ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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絵本紹介
2023.11.01
11月1日は「ワンワンワン」の犬の鳴き声にちなんで「犬の日」とされています。愛犬家の皆さんは、犬のどんなところに魅力を感じますか? 飼い主に一途なところ? 仲間想いなところ? ちょっとおっちょこちょいだけど、愛くるしい姿? 絵本に登場する犬たちも一生懸命で愛らしく、ちょっぴり失敗するところも魅力的です。
今回は、数多くある「犬の絵本」の中から、特に個性豊かでユーモアあふれる犬が登場する7作品を集めました。紹介する絵本の中に、もしかしたら、あなたの愛犬にそっくりな子も登場するかもしれません。大好きな犬と一緒にページをめくってみてくださいね。
みどころ
いくら大好きだからってジェリーったら、そんな所まで入っちゃうの?
「あーな あーな」の可愛いフレーズとともに、
一心腐乱に穴へと潜り込むジェリーのおしりの姿といったら!
ページをめくる度に「えっ」「ええーっ」「えええーっ」・・・。
例え何となく展開が予想できたとしても、例え何回も読んで全部知ってしまった後だとしても、
毎回声をあげたくなっちゃうのです。にやにやしてしまうのです。
こんなに嬉しくなる絵本って、なかなかない。一人で楽しもうか、子どもと楽しもうか。
心を掴まれてしまいました。早くも次回作が楽しみです。
この書籍を作った人
1973年、愛知県生まれ。幼稚園の頃の夢は、絵本をつくって売る人。子どもの本専門店「メリーゴーランド」(三重県四日市市)主宰の絵本塾に参加。『どうぶつドドド』(鈴木出版)で第22回日本絵本賞読者賞を受賞。その他作品に『ジェリーのあーな あーな』『ジェリーのながーい ながーい』『ジェリーのこーろ ころん』『バナナおいしくなーれ』『みかんおいしくなーれ』(大日本図書)、『ぐるぐるカレー』『ぐるぐるせんたく』『ぐるぐるジュース』『ぺったんこぺったんこ』(アリス館)、『わっかが8ぽんスポン!』(PHP研究所)、『ギョギョギョつり』(鈴木出版)、『ばんそうこう くださいな』(WAVE出版)などがある。
出版社からの内容紹介
・ケロポンズ&福田りゅうぞう、長野ヒデ子が初コラボ
・お店屋さんごっこに使えます
・料理研究家、柳原るり先生のコロッケレシピ付き
ケロポンズ&ふくだりゅうぞう、長野ヒデ子 初のコラボ絵本!
ブルドックのブルタちゃんが大好きなコロッケを探しに色々なお店へ!
魚屋さん、本屋さん、洋服屋さん、アイスクリーム屋さんなどたくさんのお店が登場!
果たしてブルタちゃんはコロッケ屋さんにたどりつき、大好きなコロッケを買えるのか?
料理研究家 柳原るり先生 コロッケレシピ付き
お店屋さんごっこや食育への取り組みに使える楽しい絵本です。
この書籍を作った人
増田裕子:東京都生まれ。国立音楽大学教育科幼児教育専攻卒業。平田明子:広島県生まれ。安田女子大学児童教育学科卒。1999年6月に結成以来、親子一緒に楽しめる歌・遊び・体操をまじえたユーモアたっぷりのステージを全国展開するスーパーデュオ。現在、子ども関係を中心に、テレビ番組や雑誌など、様々なジャンルで活躍中。主なCDに『エビカニクス』『おにぎり』『ちきゅうじん』(カエルちゃんオフィス)、主な著書に『ケロポンズのあそびネタ』(クレヨンハウス)、紙芝居に『くいしんぼうのありさん』(教育画劇)などがある。また増田裕子、平田明子の名前で、それぞれ個人としても『ラムチャプッチャ』(学習研究社)、他絵本作品などを多数発表している。
この書籍を作った人
絵本作家。絵本創作に紙芝居、イラストレーションなどの創作の仕事やエッセイや翻訳も。代表的な作品に「とうさんかあさん」(石風社/絵本日本賞文部大臣賞受賞)「おかあさんがおかあさんになった日」(童心社/サンケイ児童出版文化賞受賞)、「せとうちたいこさん・デパートいきタイ」(童心社/日本絵本賞受賞)、紙芝居に「ねこのたいそう」(童心社)など。
みどころ
♪まいごの まいごの こねこちゃん
あなたの おうちは どこですか♪
ご存知、「いぬの おまわりさん」の歌が絵本になりました!
