秋の調べ(鳴く虫の秘密)
6.探検!アリたちの世界
7.昆虫のワンダークイズ
長きにわたり、児童書の“看板アイテム”となっている、「図鑑」。その中でも「昆虫図鑑」は常に人気のカテゴリーであり続けてきた。初代『学研の図鑑 昆虫』創刊から半世紀、2014年には『学研の図鑑LIVE 昆虫』として、アプリと連動した新しいタイプの図鑑が登場し話題を呼んだ。その『学研の図鑑LIVE 昆虫』は、2022年・初夏、満を持しての全面改訂となる。
目指したもの、それは、“生きている昆虫図鑑”だ。子どもの頃、裏山で昆虫を捕まえ、虫かごに入れ、寝る間も惜しんで観察した昆虫たちの“生きる姿”――。その視点を再現しようと試みているのが、『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』である。
カブトムシがノコギリクワガタをツノで抱え込む、臨場感のある写真。鬼気迫る闘いの構図からは、手に汗握る迫力が伝わってくる。
2022年6月、満を持して改訂となる『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』の表紙写真だ。
「この写真は、CGなどではなく、実際に撮影したものです。子どもたちにこの瞬間を見てほしい。その一心で、カメラマンの法師人響さんは、100匹近くものカブトムシとノコギリクワガタをえりすぐってくださいました。
笑顔でそう語るのは、『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』の担当編集者・牧野嘉文だ。
通常は、抱え込まれたノコギリクワガタのお腹側が見えて、背中側が見えなくなるのだが、1枚だけ撮れた奇跡の構図なのだという。
「これまでも学研の昆虫図鑑の表紙は何度も変わってきたのですが、私が子どもの頃に見た忘れられない表紙が、カブトムシとノコギリクワガタでした。当時のワクワク感を、今も鮮烈に覚えています。だからこそ、ただきれいなだけじゃない、子どもたちの心を揺さぶる表紙を作りたかった」
実は今回の改訂では、昆虫図鑑史上初めてとなる“すべてが生きている姿の写真”という前代未聞の試みを成し遂げている。牧野がここまで表紙写真の臨場感にこだわったのは、表紙が、この“前代未聞の試み”の象徴だからだ。