超おもしろい、腸の世界を探検しよう!
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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)
これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!
絵本紹介
2021.10.05
秋の収穫を祝ったり、悪霊を追い出す宗教的な理由から欧米の伝統行事となっているハロウィン。日本でも、秋の行事のひとつとしてすっかり定着し、友だちと協力して仮装をしたり一緒にパーティーをしたりして楽しまれています。
日本でのハロウィンパレードは、1983年にキデイランドが原宿表参道で行った「ハローハロウィーンパンプキンパレード」が最初だといわれていますが、より広く知られるようになったのは、1997年から東京ディズニーランド、そして2002年からUSJでハロウィンイベントが開催されるようになってからでしょう。
いずれにせよ、家族だけでやるものではなく、地域や幼保育園で大勢で楽しむのがハロウィン。絵本でも、ハロウィンの起源や行事の意味を伝えるものや、おばけやモンスターのおもしろいおはなしなど、さまざまな切り口でハロウィンを盛り上げてくれるものがたくさんあります。
そこで10月のおすすめハロウィンの絵本16冊を、「さがしものやしかけで楽しむ絵本」、「おはなしでハロウィンを楽しむ絵本」の2つのカテゴリに分けて紹介。最後に、魔法に興味がある小学生や大人が楽しめるハロウィン向けの図鑑『世界 魔法道具の大図鑑』もどうぞ。
出版社からの内容紹介
いろいろな形の穴からみえる絵の一部から、なにかあてて、ハロウィンに登場するキャラクターやパーティーの様子を楽しむ絵本。イラストの中にはおばけもかくれています。
この書籍を作った人
幼児教育研究家。東北大学工学部卒業。塾、予備校、幼児教室で幼児から高校生まで長年指導した後、知育ドリル、知育絵本、しかけ絵本、音のでる絵本など、300冊以上を執筆、監修。小学館の幼児雑誌で知育ドリルを10年以上執筆連載。幼児向け知育DVD、DSソフト、アプリ、幼児番組のアドバイザーなども行っている。主な作品:「アンパンマンあてっこ知育えほんシリーズ」(フレーベル館)「ミニしかけえほんシリーズ」(岩崎書店)など
出版社からの内容紹介
くまくまくん、くまくまくん、ようこそおばけやしきへ。
階段はギシギシなるし、なにか声もきこえるけど、だれもいないはずだよね……?
各見開きのタブをスライドさせれば絵が動きます。
人気のボードブックにハロウィン絵本の登場です。
レビューより
孫が通う英会話の教室でハロウィンパーティがあるので、5歳の孫に読んでやりました。くまくまくんがとてもかわいくて読んでいる私は癒されるし、5歳になったのでタグを引っ張って絵をスライドさせるのは、あんまり喜ばないだろうと思っていたのですが、どうしたのか、すごく喜んで何度も引っ張っていたのが意外でした。何歳になっても単純なことって人気があるんだと思いました。とてもかわいいくまくまくんが大好きな私なのでくまくまくんシリーズの他のももっと読んでみたくなりました。(押し寿司さん)
出版社からの内容紹介
おばけのたいそうはじまるよ! まずは、息をすって、はいてー、深呼吸。さてさて、次のたいそうは? 絵本の中のボタンを押して流れる歌に合わせてページをパタパタ動かすと…、おばけがたいそうして見える! 新感覚絵本です。
この書籍を作った人
1961年東京生まれ。1991年講談社絵本新人賞を受賞して絵本作家デビュー。 その後、絵本・読み物・紙芝居・作詞・保育あそびなどの創作活動をはじめる。絵本『しーらんぺったん』(世界文化社)『いただきバス』(すずき出版)、読み物『おひるねどうぶつえん』(すずき出版)、CDブック『ぼくのうたきみのうた』シリーズ(世界文化社)など。 2011年。NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で、あそびうたが放送される。「ねこときどきらいおん」「げんきタッチ!」「おさんぽペンギン」など大好評。on airは続いている。 2015年。NHK Eテレ「いないいないばあっ!」 4月からのリニューアルに参画。新しい人形劇の設定世界観+キャラクターデザイン+セットデザイン+原作を担当。新おねえさんのゆきちゃんの就任 曲「にこ にこ んぱ!」の作詞。遊びロケコーナーのBGMの作詞作曲も担当。