ママとお買い物に来たこねこちゃん。
ママがりんごを選んでいる間に、おやおや、どこかにいっちゃって……。
あら、たいへん! まいごになっちゃったみたい。
「ママー! ママー! ママは どこー?」
かけつけた犬のおまわりさんが、おうちや名前をたずねようとしますが、こねこちゃんは泣くばかり。
こねこちゃんの涙はどんどんひどくなり、
おまわりさんもどんどん困り顔になっていきます。
♪いぬの おまわりさん
こまってしまって わん わん わん わん♪
こねこちゃんをおんぶしながら、一緒に泣き出しそうなおまわりさん。
こねこちゃんの情けない泣き顔はパワフルで目が離せません!
『あっちゃん あがつく』で大人気となった絵本作家、さいとうしのぶさんが描いていますが、どのページもとってもチャーミング。
最後はママに会えて、ぎゅっと抱きつくこねこちゃん。
0・1・2歳から絵本好きにしてくれる、強い味方になりそうな歌の絵本です。
この書籍を作った人
堺市に生まれる。嵯峨美術短期大学洋画科卒業。テキスタイルなどのデザイナーをへて、インターナショナルアカデミー絵本教室に学ぶ。作品には、『あっちゃんあがつく』(原案・みねよう)『しりとりしましょ!』『おしゃべりさん』『おかしなおかしなおかしのはなし』『へんてこかぞえうた 1ちゃんいちにち』『どっきりかぞえうた ちょっぴりこわいぞ』(うた・高木あきこ)『きしわだのだんじりまつり』(作・なかむらしょうこ)『たべものかるた』(原案・みねよう)─以上リーブル 『ぎゅうって』『よーい よーい よい』『あぶくたった』『おべんとうばこのうた』─以上ひさかたチャイルド『たこやきようちえん』(ポプラ社)『べべべんべんとう』(教育画劇)『おいしい おと なぁに?』(あかね書房)『まほうのでんしレンジ』(原案・たかおかまりこ ひかりのくに)『てんとうむしのはじめてのレストラン』(アリス館)『まんまるおつきさん』(作・ねじめ正一 偕成社)『おはなし だいどころ』『おはなし きょうしつ』(以上PHP研究所)『十二支のかぞえうた』(佼成出版)『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞 のら書店)など多数。
みどころ
アメリカで長く愛されてきた絵本『クリフォード おおきな おおきな あかい いぬ』の続編。
びっくりするほど大きくて赤い犬、クリフォードが、子犬だったころのおはなしです。
エミリー・エリザベスが街中に住んでいたとき。
お隣さんのうちに子犬が生まれ、はじめてエミリーが抱っこした生まれたてのクリフォードは……。
ひときわ小さく、いちばん小さい首輪もゆるゆる。
ちっちゃすぎて、エサの入った皿に落っこちるくらい。
大きくなるのは難しいと言われていたんですって。
エミリーの愛情たっぷりのお世話のおかげで、だんだん、途中からメキメキと大きくなるクリフォード。
でも、エミリーの家にはクリフォードは大きすぎたのです。
田舎のおじさんの家へ送られることになったクリフォードは……?
