世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
絵本紹介
2023.05.17
さわやかな青空にさやさやと揺れる新緑の木々がまぶしい5月。乳幼児の子どもたちもお散歩や外遊びを思いきり楽しめる最高の季節ですね。公園の芝生やベンチに座り、おひさまの下での絵本タイムも気持ちよさそう!
今月の「0・1・2歳向けの絵本」は、子どもと大人のコミュニケーションをたっぷり楽しめる絵本が揃いました。
指を使ったぷにぷにのしかけに赤ちゃんの反応が楽しみな『ぷっくり ぽっくり』、親子で初めてのベビーサインにおすすめの『おててではなそ ぽんぽん・ちゅ!』。『まって まって』『はるに でんしゃが とうちゃくです』を読んだ後は、追いかけっこ、電車ごっこが盛り上がりそう……。
そのほか手遊びや歌がいっぱいの絵本、毎日のお着替えが楽しくなる絵本などいろいろご紹介しています。おうちで、おそとで、たっぷりと絵本と遊んでくださいね。
出版社からの内容紹介
本のまんなかにあいた穴から指をはみださせて……ぷっくり、ぽっこり! ふしぎな触感に、赤ちゃんがきゃっきゃっとよろこびます。
穴から出しただけなのに、まるでじぶんの指じゃないみたい。さわられると、なんだかうれしい気持ちになります。
さわってたのしい、さわられてうれしい。シンプルだけどあたらしい、新感覚の赤ちゃん絵本です。
みどころ
「ミルクちょうだい」はおててぐーぱーぐーぱー。「おいしい」は、ほっぺ ポンポン。これはおしゃべり前の赤ちゃんと、手や仕草でコミュニケーションをとるベビーサイン。年間6万人以上の親子が実践している育児法です。
興味はあるけれど、教室に通ったり、大人向けの実用書で学んだりするのはハードルが高いという方も多いはず。この絵本は、無理なく自然に基本的な7つのベビーサインが使えるようになる絵本。「赤ちゃんの気持ちを知りたい!」というママ・パパにぴったりの一冊です。
赤ちゃんの豊かな表情までかわいらしく描くのは、二児の母でもあるmaruponさん。子ども向け書籍の挿絵ほか、展示会を中心に活動されているイラストレーターさんです。ストーリー性があり、どこか懐かしい感じがするのがイラストが特徴。こちらが絵本デビュー作となります。
巻末には、日本ベビーサイン協会代表理事の吉中みちるさんによる解説も掲載。ベビーサインを育児に取り入れると、育児の自信につながったり、赤ちゃんのコミュニケーション能力が育ったり、相手を思いやる心が育まれるのだそう。まずは絵本を広げて一緒におててでお話ししてみましょう。
みどころ
黄色でふわふわのぴよちゃんの表情や動きが、とっても可愛い「ぴよちゃんのえほん」。なかでも、優しいストーリーとしかけを一緒に楽しめる「おやこであそぶしかけえほん」シリーズは小さな子どもたちに大人気です。待望の最新作のテーマは「おたんじょうび」。どんなワクワクが待っているのかな。
今日はぴよちゃんのお誕生日。おかあさんが、大好きなはこべの葉っぱのバースデーケーキを作ってくれています。
そこにやってきたのは、おともだちのガーコちゃんとグーグちゃん。
プレゼントはクローバ―とかたばみのリースです。
ぴよちゃんは喜んで、ケーキに飾ってもらいます。
次にやってきたのは、ねこさんといぬさん。更にとがりねずみさんやくまさんたちも!
みんなが心のこもったプレゼントを持ってきてくれるので、はこべの葉っぱのケーキはどんどん華やかになっていきます。最後にろうそくのかわりに飾るのは・・・?
なんて素敵なバースデーケーキなんでしょう!!
こんなケーキは初めて見たけれど、何だか真似してみたくなっちゃいます。
ぴよちゃんの嬉しそうな様子と、まわりのみんなのぴよちゃんを祝福したいという気持ちがやわらかな表情にあらわれていて、絵本の中にも、読んでいる人の心の中にも、幸せな時間があふれてきた頃・・・最後のページを開くと大きなサプライズポップアップが。
「ぴよちゃん おたんじょうび おめでとう〜!」
見返しにはお名前とメッセージが書き込めるようになっていて、プレゼントにもぴったりですね。
この書籍を作った人
東京都生まれ。キャラクターデザイン、グリーティングカードのデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。絵本作品に、『ぴよちゃんのかくれんぼ』『ぴよちゃんとひまわり』『ピヨピヨだあれ?』などの「ぴよちゃん」シリーズ(学研)、『みどりのくまとあかいくま』シリーズ(ジャイブ)、『おやすみなさいのおと』『ころころパンダ』(講談社)他多数。その他、直販の保育絵本などでも活躍している。
出版社からの内容紹介
イヤイヤ期のおきがえをおたすけ! たのしく おきがえ ずぼんぼん! いっしょに おきがえ ずぼんぼん!
