超おもしろい、腸の世界を探検しよう!
- 笑える
- 学べる
絵本紹介
2023.07.13
公園や児童館へ行くと、はじめて会う子とも、すぐに仲良く遊ぶことのできる子どものパワーに感心します。「友だちになろう」って言わなくても、あっという間に友だちになれる。出会いを楽しむことは、子どもたちの方が大人より何倍も上手なのでしょうね。
もちろん、自分から声をかけるのが苦手な子だって大丈夫。ご紹介する「出会いを楽しむ」絵本の中では、うさぎやクマ、たぬきに犬や猫、妖怪の子や機関車、空の雲の子だって、みーんな友だち。一緒に遊んだり、助け合ったり、ハプニングが起きたり、時にはお湯を注いだりして(!)、気がつくと、登場人物みんなで笑っている。物語の中へ自由に入り込める子どもは、出会いの楽しさを心地よい余韻として、いつまでも心に持ち続けてくれるはず。
これから先、子どもたちに訪れるたくさんの出会いが、絵本のように楽しく幸せであるように願って♪
出版社からの内容紹介
扉をあければ、楽しいことにきっと出会える。お菓子作りが大好きな主人公が出会う、ふしぎな街のすてきなお店
あたらしい街へ、一人引っ越してきたお菓子作りが得意なももちゃん。勇気を出して、知らない扉を開いていくと、そこはくまさんやねこさんが店主の、ふしぎなお店屋さんでした。そこでもらったパンや、果物でおいしいお菓子をつくってみたのですが……。新しい挑戦や出会いを、そっと後押ししてくれる物語絵本。
出版社からの内容紹介
ぽんたは、たぬきの子どもです。森のひろばでともだちと遊んでいると、雨がふってきました。みんなは、いそいでおうちに帰っていきますが、ぽんたはまだ、遊びたりません。しかたなくうちへ向かっていると、うしろから、「いっしょにあそぼう」と声をかけてきた子がいます。ふりむいてみると、カサをかぶった男の子。「ぼく、あめふりこぞう。雨がだいすきなんだ。あそぼうよ」ふたりは、大きなみずたまりにとびこんだり、ささぶねをつくったり、どしゃぶりの雨も気にせず遊びます。すると「ぼくもいれて」と、池の中からかっぱの子。三人は、すもうをとって、どろだらけに。でも、あめふりこぞうがじゅもんをとなえると、雨がはげしくなり、どろをおとしてくれました。三人がひとやすみしていると、「ぼくもいれて」とやってきたのは…? 『こんたのおつかい』をはじめ、いろいろな妖怪たちが登場する絵本でおなじみの田中友佳子による、雨の日が楽しくなる絵本です。
この書籍を作った人
東京生まれ。幼少期を、自然に恵まれた神奈川県津久井郡で過ごす。武蔵野美術大学卒業。在学中はリトグラフに熱中。趣味は読書とランニング。特に自然の中を走ることが大好き。作品に『こんたのおつかい』『かっぱのかっぺいとおおきなきゅうり』『にげだしたてじなのたね』『こんた、バスでおつかい』(徳間書店)などがある。
出版社からの内容紹介
ぼくは ポルン。
そらを とべない ふわふわ くものこ。
くもの なかまが たのしそうに およいでる。
とべない ぼくは いつも ひとりぼっち。
ある日、ポルンは飛行機につかまって空へ向かいます。
しかし・・・
「一緒に遊ぼう!」
そんな言葉をかけたくなる絵本です。
出版社からの内容紹介
猫ちゃん大好き!絵本作家、塚本やすしがおくる猫ちゃん絵本。
カップねこってなになに?不思議な猫ちゃん達、いったいカップねこっておもちゃなの?生き物なの?
塚本さんが言うには、「カップねこは夢です」との事でした。
そして昔飼っていた猫と再会したいなぁ、再会できたらいいね!とも話していました。
皆さんもイメージを膨らませて楽しんでください。
この書籍を作った人
東京都出身。 主な絵本に『とんかつの ぼうけん』『このすしなあに』『とうめいにんげんのしょくじ』 (以上、ポプラ社)、『おでんしゃ』(集英社)、『いきものとこや』(アリス館)、『42本のローソク』『ありがとうございます』(以上、冨山房インターナショナル)、『つちのこをさがせ!』(新日本出版社)、『じごくわらしがくるぞ!』(マイクロマガジン社)、『にじゅうおくこうねんのこどく:二十億光年の孤独』(谷川俊太郎・詩/小学館)、『そのこ』(谷川俊太郎・詩/晶文社)、『焼けあとのちかい』(半藤一利・文/大月書店)など多数。『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞、『やきざかなの のろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞、『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版) で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。 日本全国の図書館やイベント会場、書店等で読み聞かせやライブぺインティングを行っている。
出版社からの内容紹介
シャーロットのほしがっていた子馬が生まれました。
心をこめてやさしく子馬の世話をするシャーロット。 詩情あふれる絵物語。
センダックが本領を発揮した最初の作品です。
この書籍を作った人
アメリカ ボルティモア生まれ。ピーボディ芸術学院で絵と音楽を学び、その後、ニューヨークのパーソンスクール応用美術科を卒業。夫クロケット・ジョンソンとのコンビ作品も。1993年没。
この書籍を作った人
1928年アメリカ ニューヨーク生まれ。アート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)でコールデコット賞を受賞、その他『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』(冨山房)、『ロージーちゃんのひみつ』(偕成社)、『そんなときなんていう?』(岩波書店刊)、『くつがあったらなにをする?』(福音館書店刊)、『ミリー』(ほるぷ出版)他多数の作品がある。国際アンデルセン賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などを受賞。
この書籍を作った人
東京都生まれ。作家・翻訳家。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。その後、児童文学の創作と翻訳をはじめる。創作絵本に『3じのおちゃにきてください』『まいごのまめのつる』(ともに、福音館書店)、訳書に『3びきのかわいいオオカミ』『きみなんかだいきらいさ』(ともに、冨山房)、『はがぬけたらどうするの?せかいのこどもたちのはなし』『クレンショーがあらわれて』(ともに、フレーベル館)、『ふくろのなかにはなにがある?』(ほるぷ出版)などがある。
出版社からの内容紹介
ねこくんとねずみくん、ふたりが住むはらっぱ広場にも、冬がやってきました。
「こんにちは。おとどけものです。」
さるの配達やさんが、訪ねてきました。
毎年冬がくると、となり村のひつじさんから贈り物が届くのです。
ところが、ふたりが包みを開けてみると……。
出版社からの内容紹介
機関車のちゅうちゅうは、ある日操車場を飛び出した。「さあ、いまだ!」 ちゅうちゅうの冒険が始まりました。アメリカの作家バートンの代表的な作品。リズミカルな英語と日本語、ダイナミックに描かれた機関車が、冒険を夢みるこどもの心をとらえてはなしません。
この書籍を作った人
1909年8月30日、アメリカのマサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。父はマサチューセッツ工業大学の学監、母はイギリス生まれの詩人で音楽家。バートンはカリフォルニアの美術大学で絵の勉強をするかたわらバレーも学び、1931年にボストンで絵の教えをうけた彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚。以後、海べの小さな村フォリー・コーヴに住み、画家として、デザイナーとして、また絵本作家として活躍した。1968年没。 最初の絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は、長男アーリスのため、第二作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』は次男マイケルのために描かれたもの。その他主な作品に『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上、岩波書店)、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)ほか多数。
文:栗田奈緒子 編集:木村春子