この書籍を作った人
増田裕子:東京都生まれ。国立音楽大学教育科幼児教育専攻卒業。平田明子:広島県生まれ。安田女子大学児童教育学科卒。1999年6月に結成以来、親子一緒に楽しめる歌・遊び・体操をまじえたユーモアたっぷりのステージを全国展開するスーパーデュオ。現在、子ども関係を中心に、テレビ番組や雑誌など、様々なジャンルで活躍中。主なCDに『エビカニクス』『おにぎり』『ちきゅうじん』(カエルちゃんオフィス)、主な著書に『ケロポンズのあそびネタ』(クレヨンハウス)、紙芝居に『くいしんぼうのありさん』(教育画劇)などがある。また増田裕子、平田明子の名前で、それぞれ個人としても『ラムチャプッチャ』(学習研究社)、他絵本作品などを多数発表している。
出版社からの内容紹介
今日はハロウィン。
ふうちゃんのおうちに、仮装したお友達が次々とやってきます。
「へんしんしてるの だれ だれ?」
魔女の仮装は、こぶたちゃん。
お鼻の形のマカロンをどうぞ!
お次のにんじゃさんは、「だれ だれ?」
みんなそろったらパレードに出かけて、最後はパーティー!
ところが、思いがけないお客さまがいることに気がついて……。
あてっこが楽しい、幼児向けハロウィン絵本です。
水彩画でおなじみのえがしらみちこさんが、今作ではアクリル絵の具に挑戦。
カラフルでキュートなハロウィンワールドができあがりました。
2020年9月刊
レビューより
えがしらみちこさんが紡ぐキュートなハロウィンストーリー。
ふうちゃんの家にやってくる仮装の面々を当てる趣向です。
幼児くらいにほどよいヒント絵がうれしいです。
注目は、その相手にちなんだお菓子をあげること。
なかなかのアイデアに、拍手!です。
リクガメさんの仮装がなかなか斬新です。
もちろん、ふうちゃんも、おひめさまに。
怖い仮装ばかりではないのがいいですね。
そして、意外なお客様はご愛敬。
一緒に楽しめるのも、ハロウィンの醍醐味です。
小さい子から楽しめそうです。(レイラさん)
この書籍を作った人
絵本作家。1978年 福岡生まれ。静岡県三島市在住。 熊本大学教育学部卒業。主な作品として、『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』『あきぞらさんぽ』『ゆきみちさんぽ』『はるかぜさんぽ』(講談社 / 全国学校図書館協議会選定図書)、『なきごえバス』(白泉社 / 第9回MOE絵本屋さん大賞2016「パパママ賞」第1位 )『なきごえたくはいびん』、『いろいろおてがみ』(小学館 / 全国学校図書館協議会選定図書)『いろいろおしたく』、『あのね あのね』(あかね書房)、『あなたのことがだいすき』(KADOKAWA)など。『はこちゃん』(文・かんのゆうこ / 講談社)、『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 / 講談社)、『おかあさんのいのり』(文・武鹿悦子 / 岩崎書店)、『まだかなまだかな』(文・竹下文子 / ポプラ社)の絵を担当。また、雑誌や教科書などの挿絵も手がけている。現在、静岡県三島市にある絵本専門店「えほんやさん」代表も務めている。
出版社からの内容紹介
今日はハロウィン。 4人の子どもたちが、とっておきの仮装ででかけます。 いろんな家のドアをたたいて、あいことばをいってみよう。 「トリック オア トリート おかしくれなきゃ いたずらしちゃうぞ!」 だれがでてくるかな? どんなおかしをもらえるかな? ポケットがおかしがいっぱいになったころ、 町はずれの大きなおやしきのドアをたたくと、そこは……。 声を出したり、あてっこをしたり、小さい子どもたちも参加しながら楽しめるハロウィン絵本。 暗いところでおばけが光る、蓄光インクを使った驚きのページもありますよ!
