のりもの好きな子大集合!
絵本紹介
2023.05.19
新緑が目にまぶしく、さわやかな風が心地良い5月。お弁当を持ってお出かけに行きたくなる人も多いのではないでしょうか? せっかくの行楽気分を盛り上げるなら、行く工程から楽しみたいですよね。今回ご紹介するのは、家族でのお出かけ前に読むとワクワク感がアップすること間違いなし!の乗り物絵本と食べ物絵本です。
さあ、どんな作品が登場するかな? まずは乗り物絵本から見てみましょう
出版社からの内容紹介
電車の写真を100枚収録!
鉄道に関係するものの名前で、ひらがなに親しめる
あいうえお絵本の大定番です。
◎電車で楽しくひらがなを覚えられる!
大好きな列車だから、楽しくひらがなを覚えられます!
ひとつの文字につき、電車にまつわるものの名前を写真つきで2つ紹介しています。
全部で100枚の列車の写真を収録!
◎大きな文字を指でなぞれる!
見開きごとに、あ〜んまでのひらがなを大きく掲載しています。
画数ごとに色分けされた筆順(書き順)にならって、
お子さまと一緒に大きな文字を指でなぞることもできます。
ひらがなの文字のほか、カタカナとローマ字も紹介しています。
◎あいうえお表が取り外せる!
カバーの裏はあいうえお表になっていて、壁などに貼って使うことができます。
◎迫力ある写真が好奇心をかきたてる!
日本鉄道写真作家協会(JRPS)副会長・長根広和氏が代表を務める
マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズの写真を多用しました。
鉄道写真家の技術と感性が光るプロフェッショナルな写真が、好奇心をかきたてます。
みどころ
葉っぱを頭の上にのせて、胸の前で両手を組んだら、
きつねのこん先生が「こん こんの こーん!」
たぬきのぽん先生が「ぽん ぽこ ぽーん!」
と乗り物に変身!
最初は、こん先生が通園バスに変身して、ぽん先生を乗せて園児たちのお迎えに出発します。すると行く手に、大きな川が。バスでは渡れなさそうだ、と思ったらこん先生がある乗り物に変身! そんな風に変幻自在に姿を変えながら、園児たちを次々と迎えるのですからびっくりです。さらに園に到着した後も、お楽しみがあって!?
新井洋行さんが造形する乗り物は、変身前の園の先生の面影をまとっていて、その親しみやすさも魅力です。こんな通園バスなら乗ってみたくなっちゃいますね。みなさんなら、こん先生とぽん先生に、どんな乗り物への変身をリクエストしますか?
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
出版社からの内容紹介
ドクターイエローの〈秘密の仕事〉に密着!
普段乗っている新幹線の安全や乗り心地のよさは、一体だれが守っているのでしょう? それは「新幹線のお医者さん」と呼ばれるドクターイエローとその仲間たちです。
その名のとおり鮮やかな黄色が目印のドクターイエローが線路や架線を調べ、問題があった場所を仲間の保線車両たちが直すことで、新幹線の安全が守られているんです。地面に石を敷きつめたり、その石をつき固めたり、新しいレールに交換したり。あまり知られていない秘密のお仕事をたっぷりお見せします。
また、みどころのひとつは全長1.0mの観音開きで読める、大迫力の図解ページ。これを読めば、ドクターイエローの内部が丸わかり。
さあ、ドクターイエローの知られざるお仕事をのぞいてみましょう!
【編集担当からのおすすめ情報】
『巨大空港』、『しんかんせん、しゅっぱつ!』(ともに福音館書店)、『ヘリコプターのぷるたくん』、『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)など、数々の絵本を手がける人気作家・鎌田歩さんによるのりもの絵本です。
みどころは全長1.0メートルの観音開きで読みこめるドクターイエローの大図解ページ。また、作中には「バラスト」や「トロリ線」、「道床交換車」、「マルチプルタイタンパー」など、ワクワクする専門的な用語がたくさん登場します。
きっとこの1冊で、ドクターイエローのことが深くまで解るはず!
乗り物や電車が大好きなみなさんに読んでいただきたい一冊です。
出版社からの内容紹介
子どもに大人気の乗り物たちが、お弁当に!
パトカーのサイレンはウインナー、ショベルカーのタイヤはちくわ、ミキサー車のドラムはいなりずし……よーく見てみると、すべてがおいしそうな具材でできているんです!
「ぴーぽーぴーぽー」「ざっくざっく」など車が鳴らす擬音も楽しい、乗り物好きさんのためのシンプルな写真絵本。
2・3歳〜
2023年4月刊
出版社からの内容紹介
■定番おかずやお弁当に欠かせないアイテムがいろいろ登場
「あ」あつやきたまご、「い」いなりずし、「う」ういんなー、「え」えきべん、「お」おにぎり……。ひとつの文字ごとに、お弁当にまつわる言葉をひとつ紹介していきます。定番&人気おかずのほか、「す」すいとう、「り」りゅっくさっく、といったアイテムやちょっと不思議なお弁当も!
