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絵本紹介
2023.09.21
9月、新学期が始まって、園や学校での生活はいよいよ今年度の後半戦に突入です。秋は、運動会や遠足などの行事や家族のレジャーとイベント目白押し。子どもたちと楽しい思い出をいっぱい作りたいですね。
今月発売の絵本は…… 世界中で大人気の絵本シリーズの新刊『ぜんぶで10』や『ウォーリーをさがせ! ア・メイズ・イング めいろのたび』。大好きな「ねずみくんの絵本」シリーズに仲間入りした、ねずみくんのガールフレンドが主役の『ねみちゃんのチョッキ』。繊細で色彩あふれるイラストに想像力がふくらむ『ぴっぱぴっぱのふしぎなくに』など、人気絵本から不思議で豊かなおはなしの世界まで見逃せないラインナップ。小さい子向けのあそび絵本、小学生に向けた読み物と、幅広い年齢で親しめる本も登場しています。
ぜひ、新しい絵本との出会いも楽しんでくださいね!
出版社からの内容紹介
うさぎ、とり、さる、てんとうむしなどなど、いろいろな生きものが10ずつならんでいます。探し絵も、数えることも楽しめるカラフルで楽しい絵本。
フランス、オランダ、スペイン、ドイツ、ベルギー、ニュージーランド、カナダ、タイ……世界中で大人気の絵本『ぜんぶで100』。今度は、「10」の数をテーマにして、登場です!
この書籍を作った人
愛知県生まれ。東京芸術大学工芸家卒業後、イラストレーターとして活躍。あざやかな色のセンスとユーモラスでやさしい絵柄が人気。絵本に『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご―うんこのえほん―』『うんこダスマン』『てであそぼうシリーズ全三巻』(以上、ほるぷ出版)のほか、『げんきをつくる食育えほん 全5巻』『やさしいからだの絵本 全5巻』(金の星社)など多数。
出版社からの内容紹介
さがして まよって だいぼうけん!
ウォーリーをさがせ!
ア・メイズ・イング(A-MAZE-ING)
めいろのたび
大判絵本に出てくる名場面が、11のややこしい「めいろ」に大変身!
右へ左へ、くるくるぐるぐる……振り回されながらゴールにたどりついてください。
ウォーリーやなかまたち、そしていつもの落としものさがしもお忘れなく!
巻頭:前見返しめいろ/ミニめいろ11こ
場面:くうこう/はくぶつかん/おやしきの パーティー/おかしこうじょう/ウォーリーウッドスタジオ/スタジオツアー/ギャラリー/めいろおうこく/どうくつ/うちゅうステーション/ディスコ
巻末:チェックリスト
この書籍を作った人
マーティン・ハンドフォード(Martin Handford):1956年、ロンドンのハムステッドに生まれる。子どものころから、群衆やこみいった状況の絵を描くことに多くの時間を費やす。キングストンおよびメイドストン美術大学を卒業後、イラストレーターとして数々の展覧会で入賞を果たす。国内はもとよりヨーロッパにおいてもその才能を認められ、絵本デビュー作『ウォーリーをさがせ!』が大ヒット。以来、「ウォーリー」シリーズ7タイトルを刊行し、赤と白のしましまを着たウォーリーは世界中で人気者に。
出版社からの内容紹介
どこからか、歌声が聞こえてきます。『きらきら くるくる しゅっしゅっ……』
ここは、丘の上のレストラン。聞こえてくる楽しそうな歌声はいったい誰が歌っているのでしょう。
歌の主は、この中に隠れているたくさんの小さな妖精“ぴっぱぴっぱ”。不思議な道具を使って身の回りの美しい色を集めようと、ぞろぞろぞろご出発。朝から晩まで、身の回りのあちらこちらに溢れるたくさんの色を探して集める小さな妖精”ぴっぱぴっぱ”。いっぱい集めた色を持ってレストランの秘密の階段を下り、小さな扉を開けると、そこにはいったい何があるのでしょう?
「おうさまのたからもの」「わたしうみにいったのよ」の作者・糟谷奈美の最新作は、幼い頃父親にもらったプリズムが投影した、光の多彩な色に魅せられた鮮明な記憶を、自身の繊細な計算に裏打ちされながらも大胆な構図と、精緻で自由な筆致をもって表現した、色彩豊かなファンタジー。
誰も知らない、気がつかない、秘密の扉の向こうにある不思議な世界。そんな、「見えないけれどある」ものを想像する楽しさ、見えなくても、まだ見たことがなくても、「きっとある。きっといる」と信じられるような美しい色と光が瞬くような夢の世界が、子どもたちの想像・創造する力、内面の世界を広げ深めます。
もしかすると、子どもたちが暮らすそのすぐ傍にも、ふしぎな妖精”ぴっぱぴっぱ”の小さな世界はあるかもしれない……、ふとそんな想いに子どもたちを誘うものがたり。一日の終わり就寝前のひと時にぜひ、お子さまとこっそり、楽しんでいただきたい絵本です。
この書籍を作った人
東京都生まれ。海辺の街、葉山育ち。現在、東京都在住。2001年 絵本作家デビュー最近の著書「おうさまのたからもの」(至光社)「わたし うみに いったのよ」(月刊「こどものせかい」至光社)油彩・水彩・切り絵など、いろいろな技法で表現。海で泳いだり、野原で野うさぎと走りまわり豊かな自然の中で過ごし、家族と物語を創るなど創造的で自由な気風の中に育った糟谷奈美さん。「子どもの時に、絵本作家さん数人と話した際、大人になっても子どもと同じ感受性の豊かな人がいる事に感動し、それをきっかけに絵本作家を目指しました」感じる心の豊かな、幼ごころを持つ大人になることを志し、いつも「子どもの時 ふっと感じた風を表現したい」と絵本をつくっています。
出版社からの内容紹介
『ねずみくんのチョッキ』から始まる「ねずみくんの絵本」シリーズ40巻記念作品。
「ねみちゃんがあんでくれた ぼくのチョッキ ぴったりにあうでしょう」と、自慢げなねずみくん。
そこへ「いいチョッキだね ぼくもほしいなあ」と動物のなかまたちが次々にやってきます。
そこでねずみくんは言いました。「ねみちゃんにいえばつくってくれるよ」
さあ、ねみちゃんは大変です。どうしたかというと…?