きょうの ようふく なんにする? きのこの もようの ずぼんかな。のこのこきのこ きのこずぼん。
なんだか おかしい きのこずぼん。はきなおそうか きのこずぼん。
ずぼんを履こうとして、ひとつのあなに両足を入れてしまいヨロヨロヨロ…立てないよ……。
そんな時は、きのこちゃんたちがお手伝い。
ひとつの あなに あし いれて。のこった あなに あし いれて。こんどは うまく はけました。
一度読んだら忘れない! 一度聞いたら言いたくなる! 「のこのこきのこ きのこずぼん!」
リズミカルに口ずさみながら、楽しくおきがえしちゃいましょう! キュートでユニークな一冊。
この書籍を作った人
京都生まれ。画家、イラストレーター。アクリルガッシュを使用した幻想的な作品を国内外の展示で発表。チャットモンチーの4thアルバム『YOU MORE』のジャケットイラストを手がける。2016年、フランス人映画監督Aude dansetと3Dショートフィルム『Mishimasaiko』を共同制作。原作とアートディレクションを担当。アヌシー国際アニメーション映画祭など様々な映画祭で上映、またいくつかの映画祭にて賞を受賞する
出版社からの内容紹介
おやつによばれたひよこちゃん。けれども、カエルさんが気になって・・・・。
テントウムシやモグラさんなど、次々と登場する虫や動物を追いかけて、穴に落ちたり海に入ったりしながら冒険します。
最後にたどりついたところは?!
わくわく感たっぷりで、読み聞かせにぴったりです。
この書籍を作った人
1969年大阪生まれ。京都市立芸術大学卒。絵本やオリジナルのイラスト雑貨の企画、幼稚園や病院などの壁画イラストを手掛けている。
出版社からの内容紹介
賑やかな電車に乗ってやってくる、ユニークで個性的なお客さんたち。
パタ、パタ、としかけページを広げるたびに、続々とその姿を現します。
ページが横にぐーんと広がる面白さに加え、「この電車には、誰が乗っているかな?」と親子で予想したり、絵の中からヒントを見つけたりする楽しさもあります。
小さいお子さまが、日本の四季や年中行事を知るきっかけとしてもおすすめの絵本です。
この書籍を作った人
1968年岐阜県生まれ。愛知県育ち。大阪府立大学経済学部、MASA MODE ACADEMY OF ART卒業。主な受賞歴:日仏会館ポスター原画入賞、HBファイルコンペ藤枝リュウジ大賞、東京イラストレーターズソサエティ公募プロ部門銅賞など。TIS会員。主な絵本作品:『にんじゃサンタ』『おこさまランチランド』(ともにPHP研究所)『ふじさんです』(教育画劇)。
出版社からの内容紹介
【赤ちゃんともっといっしょに遊びたい! に応えます】
ママパパに支持されている 年齢別総合知育絵本
累計200万部突破のロングセラーシリーズ、新装版。
0歳代は、親子の愛着関係を築く大切な時期です。
赤ちゃんが大好きな「顔」のイラストや、「いないいないばあ」、「歌」、
かわいい動物の写真などで、赤ちゃんもママパパもにっこり!
幸せな時間を過ごせる絵本です!
0歳の赤ちゃんでも、絵本を楽しむことができます。
ママパパが読んでくれる「聞こえる楽しさ」、プラス、
少しずつ視力が良くなってくるのに合わせて
「見る楽しさ」も広がっていくのです。
『0さいだもん だいすき』には、手遊び歌もありますので、
赤ちゃんとのスキンシップにも役立ちます。
赤ちゃんとどう接していいか分からないという
ママパパにも喜ばれています!
この書籍を作った人
1947年新潟県生まれ。新潟大学教育学部中等美術科卒業。児童出版美術家連盟会員。主な作品に『ゆきのひのころわん』他ころわんシリーズ(ひさかたチャイルド刊)『手ぶくろを買いに』『ごんぎつね』(偕成社)『おかあさんの目』(あかね書房)他多数の作品がある。
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
出版社からの内容紹介
ママパパに支持されている 年齢別総合知育絵本
シリーズ累計200万部突破の新装版。
よちよちの1歳児の大好きなものがたっぷりつまった1冊です。
『1さいだもん』で人気の「歌」「動物」「乗り物」「食べ物」などがさらに充実し、
「あいさつ」「あそぼ」などもっとおはなしできる内容が満載。
1歳後半から2歳前後になっても飽きずに楽しめるページがいっぱいなので、
2歳に近づいて増えてくる「あれはなあに?」「これはなあに?」にたっぷり応えます。
1歳ちゃんはママパパのことが大好き!
絵本を読んでもらうこと、話しかけてもらうことはもちろん、
絵本を見ながらママパパとふれあえることが
何よりの幸せなのです。
絵本を見ながら、一緒にまねっこして、体をタッチしたり、
一緒に歌ったりして、幸せな親子タイムを過ごしてくださいね!
文:竹原雅子 編集:木村春子