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- ためしよみ
評論社『ほうきぼしのまほう』がこのたびカーネギー賞画家部門シャドワーズ・チョイス賞を受賞しました!
シャドワーズ・チョイス賞は、「子どもたちの投票によって選ばれる賞」で、喜びもひとしおです!
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パパの仕事のために田舎から街に引っ越してきたナイラ。慣れない人ごみ、新しい学校、パパは忙しく仕事をしている。思い出すのは前の家のことばかり。
ある晩、新しいお家の窓から「ほうきぼし」が見えた。それは地面におっこちて、「ひかりのき」としてぐんぐん育っていく。あとを追いかけて、そして追いついたとき「まほう」がはじまり......。
イギリスで注目されている若手作家、ジョー・トッド=スタントンが、少女の戸惑いから新しい環境を受け入れるようになるまでを、色鮮やかに描きます。
【今日のおたより】
— 評論社 (@book_hyoronsha) June 26, 2023
『#ほうきぼしのまほう』
とても素敵な本でした。私も引越したばかりで、絵本と同じように星は見えず、知り合いもおらず、息苦しく過ごしていました。絵本を読んで少し頑張ろうと思いました。自分で心地のよい居場所を作っていきたいです。#評論社https://t.co/lIOtm8I6Y8
出版社からの内容紹介
まどから みえるのは、
はいいろの たてものと ほしが ななつ。
ねむる ときに なみの おとも きこえない。
ここは、わたしの おうちじゃない。
パパの仕事のために田舎から街に引っ越こしてきたナイラ。慣れない人ごみ、あたらしい学校はさがわしく、パパは忙しくて家でも仕事をしている。思い出すのは、まえのおうちのことばかり。高くしげった木立、空には満天の星空。まどからは海も見えて、夜は波の音で眠りに落ちる。ひときわあかるく輝いて尾を引く「ほうきぼし」だって見たことがある。
ある晩、あたらしいおうちのまどから「ほうきぼし」が見えた。それは地面におっこちて、「ひかりのき」として芽吹き、ぐんぐん育っていく。あとをおいかけて、そしておいついたとき、「まほう」がはじまった――。
少女のとまどいにやさしく寄り添い、
新しい環境をうけいれられるようになる過程を色あざやかに描きます。
この書籍を作った人
絵本作家、イラストレーター。イギリス南部のブライトンで生まれ育ち、西イングランド大学ブリスタル校でイラストレーションを学ぶ。現在ロンドン在住。邦訳された絵本に『いっぴきぐらしのジュリアン』(岩崎書店)『エリンとまっくろ岩のひみつ』(評論社)がある。
この書籍を作った人
翻訳家。英米の絵本・物語を手がける。おもな訳書に『魔女学校の一年生』『まいごのまいごのアルフィーくん』『アンナの赤いオーバー』『ねえ、どれがいい?』『コロちゃんはどこ?』『せかいのひとびと』など多数。