『クリフォード おおきな おおきな あかい いぬ』でデビューした作家、ノーマン・ブリッドウェル。
実は、飼い主のエミリー・エリザベスは、ブリッドウェルの愛娘の名前だそう。
クリフォードの巻き起こす珍騒動に笑いつつ、エミリーがクリフォードを愛しく思う一途な気持ちにジーンとしてしまいます。
クリフォードにちゃんと愛情を伝える、エミリーが最高に素敵です。
日本で同時翻訳出版となった『クリフォード おおきな おおきな あかい いぬ』『クリフォード ちいさな ちいさな あかい いぬ』の2冊。
アメリカで長年愛される絵本の秘密を、ぜひ手にとって感じてくださいね。
2021年秋には、実写映画『Clifford the Big Red Dog(原題)』がアメリカで公開される予定だそうです。
この書籍を作った人
訳書に、アントワネット・ポーティス作『まって』(日本絵本賞翻訳絵本賞:あすなろ書房)など。
みどころ
犬のくろちゃんの友だち、かえるくんがやって来て尋ねます。
「くろちゃん なにいろ すき?」
「みどり!」
くろちゃんが答えると、かえるくんは嬉しくてぴょんとはねます。くろちゃんも嬉しそう。すると、とりさんや、とかげくん、いたちさんもやって来て、何色が好きなのか次々に聞いてきます。そのたびに、みんなが喜び、くろちゃんも一緒に飛び跳ねます。だって、くろちゃんのともだちの色、みんな素敵ですものね。くろちゃんと同じ色をした、やっぱりくろちゃんっていうともだちを見れば、好きな色は「くろ!」。だけどね、何色が一番すき?って聞かれたら困っちゃう。だって……。
気持ちをそのまま、体全体で表すくろちゃんのなんと愛らしいこと! ふわふわのしっぽ、真っ黒なお鼻、飛び跳ねる手足、そしてくるくる変わる表情。きくちちきさんが描く動物たちは、いつも躍動感にあふれ、本当に魅力的。
好きな色がたくさんあるっていいね。ともだちみんなで嬉しくなるって楽しいね。どんな時に読んだって、きっと心を明るくしてくれる1冊です。
この書籍を作った人
1975年北海道生まれ。絵本作家。繊細さと大胆さを併せ持つ作風が編集者の注目を集めるようになり、2012年『しろねこくろねこ』(学研)『やまねこのおはなし』(作・どいかや/イーストプレス)でデビュー。『ぼくだよぼくだよ』(理論社)など。2013年ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)にて『しろねこくろねこ』が金のりんご賞を受賞する。
みどころ
シロは白い犬です。さぶろうの家族と仲良く暮らしています。シロは人の言葉は話せませんが、毎日一生懸命「クーンクーンクーン!」「ワンワン!」と家族に話しかけます。
お母さんとお買い物に出かけたときは、お母さんのカゴを見てワン。学校帰りのさぶろうのランドセルに飛びついてワンワン!なにか伝えようとしているシロですが、「シロ、なあに?シロ、なんていってるの?」となかなかわかってもらえません。でもシロはシロなりに考えて、日々訓練もしているのです。
内田かずひろさんのマンガ『シロと歩けば』(竹書房)のお話のひとつを、歌人の枡野浩一の文章で絵本化した作品です。原作のマンガではシロの気持ちはモノローグで記載されていますが、こちらの絵本では泣き声だけ。読み手がシロの気持ちを想像しながら読んでいくというしかけになっています。
シロの得意げな顔と家族の笑顔という最高のラストシーン。言葉がなくても通じ合えた、あの嬉しい瞬間が味わえます。優しさに溢れたこの作品を、親子で何度でも味わってください。
この書籍を作った人
1968年生まれ、東京・西荻窪出身。歌人。短歌の代表作≪毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである≫が高校国語教科書に掲載されている。短歌小説『ショートソング』ほか著書多数。
出版社からの内容紹介
お気に入りのキャラクターといっしょなら読むのが大好きになれるかも!?
大人気のパウ・パトロールのエピソードがいっぱい楽しめる、176ページと読みごたえたっぷりのおはなし絵本が登場です。
わくわくドキドキなストーリーは、先が読みたくなることまちがいなし!
毎晩の読み聞かせや、ひとりで読むのにもぴったりなおはなし7つを収録しています。
●カタカナや数字にはふりがながあるので、ひらがなを覚え始めたお子さまのひとり読みにもおすすめです。
●おなじみのセリフが登場するので、音読でも楽しめます。
●おはなしに登場するキャラクターの紹介ページも!
●おはなしのテーマは、困っているなかまを助けるおはなし、こどもたちの大好きなお誕生日にまつわるおはなしなど、お子さんへのプレゼントにもぴったりの内容です。