レビューより
ハロウィン絵本を何冊か持っていますが、その中でも一番おもしろい絵本だと思います。
絵もポップで楽しいです。
そして、何より楽しいのが光るページがあるところ!
子どもたちは部屋を暗くして何度も楽しんでいました。(りおらんらんさん)
この書籍を作った人
武蔵野美術大学卒業。広告制作会社退社後、フリーランスでグラフィックデザインやイラストレーションの仕事、絵本を中心とした作家活動を続けている。東京の板橋区立美術館などで、子ども向けワークショップの講師もつとめる。絵本作品に、スイスで出版した『UNDERGROUND』(La Joie de lire) 、『すましたペンギンさんきょうだい』(講談社)、『サンドイッチいただきます』『フルーツケーキいただきます』(ポプラ社)など、紙芝居作品に『そらからおりてきたごちそう』(教育画劇)がある。
出版社からの内容紹介
丘の上に立つゆうれい屋敷を探険しながら、かくれているものを探しだそう。観察力や集中力を養うファンタジックなゲームブック。
レビューより
4歳の娘がさがしもの絵本にハマっていて図書館から借りてきました。
“ゴーストハウス”ってことで、怖くないかな?!と思いましたが、
4歳の次女でも「こわくない!たのしい!!(^o^)/♪」と言っていました。
ガイコツは各ページに出てきましたが、確かに怖くなかったです。
ページが進むにつれて、ガイコツがちょっとお茶目に見えてくるから不思議。
さがしものが楽しいからでしょうね、きっと(^^)。
大人でも“えっ、どこ?!”と思ったりする探し物もありますが、
娘も慣れてきたようで、だいぶいろいろ見つけられるようになりました。
最後に“この本に出てきた英語の意味”も載っていて、
大人もちょっと勉強になり、楽しかったです。(ゆりわんちゃんさん)
出版社からの内容紹介
せっかち魔女は正義の味方。ポークス、ポークス!じゅもんを唱えてページを半分だけめくってみるとーー!?イスがクマになったり、魔女のネルのおてなみ拝見!
レビューより
わたしが低学年頃に読んでいた本です。ちょっとしたしかけ絵本がとても気に入っていました。
このたび息子に読んだところ、ラストが少し寂しく息子も寂しい気分になってしまったよう……。
でも、とてもテンポのいい文章なので、一緒に呪文を唱えたりして楽しんでいましたよ。(マジカルホリデーさん)
この書籍を作った人
1930年、東京都生まれ。作家・詩人。著書に『莵とよばれた女』(筑摩書房)、『失われた庭』(青土社)、『「父の娘」たち』(新潮社)など。児童文学・絵本の訳書に『おどる12人のおひめさま』(ほるぷ出版)、『まっくろネリノ』(偕成社)、「ぞうのババール」シリーズ(評論社)、『賢者のおくりもの』(冨山房)、『サーカス物語』『ラ・タ・タ・タム』(ともに、岩波書店)などがある。
出版社からの内容紹介
ハロウィンの新定番! たろうと動物たちは、工夫を凝らしたお手製の仮装で「トリック オア トリート!」とおばあちゃんの家を訪ねます。
レビューより
西村さんのハロウィン絵本ということで選びました。
4歳と6歳の子に読みましたが、もっと幼い1、2歳くらいの子から楽しめる絵本かと。
たろうくんと動物たちの仮装が楽しい絵本です。
材料を見て、いったい何になるのかな?と予想する子どもたち。2回め以降はもう何になるかわかっているので、仮装するものをバンバン答えています。
「ハロウィンに私も仮装して、おかしをおばあちゃんにもらいに行こう」とハロウィン気分が高まったもようです。(みちんさんさん)
この書籍を作った人
愛知県生まれ。東京造形大学デザイン科卒。インテリアとテキスタイルのデザイナーとして活動後、絵本の創作を始める。第1回日本童画大賞優秀賞受賞。絵本に『バルバルさん』『もりのおふろ』『どうぶつサーカスはじまるよ』(福音館書店)、『どろぼうだっそうだいさくせん!』『もじもじさんのことば劇場 オノマトペの巻』(偕成社)、『そこにいますか―日常の短歌』(岩崎書店)、『うんこ!』(文溪堂)、『どうぶつぴったんことば』(くもん出版)他多数。
出版社からの内容紹介
いつもひとりぼっちのおばけくん。でも、ハロウィンの日だけはちがいます! 「トリックオアトリート」と、仮装をした子どもたちといっしょにお菓子をもらいにいきます。もちろん、子どもたちはおばけくんが本当におばけだなんて気づいていません。ところが、ある家にきたとき。犬が突然おばけくんに飛びかかって……。
子どもたちとおばけくんの、こころあたたまる友情ものがたり。
『ぼうしくんのクリスマスプレゼント』に続く、新井洋行氏のシーズン絵本第二弾!