『ねずみくんのチョッキ』でお馴染みの動物が再登場する、読み聞かせも楽しいお話です。
この書籍を作った人
兵庫県神戸市生まれ。日本大学芸術学部美術科卒業。広告のデザイナーを経て、絵本の世界へ。「いたずらララちゃん」(ポプラ社)で第10回絵本にっぽん賞受賞。主な作品に「ねずみくんのチョッキ」(ポプラ社)「こねこのクリスマス」(教育画劇)「まじょとタイムマシン」(金の星社)など多数。神奈川県在住。
この書籍を作った人
1973年、絵本『Elephant Buttons』(邦題『ぞうのボタン』)をアメリカで出版。 以来、数々の絵本を発表。シュールな味わいをもつ独特の作品世界が数多くの読者を魅了してきた。主な作品に、『ねずみくんのチョッキ』(講談社出版文化賞 受賞)をはじめとする「ねずみくん」シリーズ、『いたずらララちゃん』(絵本 にっぽん賞)、『こころのえほん』(共にポプラ社)、『ことりとねこのものが たり』(金の星社)ほかがある。
出版社からの内容紹介
お友達のお誕生日祝いに、お母さんが作ってくれたお人形。かわいい包み紙にくるんで、お誕生日のパーティーへむかいます。とちゅうで、その包み紙がカサカサと音を立てるのに気づいた女の子、さて、いったい何の音でしょう……? とびだしてきたおしゃまなお人形さんにふりまわされつつ、女の子の気持ちにはある変化が起きていきます。おもわずクスリとわらってしまうようなお人形さんのおしゃまな魅力をぜひ味わってください。
出版社からの内容紹介
ルンルン トコトコ♪ ルントといっしょに、おかいもの!
ゆびさししながら、さがしてあそぼう!
・リスのルントと一緒にお買い物を疑似体験できるお話
・さがしえ、ゆびさし、あてっこ遊びが楽しい絵本
・いろんな物が描きこまれた絵で、お話の世界観を楽しめます
ぽわぽわもりのルントは、パパと一緒にお買い物へ出かけます。
ママが書いてくれたお買い物メモを持って、「いってきまーす!」
「ルンルン トコトコ、さいしょのお店はなにやさん?」
絵のヒントを手がかかりに、ルントが行くお店をあててみよう。
「ながーい バゲットと ドーナツを 3つくださいな!」
たくさんの商品が並んだ店内で、ルントがお買い物するものはどこかな?
絵本を楽しみながら、さがし絵遊びやあてっこ遊びを親子で楽しめる絵本です。
この書籍を作った人
1989年福島県生まれ・静岡県育ち。女子美術大学大学院修士課程修了。絵本やイラストレーション、パッケージデザインなど幅広く活躍。作品に『おべんとばこさん こんにちは!』(マイクロマガジン社)、絵を担当した作品に『てあそびうたえほん おべんとばこの うた』(作・高木あきこ/世界文化社)、『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(作・三浦康子/永岡書店)、『にほんのにんきもの』(文/みやもとがらく/白泉社)、『バナナのおやこ』(詞・関 和男/ひさかたチャイルド)などがある。
出版社からの内容紹介
いたずらすると、なんでダメなの? それは、いたずらすると、悲しむ人がいるからです。
じごく小学校に体験入学した板図良さん。いつも通っているふつうの学校の友達にじごく小学校であった話をするのですが、だれも信じてくれません。だって、いつもいたずらばかりしているから、こういう時に損をするのです。そこに、転校生がやってくるのですが、それが何と鬼の子のルリちゃん! でも変です、じごく小学校なんて知らないなんているから、またみんなに嘘つきだと思われてしまい……。なにか、ひみつがありそうです!
じごく小学校に体験入学した時にもらった、ペンにはなにか特別なひみつがあるみたい。
でも、その力をいたずらに使いすぎると、またじごく小学校にもどっちゃうかも?
嘘をついたらなぜいけないの? いたずらしたら、必ず悲しむだれかがいいる。そうした相手を思いやる気持ちなど、人生の大切なことを読書を通して楽しみながら体験できる、エンタテイメント読み物です。
文:竹原雅子 編集:木村春子