■胃袋を刺激する絵!
ページをめくるごとに現れる、リアルかつ味わい深い描写のお弁当。クレヨン&クレパスを自在に操る加藤休ミさんによる、よだれが垂れる!お腹が鳴りやまない!絵の数々をお楽しみください。
■大きな文字を指でなぞれる
見開きごとに「あ」から「ん」までのひらがなを大きく掲載しています。書き順にならって、大きな文字を指でなぞることもできます。対応するカタカナ・ローマ字も載っており、文字の世界が広がります。
■あいうえお表つき
カバーの裏は、濁音・半濁音つきの「あいうえお表」になっています。壁などに貼って使うこともできます。
この書籍を作った人
1976年、北海道釧路市出身。クレヨン 画家、絵本作家。クレヨンとクレパスを用いた独特の画法と迫力あるタッチで、ノスタルジックな情景や滑稽味のある人物画や、なかでも食べ物を描いた作品は定評がある。2010年から築地、西荻窪、北海道立釧路芸術館にて展覧会「魚展」開催。絵本に『ともだちやま』(ビリケン出版)、『きょうのごはん』(偕成社)、『りきしのほし』(イースト・プレス)、『おさかないちば』(講談社)、『かんなじじおどり』(BL出版)、『いっすんこじろう』(文・内田麟太郎/WAEV出版)、『ながしまのまんげつ』(原作 林家彦いち/小学館)など。
出版社からの内容紹介
料理人のクーさんは最近、料理を作るのがたのしくありません。そんな時、あやしいパンダ道具屋さんに渡されたのが「フライパンダ」。中には小さなパンダの「おさじ」が入っていました。おさじが教えた呪文をとなえ、フライパンダのふたを開けると……あら不思議! 普通の料理がパンダ料理に大変身。でも、フライパンダには守らないといけない約束があって――。パンダのおさじくんが、ハッピーと不思議なパンダ道具をおとどけ! 「パンどろぼう」シリーズの柴田ケイコによるキュートなキャラクターが誕生です。
この書籍を作った人
1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。2002年より広告全般、出版物など、イラストレーターとして高知県で活動中。2009年、第10回ノート展準大賞を受賞。2016年『めがねこ』(手紙社)で絵本デビュー。2児の母。おいしいものが大好き。
この書籍を作った人
1969年東京生まれ。主な絵本作品に、『巨大空港』、『飛行機しゅっぱつ!』『新幹線しゅっぱつ!』『路線バスしゅっぱつ!』(以上、福音館書店)、『はこぶ』、『みつけた!こんちゅう』(ともに教育画劇)、『そらのうえのそうでんせん』『まよなかのせんろ』(ともにアリス館)、『しゅつどう!しょうぼうたい』(金の星社)、「はしる!新幹線」シリーズ(PHP研究所)、『ヘリコプターのぷるたくん』『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)ほか多数。
みどころ
ABCityはたべものでできた街。引っ越しすることになった男の子と女の子が、りんご鉄道に乗って、ABCityの玄関口「Apple駅」に到着。さあ探検の始まりです!
「Bananaスキー場」は、雪がなくても一年中すべることができるバナナでできたスキー場。バナナスノボも人気です。スキーもスノボもバナナの皮でできているんだって!さっそく滑ってみましょう。
次に甘い匂いにつられてやってきたのは「Cakeデパート」。化粧品も、服も、家具も、おもちゃも、みんなケーキでできています。夢のようなデパートに、テンション急上昇! デパート内をぐるぐる探索したくなりますね。
食べ物で作られた空想都市を、AからZまで、アルファベット順に探検していくおはなし。「次のアルファベットはどんな食べ物だろう?」「どんな建物かな?」とワクワクしながらページをめくり続ければ、時間を忘れてしまいまいそう。細かく描きこまれたイラストには、たくさんのお楽しみが散りばめられています。きっと読むたびに新しい発見がありますよ。
作者は現役美大生であり、絵本作家、イラストレーターとしても活躍中のこたさん。著書『わくわく科学ずかん 古生代水族館』(大泉書店)ほか、空想の都市や海の生き物のイラストを多く手がける、大注目の画家さんです。本作は制作期間2年! なんと100ページ越えの超大作です。子どもも大人も夢中になること間違いなし。世界で一番おいしそうな街を、ぜひ皆さんも堪能してくださいね。
出版社からの内容紹介
森のはずれに、あかい屋根の家がたちました。「きいちごジュースのいえ」と書いてあります。森のどうぶつたちは、だれがすんでいるのか、気になってたまりません。そこで、ライオンがベルをならすときいてみました。ところが、「ぼくのなまえは 〈きいちごジュース〉」とこたえる声がするだけ。いったい、だれがすんでいるのかな? イスラエルで長く愛されているほのぼのとした絵本。