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
みどころ
じごくのはずれにある「じごくこうえん」駅にやってきたのは、ぬのおばけと、ほねおばけ。
「ああ、たいくつだなあ。」
「たまには にんげんを びっくりさせに いこうかな〜。」
というわけで、にんげんをおどかしにいくため、出会って意気投合したふたり。
仲良くホームで、やってくる列車を待っています。
ところが……。
やってくるのは、毛むくじゃらのおおかみおとこ列車や、真っ赤にもえる火のくるま列車、棺桶がならんだ吸血鬼の寝台列車。
おおかみおとこには骨をかじられそうになるし、布には火がつくし、切符代を血ではらうこともできないし、なかなかちょうどよくふたりが乗れる列車がきません。
長い間待ってとうとうやってきた列車には、人がいっぱい。
はりきって、ふたりは、にんげんをおどかそうとしましたが……!?
オチをちょっぴり教えてしまうと、実はこれはハロウィンでおばけとにんげんがあべこべにおどかされてしまうお話。
おばけたちの困った顔、あわてた顔がおもしろい!
いかにもおばけらしい列車が次々やってくるのを、ドキドキしながら待つのは、子どもたちがきっと大好きな時間です。
「ゴトン ゴトン ゴトン」「ガタン ガタン ガタン」と列車が近づいてくる音を、親子で想像して味わいながら、ついに「キエ〜〜〜〜〜!」「イッヒッヒ〜〜〜〜!」とおどかす場面は、雰囲気たっぷりに読んであげてくださいね。
作者しのだこうへいさんには『どうぶつれっしゃ』という絵本作品もあります。
それぞれ巻末に親子で体遊びが楽しめる「おばけれっしゃのうた」「どうぶつれっしゃのうた」を掲載。
イラストと楽譜が載っていますので、遊んでみてくださいね(歌はひさかたチャイルドのサイトで聴くことができます)。
列車の音がゴトン、ガタン…。2冊あわせて読むと楽しいですよ。
出版社からの内容紹介
こわいものなしのサイモンは、友だちをさそっておばけやしき探検へ。
幽霊にオオカミ男、吸血鬼。次々に出会う怪物に友だちは悲鳴をあげるけれど、サイモンはへっちゃら。
ところが、最後にサイモンもにげだすほどこわいものが!
レビューより
こわいものなしのサイモンは、友だちを誘っておばけやしき探検へ。「ぼくは勇敢なサイモン・レスター・シュトラウス。おばけやしきなんて怖くない。おばけがこわい人はついてこないで!」と、友だちとおばけ屋敷を探検します。何が現れても平気なサイモンですが、とうとう友だちに笑われてしまいます。サイモンが怖いものってなんでしょう?最後のオチまで期待して読んで欲しいです。(ぽんぬさん)
出版社からの内容紹介
キルトは小さなおばけです。みんなは白いシーツなのに、どうして自分だけパッチワークキルトなんだろうと落ち込む毎日。あるハロウィンの夜、勇気を出して人間の家に近づき、バレリーナの仮装をした女の子と出会って……。
この書籍を作った人
神奈川県生まれ。『五月の初め、日曜日の朝』で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞を受賞。他にも、絵本の翻訳『ジャックのあたらしいヨット』(産経新聞出版文化賞)、『皿と紙ひこうき』(日本児童文学者協会賞)、駒井れん名義の『パスカルの恋』で朝日新人文学賞を受賞。著書に「すみれちゃん」シリーズ、『キャベツ』『兄妹パズル』『卵と小麦粉それからマドレーヌ』『群青の空に薄荷の匂い』、『おにんぎょうさんのおひっこし』『あそびましょ』『しろうさぎとりんごの木』、絵本の翻訳に『美女と野獣』など。
出版社からの内容紹介
きょうは たのしいハロウィーン。おひめさまに、まほうつかい、かいぞくのぼうしもある!
