うんたろさんは「うんち研究家」。 動物のうんちのことならなんでもまかせて! ・・・というわけで、今日も朝早くからうんちのみまわりです。 なんてったって、いきものが元気かどうかはうんちを見ればすぐわかる、のだそうですよ。
そんなうんたろさんに助けを求めてやってきた子がいます。 かばの子ども、かばくんです。 なんと!うんちがぬすまれたんですって。 かばはね、陸にあがるとうんちをしながら歩いていって、帰りはうんちをたどって帰るんです。 だから、うんちはみちしるべ。ぬすまれると困るのです。
さてさて探偵よろしく、うんたろさんがうんち泥棒を探しに出かけます。 出会ったのは、かまどどりさん、しろありさん、そして・・・。 犯人は一体誰だったのでしょう。そして目的は?
一緒に犯人探しをしているうちに、かばのうんちが大切な役目をになっているだけでなく、色んな生き物のうんちが思いもよらないところで役に立っていることに気がつかされます。まだまだうんちの世界は奥が深いのです。
お話を楽しんでいるうちに、科学の知識もついてしまう「うんと」お得なうんちの絵本第2弾! 「うんちを食べる虫」が大好きなはたこうしろうさんも、生き生きと絵を描いていますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
うんち研究家うんたろさんは、うんちが盗まれたせいで迷子になったカバの子と一緒にうんち泥棒を探しにでかけますが…。科学の知識もわかってしまう、うんとお得なうんちの絵本第2弾です。
小学校の支援クラス(2〜5年生在籍)での読み聞かせに選びました。
7歳〜11歳と年齢幅もありましたが、色んなうんちに真剣に見入り、オチに笑い、子供達は楽しかった、先生からは面白い本でした、と感想をいただきました。
うんちがテーマなので興味を惹きやすく、園児には早合点しない、まず話を聞く、などわかりやすく諭せる、また小学生中学年くらいまで?楽しめる本だと思います。 (順太郎さん 40代・ママ 男の子18歳、男の子12歳、女の子4歳)
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