ところがくまちゃんたちは、とりあいっこをはじめたよ。だいじょうぶかな?
レビューより
くまちゃんシリーズの本に、ハロウィーン出ました!
表紙のタイトル文字が、キラっと光り、ちょっぴりハロウィーンな感じを出しています。
ハロウィーンと言えば、仮装ですが、ぷよぷよくまちゃんは遠慮していたら、みんなに衣装を持っていかれてしまいました。
ちゃいくまちゃんが、突き飛ばされてしまって衣装選びに加わっていないぷよぷよくまちゃんに、「なにかもらってくれば?」と声をかけるのも、良いことですし、ふわふわくまちゃんが気付いて、「つきとばしてごめんね」と、衣装を渡してくれ、他のくまちゃんたちも気付いて一つずつぷよぷよくまちゃんに渡すというのも、とても良いと思いました。
楽しめてないのかなぁと思う子に声をかけてみる、困っていたら助けてあげる、そんなことも学べて、行事を楽しむだけではないところが良かったです。2歳の我が子も、ぷよぷよくまちゃんを心配していましたが、最後は仲良く楽しめてホッとした顔をしていました。(うさぎのタンタンさん)
この書籍を作った人
アメリカのイラストレーター。主に幼い子ども向けの絵本の絵を描く。作品に、『おすわりくまちゃん』『おやすみくまちゃん』『おふろのくまちゃん』『だいすきぎゅっぎゅっ』(いずれも岩崎書店)などがある。ノースカロライナ州在住。
出版社からの内容紹介
はじめて仮装パーティーに招かれたジョージ,自分もなにかに変装してみたくなります.いろいろと衣装をためして,かっこいいカウボーイに決定! ところがみんなに見せる前に,おばけ騒ぎがおこって……。
レビューより
ハロウィーンパーティーは参加したことがないですが、とっても楽しさが伝わってくるお話でした。
ジョージがいろんな衣装を試着する姿がかわいかったです。カウボーイ姿もすごく似合っていました。
パーティーでは、福笑いみたいなのをやっていたり、りんご加えゲームをしたり、みんなで盛り上がっている様子に、私も参加したくなりました。りんごくわえげーむなんて初めて知りました。
もらったプレゼントにはびっくり! 開けるたびにパーティーの楽しい思い出がよみがえりそうですね。(てつじんこさん)
この書籍を作った人
ハンス・アウグスト・レイ(1898-1977)マーガレット・レイ(1906-1996)ハンスはドイツのハンブルクに生まれ、幼い頃から、絵を描くことと動物が大好きでした。マーガレットも同じ町の生まれ。ともにドイツ系ユダヤ人の家庭で、家族同士の交流もありました。ハンスは第一次大戦中、ドイツ軍の兵士として従軍。戦後は大学で哲学や医学、外国語を学びますが、1924年、深刻な経済不況のためブラジルのリオデジャネイロに渡り、親戚の会社で働きはじめます。 マーガレットは美術学校を卒業後、写真家になりますが、ヒトラーが政権を握ると、ドイツを去ってブラジルへ渡り、1935年にハンスと再会します。ふたりは広告代理店をはじめ、まもなく結婚。新婚旅行先のヨーロッパでパリが気に入り、そのまま住み着きます。そして、ある雑誌の載ったハンスのユーモラスなキリンの絵がきっかけで、最初の絵本『きりんのセシリーと9ひきのさるたち』が誕生します。ふたりは、そのなかに登場する知りたがりやのこざるを主人公にしたお話を作りはじめます。第二次世界大戦がはじまり、1940年6月、ついにナチス・ドイツ軍がフランスに侵攻してきたとき、ふたりはその絵本の原稿とわずかな荷物だけを持ってパリを脱出、4か月かけてアメリカのニューヨークへたどり着きます。おさるのジョージの最初の絵本が出版されたのはその翌年でした。以来、ハンスとマーガレットは共同で、ジョージやその他の楽しい絵本をつぎつぎと生みだしました。
この書籍を作った人
公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳をしている。訳書に、『としょかんライオン』(岩崎書店)、『ないしょのおともだち』(ほるぷ出版)、『いっしょにおつかい』(岩波書店)、『いもうとガイドブック』(少年写真新聞社)、「ちいさなエリオット」シリーズ(マイクロマガジン社)など、多数。
出版社からの内容紹介
ハロウィンの日にかぼちゃのランプをみんなで作りました。ジーナは上手に作ろうとしますが、うまくいきません。おまけに友達にも意地悪をしてしまいます。はたして……。
レビューより
友達を妬んで意地をはってしまったジーナに待っていたのは、本物のおばけ達のハロウィンパーティー・・・。
これが、なかなか怖いんです。
なんたって、おばけに全力で追いかけられますから……。
怖がる子もいるかもしれないです。
ジャックオーランタンにトリック・オア・トリート、そしてハロウィンパーティー☆ ハロウィンってどんなことをするのか、よくわかります♪
そして、人を妬んでも、何もいいことがないとうことも、すごくよくわかります!
トリック・オア・トリート☆
本の中身は、ハロウィン、ホラー、教訓の詰め合わせ。
他のハロウィン本とは、また違ったカンジでおもしろかったです。(しゅうくりぃむさん)
この書籍を作った人
絵本作家・イラストレーター。主な絵本に『ハロウィンのランプ』『ブラザーサンタ』(岩崎書店)、『ポーリーちゃんのポケット』(教育画劇)、『おじいちゃんと日の出を見たよ』(佼成出版社)など。挿絵に『シュレミールと小さな潜水艦』(偕成社)、『あしたは晴れた空の下で』(汐文社)、『おひさまのワイン』(学研)、 『トトの勇気』(鈴木出版)などがある。その他、月刊保育絵本、グッツなど。日本児童出版美術家連盟会員。C.W.ニコル・アファンの森財団会員。
出版社からの内容紹介
ようかいむらでもハロウィンの仮装行列をしています。でも、ようかいが仮装って? そんな時、空とぶ船で外国ようかいたちがやってきて、ようかいむらのようかいとパーティーをはじめました。楽しいパーティーのそのあとに…。
レビューより
ようかいむらでハロウィンです。
仮装行列が始まりました。ようかいむらの妖怪たちはお化けの仮装をして、お化けの家をまわっています。
夜になると空とぶ外国ようかいたちも参加しました。日本の妖怪と、外国の妖怪。なんと派手なハロウィン!
妖怪たちがお化けに仮装することが、なんだかおもしろい。仮装の必要なんか、なさそうなのにね。(ジョージ大好きさん)
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
出版社からの内容紹介
『オデュッセイア』などの英雄叙事詩や『ギリシア神話』『イソップ寓話』などの神話・物語から、「ハリー・ポッター」シリーズや「ナルニア国」シリーズ、現代のSFやホラーの世界まで! 200冊以上の物語に登場する、あるとうれしい道具から、恐ろしい道具、役に立たない道具まで210アイテムを紹介。
この書籍を作った人
1974年、イタリア、ピエモンテ州生まれ。児童文学作家。高校時代より短篇の創作をはじめ、15日間で書きあげたという『La Strada del Guerriero(戦士の道)』で1998年にデビュー。以降、数々のベストセラーを世に送り出す。謎解き冒険ファンタジーである『ユリシーズ・ムーア』シリーズ(学研プラス)は、世界数十か国で翻訳されている。『コミック密売人』(岩波書店)で2012年度バンカレッリーノ賞受賞。